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運動してるのに不健康な理由??

こんばんは。
仕事を辞めて3か月で4kg太ったいたこです( ̄▽ ̄;)

仕事を辞めてからコロナウイルスの影響もあり、ほとんど家から出ずこたつ生活になったせいだと思ってます。
身体は重いわひざは痛いわ、、、泣きそうです( ノД`)シクシク…

もともと私は、運動が苦手で家の中にこもるのが好きでした。
でも、大人になって運転を覚えドライブの楽しさに目覚め、1人でどこへでも行けるようになると、すっかりお出かけ好きに。休日も家にはいません。

それで私は自分のことを「アウトドア派」になったと思っていましたが、意外に「インドア派」が残っておりました!(^^)!

「仕事は良いエクササイズかもしれない」=「思った通りになる」

さて、本題はそこではなく「仕事は良いエクササイズかもしれない」=「思った通りになる」ということ。

スタンフォード大学のケリー・マクゴニガル教授の本「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」にこういう一節があります。

アリア・クラムが行なった「ホテルの客室係をしている女性たちでの実験」です。
客室係の仕事といえば重労働で、運動量は1時間300㎉にもなります。
これは、5、6㎞のウオーキングに相当します。
ちなみに、一般的なオフィスワークは1時間100㎉程度です。

こんなに重労働であるにもかかわらず、実験の参加者たちは「私は日常運動していない」と感じていました。
そして、彼女たちの身体は、その通りになっていました。
つまり、血圧や体形が一般的なオフィスワークの女性たちと同じようになっていたのです。

そこで、実験参加者の半数に
「いかに客室係の仕事が良い運動になっているか」や
「一日推奨の運動量を超えていて、健康効果が期待できるはずだ」
ということを説明したのです。

対照実験として、残り半数には
「健康に運動は大切だ」ということのみ説明しました。

4週間後、「客室係の仕事が良い運動になっている」と説明された参加者は
血圧が下がり、体重・体脂肪が減少しました。
そして、客室係の仕事が前より好きになっていました。
説明を受けなかった参加者には、そのような変化は見られませんでした。

これはどういうことか?

つまり、その人の「思った通りになる」ということ。
この場合は、「仕事は良いエクササイズで健康効果が出る」と思うか、「仕事は体への負担だ」と考えるかで、どちらの効果が出るかが決まるということです。

私の場合(調剤薬局の薬剤師)

さて、私にこれを当てはめてみました。
薬剤師として調剤薬局で働いていたのですが、私の勤務の特徴はこんな感じ⇓
① 通勤は自家用車
② 一日の拘束時間は、平均およそ9~10時間
③ 勤務中は基本的に立っている
④ 薬局内は狭く平坦
⑤ 一日の歩数は平均3000~4000歩程度

これで私は疲れてしまって、業務外に自主的に運動を入れることはしていませんでした。
痩せようと思って食事を減らしたりしても一向に体重は減らない・・・。
だから私は自分のことを運動不足だと思っていたのです。
(実験に参加した客室係の人と同じですね)

だから、仕事を辞めたところで食事の量が増えない限り、そんなに影響はないだろうと思っていました。
ところが3か月で4kg太る羽目に。人生最高の体重になってしまいました(´;ω;`)ウゥゥ

そして私が仕事をどう捉えていたか?

ご想像の通り?「仕事は体の負担になる」と考えていました。だから、仕事は肉体的に辛かった。いつもしんどかったですねえ。
精神的にも相当ストレスあったしねえ"(-""-)"

でも、この3か月を振り返ると、仕事は良いエクササイズになっていたんですよね。
今はホントにノンストレスの生活していて、ストレスによる過食もないことを考えると、太る要素はそこしかない。
「仕事は体の負担になる」を自分の身体で体現してましたね。

結局何を言いたかったかというと、

「運動の効果でさえも、受け止め方による」ということ。
知識では何となく知っていたし(一応医療従事者だしね)、心理学も勉強したしそうだと思っていたけど、現実自分の身に起こると完全に腑に落ちました。

ますます「人って面白い!」と思いました。
気持ち、考え方で人って大きく変わるんじゃない?って。
でもそれは、本当に腑に落ちた時だけ。それが面白い。

これからも「人」を追っかけていきたいと思います。



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