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受けるということ参考資料
受けるということ、参考資料
あらきとうりよう290
私は、信じるとは、とどのつまり「受ける」 ことだと思っています。しかし、自分の手が空っぽでないと、丸ごと受けることができません。ですから、千円でも、無ければ百円でも、とにかくおつくしさせてもらうことが、一番の受ける道であり、それが信じるということの本質だと、私は思います。
諸井慶一郎先生インタビュー
「教理大要」諸井慶一郎
第8章 道すが
「面倒くさい」という言葉について。
面倒は、面を倒す。すなわち感謝。
頭を下げ、心の低い態度の表し。
面倒を臭(くさ)いものとすることを、面倒くさいという。
臭い用事は心の肥えとなる。
ところで、臭(くさ)いは、「におい」とも読む。
また、においは「匂い」とも書く。
臭うのは、身に及ぶ危険の察知。
匂うのは、心が喜ぶ幸せの察知。
臭いを感じれば、人は不安を覚え、匂いがとどけば、人を安心にみちびく。
においがけという言葉が
心にくっつきがちな小さな埃について
惜しい惜しいと、身惜しみ、出し惜しむ心が、
ああしてほしい、こうしてほしいの欲しがりを育てる
欲しい欲しいが重なって
隣の芝生が青くなり、羨ましくも思い通りにはならず、ただただ憎くなる
憎い想いと裏腹に、我が身は可愛く、
我に都合のよい者は可愛いく、愛が偏り芯がずれる
可愛いは溢れ、憎いの根が伸び、恨みになる
恨みが肥えて、枝に不足の芽吹き、四方八方に腹立ちの花咲く
不足の花吹雪は散れ