見出し画像

徐福の墓〜童男山古墳

福岡県八女市。ここに、童男山古墳(どうなんざんこふん)と呼ばれる古墳群があります。一説では徐福の墓と言われており(物的証拠は無い)、行っておくべきだと思ったわけです。

福岡市から車で久留米市を通り、八女市へ。京都の新井崎神社のように、徐福の看板があるわけでもなく、ほとんどアピールも見ないまま、小高い丘を登った先に古墳群がありました。

駐車場完備。

童男山古墳駐車場


6世紀頃の古墳群だそうで、徐福が生きていた時代から800年以上、経過した時代の古墳なんですね。


古墳群の先には、徐福像が。私以外には誰一人いませんでしたので、貸切です。


相当大きい…と思ったら、不老不死にちなんで『4.771m=シナナイ』だそうです。

近くに素盞嗚神社、八十吉大明神社があったので、参拝してから古墳を巡ることにしました。理由はありませんが…ご挨拶が先かな、と思ったわけです。

不思議なことに、八十吉大明神社は調べても情報がほとんど出てきません。雰囲気も不思議な神社でした。

情報がほとんどない八十吉大明神社



そしていよいよ、1号古墳へ。他の巨石文明もそうですが、人の力では無理なのでは?と思うくらい大きな石が積み上げられてます。

1号古墳は、古墳群の中央の最も目立つ場所に位置する径48mの大型円墳です。南西方向に開口する横穴式石室で、推定全長18mもあります。内部の動画を後ほど載せますが、後室奥壁には大型の石屋形が設けられ、その内部と右側壁に2基の石棺身が置かれています。

よく見ると細かく平らな石が岩と岩の間に挟まれており、明らかに自然発生したものではなく、人工的な石積みであることが分かります。


いよいよ、1号古墳の内部に潜入です。動画で伝わるかどうか分からないのですが、なんとも不思議な光景に出くわしました…


古墳に入る時に、内部で揺らめく光があることに気づいたんです。『きっとロウソクの火が揺らめいてるのだろう』と思ったのですが、それにしてはあまりにも大きく揺らめいていました。最初、その光の正体が分からなかったのですが、古墳内を見渡すと上部にある開口部から射し込む日光だったんです。

Googleなどで検索してもらえれば分かりますが、開口部の画像はあっても、このように揺らめく日光の画像は皆無なのです。

先人達も、この光に神秘性を感じていたのかもしれません。この場所に光が刺し込み、動画のように揺らめくのはほとんど奇跡的で、時期(季節)による太陽の角度と時間と気候が完璧に一致しなければ見ることは出来ないでしょう。もちろん、事前の情報も皆無なのでそれを狙って訪れたわけでもなく、私以外に誰もない古墳の内部で偶然に出くわした光景なのです。

これを現地で体験してしまうと、一気に鳥肌が全身に発生し、偶然を超越して『これは必然なのではないか』と確信するに至ったわけです。至極精神的な、スピリチュアルな放言であることは自ら認識しているのですが、そのような常識はどうでもいいと思えるほどの、時空や時間の概念をひっくり返すような、まるで映画『インターステラー』の世界に迷い込んだような感覚でした。

拙著『歴史から消された呂不韋の真実』で、『徐福の正体は呂不韋だったのではないか』という考察をしてきました。その説が当たっているかどうかはさておき、この古墳で体験した光というのは、徐福の魂がこの訪問を歓迎してくれたような、また、古代史の探索自体を応援してくれているような、得体の知れない感覚で身体中が満たされたのです。変なやつだと思われるのを覚悟してさらに書きますと、『よくぞ伝説の正体を突き止めたな』と徐福に言われているような光の揺らめきだったのです。動揺、驚愕、憔悴…様々な感情が去来したのを覚えていますが、全てがネガティブではなく、本当に体験したことな無いようなポジティブな感覚でした。先人達が、私がこの日・この時間にここを訪れることを分かっていて、このような仕掛けをしていたのではないかとさえ、思えてしまうほどでした。

↓拙著のご紹介↓


この体験も拙著の説も、信じるか信じないかは皆様の自由です。もし何かのご縁でこのサイトに辿り着き、拙著を読んだりして『童男山古墳を訪れたい』と思った方のために、この光の体験が出来た日時を記載しておきます。八女市のウェブサイトにもどこにも掲載されてません。もちろん日によって日照角度や条件が変わるので、私が訪れたピンポイントの日時になるのですが、雲ひとつない快晴という条件が重なれば光に出逢えるでしょう。

6月3日 13:46〜13:50

少し、スピリチュアル過ぎる投稿になってしまった感はありますが、自らの体験や肌感覚は、頭で考えていること以上に否定できない事実として記憶に刻まれます。

京都・新井崎神社に続く、徐福ゆかりの地への旅でした。日本各地にゆかりの地がありますので、またどこかへ訪れようと思います。

お読み下さりありがとうございました。

サポートありがとうございます。独自の取材・考察に使わせていただきます。