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致知2018年1月号「仕事と人生(総リード)」を読んで


冒頭の河合寛次郎の言葉「新しい自分が見たいのだ―仕事する」

仕事で変化し、成長する自分に限界はない、ということか。
憧れの人がいたり、目指している所があったり、切磋琢磨するライバルがいたり、たいていは成長して、変化していく自分のイメージがあって、そこに向かっていくものの様に思う。ただ、仕事で自分自身が、人生観を180度変えたり、予期せぬ成長を経験してきた自負がある。それを踏まえると、仕事で自分自身を磨く活動に終わりはないのだと思い直す。

我が社金堀重機の職人たちが抱く「職人魂」は、人それぞれに色々なこだわりが積み重なっていると思う。何気ない仕事に対する思いや、こだわりは、きっと、「そこまで考えてたんだ」という驚きや、「やっぱりそうだよね、大事だよね」という共感を呼ぶものまで、たくさんあるはずだと思う。
今の当社は、なんとかお客様の期待に応えながら、やっていけていると思う一方で、センスの良い人財に救われているだけで、何とか迷惑をかけないギリギリのところにいて、仕事を繋いでいるが、実際は、相当厳しい「綱渡り」を演じているということではないだろうかと思う。必要な経験を得られるよう促し、ケアをして、身に付けさせていくというフォロー体制が完璧でないのであれば、それは組織の責任であるが、ベテランの技術と精神を伝えていくには、そもそも周りのサポートがいるのだと思う。職人には、わざわざ、自ら、「昔はこうだった」と語ってくれる人の方が少ないものだと思うからだ。

皆の職人魂を言葉にして、伝え、繋いでいくことができたら、更に、金堀重機らしい何かが言葉になって生まれてくるのだと期待して、これからの一年、皆の言葉や想いを引き出すことを進めていく。

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