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香港から離れる投資家|ジム・ロジャーズのポートフォリオ

HSBCの株価が酷いことになっていてビックリです。

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HSBC香港は先日マネロン疑惑がリークされていましたね。

HSBCは本社イギリスで、アメリカのFATCA(外国口座税務コンプライアンス法)でガッチガチに縛られている上、過去に何度もアメリカ当局に罰金で数千億円もの「プレゼント」をしてきました。そろそろ中国からも「肩叩き」をされるのではないかと見られています。

私が習近平なら、香港の膿をこの際全部吐き出して、HSBCにもイギリスに帰ってもらう or 香港事業だけ買収して、米英資本の介在しない金融体制を作るかもしれません。とは言え、HSBCの口座保有者は多いですし、何と言っても香港ドル紙幣を発行している銀行なのでそう簡単には進まないのですが。私もメインバンクとして使っているので…マルチカレンシー口座が無くなるのは痛い。

<メモ>
香港の紙幣発行は中央銀行ではなく、HSBC(香港上海滙豐銀行)、スタンダードチャータード(渣打銀行)、中国銀行の3行が担っています。

ジム・ロジャーズのポートフォリオは参考になるか

HSBCは投資すべき銘柄なのか調べていたところ、ジム・ロジャーズ礼賛の記事がありましたので、引用させて頂きます。ちなみに以降の記事は、HSBCとはまったく関係ない流れとなります。

彼とは2回、セミナーを開催したこともあるのですが(大昔)、まさかポートフォリオがここまで似ているとは思いませんでした。最近は彼の発言もチェックしていなかったので、ビックリ。

<ジム・ロジャーズのポートフォリオ(記事内から)>
✅金、銀
✅アジアの航空会社の株式

私は金・銀については上昇時のスキャルピングがメインで、航空会社の株についてはChina Eastern Airlines Corp LtdとChina Southern Airlines Co Ltdを長期保有してます。ジムはどちらもガチホでしょうね。資金量が違い過ぎますから。

航空会社については、Covid-19を上手くコントロールしている中国に限定しています。というか中国しか考えられない。ジムがどこを買っているのか興味あります。

トランプが「追加景気対策の協議をストップする」と言っただけで、American Airlines(▲4.5%)もDelta Airlines(▲2.97%)も短時間で株価が急落しました。買うなら中国の航空会社しかないと思うのですが…

それにしてもジム、お元気そうですね。成功する方は精神的・肉体的健康への投資(お金・時間)もぬかりない。いくら稼いでも、こころの健康・からだの健康が伴わなければ、幸せとは限らないですもんね。

肝に銘じます。

本日もお読み頂きありがとうございました。


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