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「オフィスヘルス研究会」を発足しました

「健康」って、どういう状態でしょうか??

WHO憲章では、その前文の中で「健康」について、次のように定義しています。

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが
満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)

さてこの定義からあなたはどんな「健康」を具体的にイメージしますか?

健康には様々な定義がありますよね。わたしも自分の講座や講演においてよくこの「健康って?」を考えていただきますが、正解があるわけではなく、講座の趣旨によって、

「それは自律神経のカーブにおいて、活動と休息がリズミカルに繰り返されている状態である」

と提案することもあれば、

「身体の中の”液”が十分に仕事ができる状態です」

と説明することもあります。

20代の女子大学生が目指す健康と、50代・大手企業管理職のビジネスパーソンが目指す健康は、まったく同じものとは思えません。


身体性について、ビジネスパーソンの方、特に組織開発分野の方にお伝えすることが増えたり、企業への研修のようなプログラムを養成されるようになって思うことは、病気がないことだけでなく「生産性」や「集中力」「持続可能性」などをキーワードにした「オフィスにおける健康」「オフィスワーカーとしての健康」を定義してみることが必要なのではないかと考えるようになりました。

オフィスヘルス、を定義すると、それを阻害する要因がオフィスの中のそこここにあることに気付きます。そしてその対処法もクリアになってきます。

この度、この問題意識を共有できるすばらし仲間と出会い、「オフィスヘルス研究会」を正式に発足させました。

わたしはボディーワーカーとして、クラニオセイクラルやソマティック・エクスペリエンシング®というような、「神経システム」という観点で人の心身の健康を探求し活動していますが、


他に、鍼灸師でアスレティックトレーナーの長尾樹(ながお たつき)さん、


理学療法士/パーソナルトレーナーの福田 潤(ふくた じゅん)さん、


と、若くて有能で「とがった」お二人とともに研究することで、ぐんと視野が広がります。

ボディーワーク、鍼灸、理学療法、トレーナー。

それぞれのジャンルにおける「健康」の定義と、健康への道のつけ方は、大きな原理原則のレベルでは共通しても、かなりそれぞれが特徴的です。

近接業界であるほど、意外にコラボしたり意見交換したりする機会は実は少ないもの。

わたしも、それぞれの臨床の場を持ち経営者でもあるお二人に出会って、多くの刺激と知見を頂きました。

この3人でタッグを組んで、より立体的でホリスティックな、かつ実用的な「オフィスヘルス研究」を深めて行けることに心底わくわくしております!

夢を語って終わらず必ず何かが形になっていく毎回のミーティングがものすごく気持ち良いのです^^

ということで、今回はひとまずオフィスヘルス研究会発足のお知らせでした。

是非応援していただけたらうれしいです!!

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