一葉@ももんじゃ

わたしはゲームをするももんじゃ。 主にPCでできるゲームとたまにボードゲームを嗜んでい…

一葉@ももんじゃ

わたしはゲームをするももんじゃ。 主にPCでできるゲームとたまにボードゲームを嗜んでいます。 ゲームについて、主観的にではありますが色々と文章にしていきたいと思っています。

最近の記事

ゲームにおける「勝ち方」の話。

ゲームの最終目的って「勝利」であることがほとんどですよね。 でも対人ゲームであれば相手も同じように考えるプレイヤー。勝ちたいけど中々勝てなくて辛い。 そういう方は沢山おられるんじゃないでしょうか。 本日はそういう方のためになるかは分かりませんが、ほぼ全てのゲームに共通している言える「勝ち方」のお話です。 あいにく努力せずにという訳にはいきませんが、延々とやり続けろという話でもありません。 興味があれば、是非ご一読下さい。 ためになれば、嬉しいですね。 ■これでFA初っ

    • ゲームにおける「最強の入力インターフェース」の話。

      ふと思い出したので、私がハードデザインでとにかく導入した方がよいと思っている機能のお話をします。 それが「ジャイロ機能」です。 ■ジャイロ機能とはゲームハードにおけるジャイロ機能というと、現在では『Nintendo Switch』にデフォルトで搭載されているコントローラの機能の一つで、コントローラーの傾きを検知し、傾きに応じてゲームへの上下前後左右の入力をしてくれるものです。 ゲームにおけるジャイロ機能はどう使われているかというと、主に「視点操作」と「重力表現」だと認識

      • ゲームにおける「乱数の未来」の話。

        先日、有識者の友人と面白いお話をさせて頂いたのでご紹介です。 題して、「未来のゲームにおける乱数」というお話。 ■乱数とはまず、ゲームにおける乱数とはなんの表現なのかから振り返ります。 例えば「攻撃命中率が80%」というパラメータがあった場合にこの処理は実は過程と結果が逆転していて、本来は「統計的に十分足る数の攻撃を繰り返した結果80%の攻撃が命中したのでこの攻撃の命中率は80%」という結果であるところを、「同条件で攻撃すれば80%命中する攻撃を行う」という過程に置き換

        • ゲームにおける「カジュアルの重要性」の話。

          「カジュアル」という言葉は、検索してみると「格式ばらず、くつろいでいるさま。特に、気軽な服装のさま。」という説明がありました。皆様にとっても概ねイメージ通りの解釈になるかと思います。 ゲームに対しても「カジュアル」という言葉が使われることがあります。 私の印象では良い意味と悪い意味と両方の形で使われることがあります。 良い意味では先ほどの解釈通りくつろいでいるように、「気楽にエンジョイする」ようなプレイスタイルやゲームデザインを、悪い意味では「本気で勝ちにいかない、負けか

        ゲームにおける「勝ち方」の話。

          ゲームにおける「プレイスタイル」の話。

          「RPG」っていうゲームジャンル、ありますよね。 略さないと「ロールプレイングゲーム」となり、ロール(役割)をプレイング(遊ぶ)するゲームということで、主人公キャラクターが実質的なプレイヤーの分身のような存在となり、ゲーム内の物語を主人公視点でプレイヤーが辿っていくゲームのことをこう呼称します。 大雑把に言うと「ごっこ遊び」のみたいなものです。 今回はこのRPGの話……ではなく、ゲームを遊ぶ際には人によって様々なプレイスタイルがあるというお話です。 ちなみに私は、マンチな

          ゲームにおける「プレイスタイル」の話。

          ゲームにおける「抽象化」の話。(後)

          抽象化の話後編。 前編はこちら。 そんなこんなでゲームとは抽象化された疑似体験遊戯であるというお話でした。 後半は、私個人が洗練された取捨選択が好きだというお話をさせて頂きます。 前編にて、ゲームにおいてデータは抽象化されており、どんな要素を残してどんな要素を省くかはゲームデザインに依るとお話しました。 つまりそれは、ゲームで取り扱うデータには、それぞれのデザイナーさんの世界が詰まっているということです。 私は勝手にそう思っているのです。 そしてこの妙は、残す要素が少

          ゲームにおける「抽象化」の話。(後)

          ゲームにおける「抽象化」の話。(前)

          前回はゲームのリアリティについての話をしました。 今回はその派生として、ゲームの抽象化の話をしようと思います。 ゲームの抽象化と言われても何のことか想像もつかないかもしれませんので、冒頭で一つ例を挙げさせて頂きます。 「ゼロになるまで普通に動けてゼロになった途端に全く動けなくなる、HPとは一体なんぞや」 そういうお話です。 ■「HP1」談義とりあえず例題の件を続けて取り上げてみます。 これもゲーマー談義あるあるですが、いわゆる体力的なステータスである「HP」って何な

          ゲームにおける「抽象化」の話。(前)

          ゲームにおける「リアリティの要否」の話。

          ゲーム談義をする際にお題にもなりやすい、リアリティの要否。 ゲーム全般のクオリティもどんどん高くなっていく昨今、ゲームにリアリティは必要なのかどうか。 今回はこの点について、私の見解を記させて頂く次第です。 ■リアリティの定義まずは、ここで語る「リアリティ」ついてざくっと定義しておきます。 私はリアリティとはまず二つに大別できると考えていて、それらが  ・システムのリアリティ  ・グラフィックのリアリティ になります。 今回の話は前者についてであり、後者のそれとは全

          ゲームにおける「リアリティの要否」の話。