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アメリカ、ついに香港不安定化への長年の干渉を認める

ジャーナリストの方の記事を引用させて頂きます。日本のメディアはきっと報じないでしょう。

<要点>
In a bipartisan grilling of Michael Pack, the new head of the US Agency for Global Media (USAGM), in the House Foreign Affairs Committee, members of Congress finally owned up to the significant role agents of the American government and official media had played in fomenting unrest in Hong Kong, not only during last year’s protests and riots, but many years before that.

(翻訳)下院外交委員会での超党派のマイケル・パック氏~~米国放送理事会(USAGM)の新任トップ~~の尋問で、昨年の香港での抗議や暴動の時だけでなく、何年も前から、アメリカ政府と公式メディアのエージェント達が香港の不安定化を煽るために重要な役割を果たしてきたことを、議員達がついに認めた。

そういうことです。私も下記のような記事で、アメリカが仕組んできた正体についてずっと書いてきました。

ウイグルも同じ構図です。中国はウイグルにメディアを招待していますから、メディアの方はぜひ行ってください。そして映画ムーランを巻き込まないで欲しい。

チベット。

ムーランについて。

日本のメディアは、未だに周庭を民主化の女神だと称賛し、黄之鋒や陳浩天のツイートを取り上げ、香港は中国によって酷い目に遭っているという論調を繰り返すのですが、独自取材をしてアメリカが裏で何をやってきたかを白日の下に晒すメディアが1つくらいあっても良いと思います。

当然、中国に対しても、です。

こういう劣悪な状況下にあるアメリカ・メディアの記事を日本語に翻訳するだけではダメで、物事には多面性(少なくとも二面性)があるのです。正義があるとするなら、どちらかに肩入れするのではなく、両方の立場から物事を俯瞰して見れるくらいの洞察力・判断力・バランス感覚が必須なのです。

中国ばかりが非難されるのは、公平ではありません。日本人は、アメリカにコテンパンにやられた歴史を忘れ、アメリカが唯一の正義だと思い込んでいます。そして感情論的に、中国共産党が唯一の悪党だと批判します。批判の裏で、アメリカから武器や戦闘機を買う国なのです。我々の税金で。

本当にそれで良いのでしょうか。

大事なのは、政治と経済活動は全く一緒に論じないことです。トランプがさらに情勢をややこしくしてます。

長くなりそうなのでこのあたりで終わりますが、アメリカが人権問題・安全保障・民主化を言い出したら疑うことです。目に見えない正義を隠れ蓑にした、裏のビジネスが存在しないかどうかを見ることです。

お読み頂きありがとうございました。

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