年収が段違いになる書籍 その1

書籍:「後回し」にしない技術


前提:なぜ書籍の紹介をするのか?

お世辞にも賢いとは言えない私。数多くの失敗を繰り返し、成功の秘訣を求めてビジネス書を年間200冊以上の書籍を読み、実践しては挫折するそんなことを繰り返していました。
それでも数々の失敗の果てに二十代で年収は2000万円を超えていた。そんな私が「もっと早くこの本を読んで実践していたら、あんなに苦労しなかったのに!!!」っと感じた書籍を紹介していきます。
しかし一つだけ約束して欲しいことがあります。

本を紹介されて実際に読む人は、1000人中200人
本を読んで実際に一回でも実践するのは200人中40人
本に書かれている事を継続して実践している人は40名中1人程度です。

どんなに素晴らしい本でも「継続して実践」しないと意味がないのです。
書籍を読んだなら是非毎日1分でも良いので「継続して実践」を心がけてください。

この本を読むべき人

  • 忙しい時に暇になったら、「あれしよう、これしよう!」と思いつつヒマになったら何も出来ないという経験がある人

  • 期限が迫っているのに、やるべきことよりも掃除をし始めた経験がある人

  • 目標立てたが何年経っても少しも手がつけられていない目標がある人

  • 忙しくて出来ないと感じることがある人

  • 3日坊主どころか1日坊主な人

この本で得られること

  1. なぜ3日坊主になるのか自分の心理が理解できるようになる

  2. 3日坊主がなくなる。

  3. ストレスを感じにくくなる。

この書籍を実践するためのコツ

「一番最初は」呼吸するぐらいの自然に取り組める程度の粒度まで目標を分割する事です。
後段に記載していますが書籍を読むなら、「本を開く」を目標にします。
ストレスを減らして本を開く事を「習慣化」するが一番重要です。
習慣化出来ないと成果は100%ありませんと断言します。
私が今まで失敗した多くは、いきなり効率的に質から入って量を減らそうとしたり、成果を早く出したいという思いから無茶な量をこなそうとしてすぐ失敗していました。
今は習慣化してから、量を増やし、気づきから質の改善に繋げることを意識してから挫折は極端に少なくなりました。

実例で挙げますと、2021年7月に遅ればせながらクラウドの勉強としてAWSのSAA資格勉強を始め8月に合格、8月中にSAAの勉強書籍記事に協力。10月にAWS SAP取得、11月から毎週Azureの試験を受験し12月上旬にAzure Expertを取得しました。最初はクラウド系の資格試験の勉強をゆっくり始めある程度知識が溜まったら質を重視して量を減らすことが出来たからこそ、最後に短期間で資格を取得出来ました。

弱点:この本ではカバー出来ない事

この本はあくまでも3日坊主を無くための心のハードルを下げる書籍です。
つまり習慣化・量・質のうち、習慣化のマインドのみに特化しているため、
量と質に関する実践方法は記載されていません。

量と質の実践方法については、別途書籍を紹介します。

この本の効果

ある若手SEとの会話です。

若手SE「資格試験の勉強をしなくてはいけないから毎日10ページ読む事を自分に義務付けているんですが、家に帰ると疲れてて正直本を読むのが億劫で勉強しない日があるんです。そして気づけば1週間本を開かないなんてことがザラにあるんです。集中して勉強するコツを教えてもらえませんか?」

私「まず確認だけど、君は自転車を漕ぐ時12段変速自転車なら12段にしてからペダル漕ぐ人?」

若手SE「いや、そんなアホな事しないですよ。普通に1速から漕ぎます。そそれと勉強に何が関係あるんですか?」

私「人は負荷が高い状態をストレスに感じ、普通の状態に戻そうと脳が働く。君の10ページというノルマはまさしく12段からペダルを漕ぐような行為なんだよ。呼吸するように自然な気持ちで読めるぐらいに読むページ数を少なくしてみたら?」

若手SE「確かにそうですが、それだと全然勉強が捗らないじゃないですか?」

私「今の状態の方が全然捗ってないけど、ページ数減らして続けるのとどっちがいい?」

若手SE「そうですね。じゃあとりあえず試しに毎日1ページ読む事にしてみます」

〜〜〜〜〜〜〜 1週間後 〜〜〜〜〜〜〜

私「その後勉強の方はどう?」

若手SE「あの日帰って時、前と違って本を手に取る時気持ちが重くならなかったです。そして実際に1ページ読んでみたら、もうちょい読んでみようかなと思うようになり、結果的には1日4・5ページは読んでました。自分でもびっくりです。ただやっぱり疲れた日は気持ちが重くなって読まない日もありました」

私「まずは効果があってよかったね。全く読まない日があると自分を責めてしまい、また読まない日が続くかもしれない。だから、さらギアを下げて呼吸するぐらいの感覚になる目標に設定したら?」

若手SE「えっ!?それじゃあ、1行とかですか?、少なすぎません??」

私「もしストレスを感じなくなるギアが1行なら1行。さらに言えば本を開くという目標でもいい。とにかくストレスを感じない位、タスクを細分化するんだよ。必須目標は本を開く。次の目標は1行読む、さらに次の目標は1ページ読むというぐらいにね」

若手SE「分かりました。やってみますね」

そして、かれはそれから毎日勉強を続け、念願の資格試験(AWS SAA)に3ヶ月後合格出来た。

多くの人は、スマートに、そして効率的に、さらに短期間で成果を欲しすぎるあまり、ちょっとでもうまく出来ないと投げ出す代わりに後回しにして誤魔化す。

まずは量・質の前に「継続性」に着目し、継続性が身についてから量を増やし、最終的に質に繋げる事をお勧めします。

我が社の新入社員の皆さんは、この本は経費で購入出来ますので上司に申請をお願いします。購入後の実践レポートをお忘れ無く。


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