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ふるさと納税の使い方について財政課と協議。

こんにちは!

9月議会では、ふるさと納税の使い方について提言しました。

議会の提言だけで終わるはずもなく、相変わらずレポートを作成し、財政課と協議、協議。

この協議することにより、令和4年度のふるさと納税の使い方については、良い使い方となりました。
昨年の今頃の財政課との協議は何度となく行い、担当者の方とあーでもない、こーでもないと真剣な議論をしました。

敦賀市財政課の職員さんとは、意見の相違もあった場面もありましたが、それでも、寄付の尊さや、寄付者の気持ちについては、お互いに理解し合えたかなと思っています。

協議の際に思ったのは、敦賀市財政課職員さんの能力の高さと、財政を預かる者としての誇りを感じました。

また、過去の失敗経験も活かそうと努力し、改善を重ねているところも、とても良いと思いました。
令和4年度は、ふるさと納税の寄付金の使い道としては、ほぼ100点満点の
87点というところ。

それぞれの価値観がある中で、100%は難しくても、10人中、9人はこのふるさと納税の使い方いいね!と思ってもらえるようにしたいですね。

ここからは、財政課と協議した資料を添付します。(2022年9月に協議した資料です)

2022年9月19日
作成:前川和治

令和5年度「当初予算」ふるさと納税34億円の使用方針について

大事な共有部分
令和4年度の寄付額は約77億円、寄付者は44万人(寄付者は延べ人数なので40万人ほどの寄付者がいると考察)
77億円-経費33億円=粗利34億円  寄付者数40万人

寄付の使用方針の一番大事なこと。

「自分が寄付したお金が何に使用されると良いと思うのか?常に寄付者の気持ちになって考える」ことが一番大切な使用方針である。

寄付に対して、ふるさと納税だから、赤い羽根共同募金だから、庁舎建設に対しての寄付だからとか、色分けして考えるのではなく、1円でも、100万円でも、常に寄付者の気持ちになり、寄付の使い道について考えるべきである。


ふるさと納税の使用方針の細かい部分

1 寄付者の納得 → ◎最重要
① 寄附の目的と合致しているか? 
② 寄付者に報告した際に納得が得られるのか? 
③ 寄付者に対し、わかりやすい寄付の使用しているのか?

2 市民の実感 → 〇重要
① 敦賀市民がふるさと納税のありがたみが実感できる寄付の使用か?
② 目に見える寄付金の使い道か?
③ 市民の多くがふるさと納税のありがたみが実感できる寄付の使用か?

3 市内経済に寄付した寄付金の使用 → 〇そんなに重要ではない
① 34億円の寄付額が市内の経済活性化に結びつくような寄付の使用か?
② どれだけの市内経済の活性化に結びつくか考えての寄付の使用か?
令和4年度「当初予算」でのふるさと納税の使用は概ね良い。

例:観光協会補助金1億円~
敦賀花火大会への寄付の使用は、寄付者に案内DMを出すことで、寄付者約40万に敦賀に来てくれるような宣伝ができる。
元々、ふるさと納税の寄付者は、敦賀に魅力を感じ寄付をしていただいているため、敦賀に興味は普通の人よりも高いため、宣伝効果はどんな出向宣伝よりも大きく、分母である40万人の寄付者は、情報発信においては、最強の顧客情報である。
1割4万人でも、2割8万人でも、敦賀花火にお越しいただければ市内経済に寄与し、市内の飲食店、宿泊業が潤うため市民もふるさと納税寄付者を実感しやすい。
また、寄付者は、自分の目で花火を見て、寄付の使用を実感できるため、寄付者の納得感につながる。

例:敦賀まつり開催、ミライエ、各種イベントについては、ふるさと納税の使用方法については、寄付者の納得が得られやすく、市民の実感もあり、市内経済に寄付すると考える。


●広報つるが・RCN放送・敦賀FM放送の経費 → マチイロWEB・ラジオWEBで寄付者に読んでもらい敦賀の今を知ってもらうことができる。寄付者にはQRコードできちんと番組コードを伝えること。

●防災関連の経費 → 寄付者のお住まいの地域が何か災害があった際に、敦賀に避難してもらえるような案内をすると、防災備蓄の購入は寄付者に対しメリットあり。

●移住定住促進の経費 → 移住定住をしてほしいことを寄付者に対し、発信することは敦賀の魅力PRにつながるため良い。また、上記のように寄付者は基本的に敦賀に興味あり

●地域共生社会サミット開催にかかる経費 → 寄付者の方に敦賀に来ていただくチャンス。

●保育園整備事業費 → 保育園の改修は目に見えるため良い

●健幸スマイルチャレンジ事業 → アプリなので、全国の寄付者の方にも健康になってもうい、景品は敦賀名産を送れるのでとても良い。

●中池見湿地関係経費 → 寄付者の方に中池見湿地に来ていただけるような仕組みであれば良い。

●海岸漂着物経費 → 寄付者の方と一緒に清掃をするような活動の仕組みであれば良い

●伝統野菜復活事業経費 → 寄付者の方に野菜をPRし、食べてもらえるような取り組みであれば良い

●敦賀真鯛の事業経費 → 寄付者の方に真鯛をPRできる仕組みなら良い

●北陸新幹線まちづくり関連事業 → 寄付者の方に新幹線開業をPRすることや、首都圏の寄付者の方が敦賀に来てもらえるような事業の仕組みであれば良い

●消費拡大支援つるが割 → 寄付者の方にもつるが割・アプリを取得してもらい敦賀に来てもらえるような仕組みであれば良い。
旅行関係のつるが割でも面白い

●市内宿泊促進事業経費 → 寄付者の方にPRできるなら良い

●観光関係全般経費 → 精査は必要だが、寄付者の方にPRできる内容のものが多いので概ね良い。

●リラポートの改修経費 → 寄付者の方に来ていただける仕組みであれば良い

●公園整備経費

●多世代ウエルネス広場整備

●新幹線開業にかかる経費、駅前、駅裏の整備など

●図書購入費

●文化芸術、つるが芭蕉、柴田氏庭園、武田耕雲斎、山車会館、博物館、



2022.9 前川和治作成



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