魔法が起きる場所 ②-1 (御厨人窟)
Twitterからの情報で、高知県北川町に「モネの池 マルモッタン」があることを知りました。しかも、クロード・モネ財団より世界で唯一「モネの庭」と名乗ることを許された奇跡の場所だとか。日本にあることは知っていたのですが、まさかの高知!!(驚)
北川村「モネの庭」マルモッタンはこちら
日本にあるというモネの池の画像を、ネットで何度か見たことがありました。モネの池ってどんな所なんだろう・・・と、思い描くことはあっても、見に行きたいと思うほどの熱意は正直ありませんでした。でも!高知県に在るというなら話は別です。高知なら余裕で射程圏内ですもの💖(⇦やや意味が違う?)
速攻で旦那さまに「高知にあるモネの池を見に行きたい!!」と伝えたら、「いいよ~」という快い返事をもらったので、梅雨が明ける前の涼しい時期に行くことに決め(曇り時々晴れの日を狙うつもり)、モネの池周辺のホテルや観光地をいろいろ調べました。室戸廃校水族館というのもあります。とても面白そうなので足を伸ばして室戸まで見に行ってみてもいいなぁ~と計画を立てていました。
ところが、です。今年の梅雨はとても長く雨が降り続きましたよね。Twitterで【モネの庭 公式】に出された画像を毎日見ていると、雨の日のモネの池はビミョウで、何と言うか、少しずつモネの池を観たいという気持ちが風船が萎んでいくように無くなっていったのです。
姉に「高知のモネの池に行ったことある?」って聞いたら、「あるよ~」との返事。「どうだった?」って聞くと「まぁまぁ(普通の意)」「そっかぁ」と残念な返事をしたら、「物凄ーく良かったら、行ったことを間違いなく貴方に報告してる!」と言います。う~ん。。。
「実はね、雨の続いたモネの池の画像を見ていると、小学校の時、校舎の裏庭に池があったでしょ?そこにスイレンの花が咲いていたのを思い出すのよね。。。」と、遠くを見るような目で話したら、「そう!そう!!それよ!モネの池は小学校の池と同じだった!!」・・・(・:゚д゚:・)ガーン!!
色鮮やかに思い描いていたモネの池が、あっと言う間にモノクロになってしまいました。行くの、やめよう。。。
翌日、旦那さまに「モネの池、やっぱり行くのをやめようと思う」と伝えたら「賢明な意見だと思う。田舎に住んでいる我々がモネの池を見に行ったとしても、感動するとは思えないから。。。」との返事。返す言葉がありませんでした。
その翌日の朝の出来事でした。
PCを立ち上げメールチェックをしてみると、パワーストーンの注文が入っていました。わーい、わーい。大喜びで発送先を見てみた時、身体が凍りつきました。。。
お買い上げくださった方は、室戸岬町の方でした。
モネの池や室戸岬に行くのをやめると断言した翌朝に、まさかの室戸岬町の方からのお買い上げ。
「出たーーーーー!! 室戸岬!!! 」
声にならない雄叫びを上げてしまいました。
そう、室戸岬はかつて私が不思議な体験をした場所でもあったのです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
その昔、姉と二人で高知県の室戸岬にある「御厨人窟(みくろど)」という所に行ったことがありました。
当時の私は空海にただならぬ興味を持っていました。「空海が御厨人窟で難行を積んでいた最中に明星が口に飛び込んできて、その時に空海は悟りを開いたのだ」というのを聞いて、居ても立ってもいられなくなり姉を誘って室戸岬まで行ったのです。
明星が口から入って来るなんて凄ーい!!どんな所なのか見てみたーい!体感してみたーい!!・・・それだけの話だったのですが。。。
四国の地図を見て頂くと分かるのですが、四国の右下に尖がったところがあります。そこが室戸岬で、その岬の先っちょに御厨人窟があります。果てしなく遠い場所でございます。orz
御厨人窟に実際に行ってみて、その場の波動を感じて満足した私は思いました。「こんなに遠い場所にはもう二度と来ることはないだろう。。」って。
御厨人窟を出て、さあ帰りましょうかという時に、姉に待ってもらって、ご神域から外れていて、尚且つ心地の良い場所を探しました。神社というのはたいてい結界が張られているので、そのご神域(結界)から外に出たところで記念に石を拾って帰ろうと思ったのです。なぜ石を拾おうと思ったのかは全く記憶にありません。お土産物の店がなかったので記念になるものを持って帰りたかったのかもしれません。
心地よい場所を見つけた私は「記念に石を4個拾わせていただいて持ち帰りたいのですがかまいませんか?」とその土地の氏神様に尋ねてみました。
私の脳内でOKという鐘がカランカランカラン♪と鳴りました。(くじを引いて当たった時に鳴らしてもらえるあの鐘の音です)「ありがとうございます。4個いただいて帰りますね」と丁重にお礼をお伝えして私たちは御厨人窟を後にしました。
それから一か月くらい経った頃でしょうか。突然携帯が鳴りました。(携帯は突然鳴るものですが、いつもと違う感じに鳴り響いたのです)
かけてきたのは姉でした。
「ちょっと聞きたい事があるんだけど、貴方は室戸に行った時に御厨人窟で石を拾ったよね?」
「うん、拾った」
「ねぇ、その石、何個拾ったの?」
「えっと、4個。」
「ビンゴ!!!!!」
「えっ?何?なに?ナニ? 何のこと??」
姉の話を聞いてみると、私たちには妹のように親しくしている子が居るのですが、その子(仮名をB子さんとします)が突然、「石が観える。。。石が元の場所に帰りたがっている。。。石の数は・・・4個。」と、言い出したそうです。姉は「その時 貴方が室戸岬で石を拾っていたのを思い出して、いったい何個拾ったのか聞きたかったの!」と興奮した声で答えます。
「4個で間違いないのね!?」
「うん、間違いなく4個。」
「わかった。今からBさんに貴方が石を拾ったことを伝えていろいろ聞いてみるね!」
「よ、よろしく。。。」 ←青ざめている
いやいやいや、私は石を拾う時にちゃんと氏神さまに「拾って持ち帰ってもいいですか?ってお聞きして確認を取ったもん。ちゃんとカランカランカラン♪って綺麗な音色でOKの音が聞こえたし。その時はめちゃくちゃ言い訳ばかりが頭の中を駆け巡りました。私、悪い事していないよーって。
お気付きかと思いますが、Bさんは霊能者です。彼女は何かしらのメッセージを受け取ったのだと思います。でもまさかそれが室戸岬の石4個の情報だったなんて。。。ヾ(。>﹏<。)ノ
私は室戸に何かしらのご縁があるのかもしれません。
そうなると、モネの池の画像をTwitterで観たのにも意味があるのかも。
まるで室戸が私を呼んでいるかのようにも思えてくるのです。
モネの池に行かないことを決めたのが夜で、その翌朝パワーストーンのお買い上げがあるって・・・まるで「室戸岬」が私を呼んでいるように思えてなりません。私の考えすぎなんでしょうか。。。
何があるのかは知らないけど、次なる展開がちょっぴり楽しみです💖笑
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今回の話、一度に書ききれなかったので、次に続きます。
次回は石を還しに行った時のことを書かせていただきますね。
お楽しみにね~💕
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?