ジェネレーションギャップ扇動は若年層への差別扇動だ(2024.02.23)

ネタでも本当にこういうのはやめてほしい……。そもそもマスコミなどが面白おかしく取り上げる、(権力構造を背景としない、ただのコミュニケーションギャップに過ぎない)「○○ハラ」なる言葉は、こういう風に若年層へのバッシングを煽るものでしかない。

こういう風なただの(話題作り以外の目的が見当たらない)「○○ハラ」という煽りは、若年層によるハラスメント告発に対して有害でしかないので(権力構造の問題がただのジェネレーションギャップの問題として処理される可能性が高まる)、本当にやめてほしいです。

で、そういった世代論は、こういう若者差別者を大喜びさせるわけです(困窮する20代に対して「それでも自民党を支持するレミングの群れ」と言い放った左派系のインフルエンサー)。「若者の右傾化」論によって培われた、ネット左派を中心とする「反若者」的なエートスは、現実に若い世代によるリベラルな社会運動や志向の存在を、「内輪」のコミュニケーションのために否定してしまう。世代論は差別扇動でしかないことをもっと認識すべきです。

改めて、こういう軽い気持ちで扇動されるジェネレーションギャップ扇動は、若年層に対する差別扇動として捉えられるべきです。

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