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鍵盤ハーモニカとの出会い

鍵盤ハーモニカは日本の子供たちが小学校に入学するとき必ず出会う楽器。
全員が必ず経験する楽器です。

私の子供たちも音楽の授業で吹いていました。

ピアノ教室していると、各小学校で秋に行われる音楽発表会でピアノ伴奏・特別楽器希望の生徒さんたちが「オーディションに受からなかったら鍵盤ハーモニカ」という感じで、私の中で「残念な楽器」というイメージでした。

それでもお教室の発表会では鍵盤ハーモニカを使うこともありました。そのころは「ピアノが弾けたら鍵盤ハーモニカはできる」と思っていました。それくらい鍵盤ハーモニカのことを簡単な楽器だと軽く思っていました。

そんな時、私の大学の先輩が「鍵盤ハーモニカオーケストラ ソラノオト」という鍵盤ハーモニカの大人のアンサンブルチームあることを教えてくれて、そしてジャズピアニストでもあり鍵盤ハーモニカ奏者でもある妹尾美穂さんの存在も教えてくれました。

そしてその先輩から「今度のピアノ教室の発表会にソラノオトも演奏するし、妹尾美穂さんも演奏されるから鍵盤ハーモニカ持って来ない?」と声をかけていただき、買ったばかりの鍵盤ハーモニカをもって行かせていただきました。

先輩の愛情あふれる会場で生徒さんの心のこもった演奏を聴いた後、なんと私は妹尾美穂さんの「いまここ」をアンサンブルメンバーのひとりとして妹尾美穂さんと一緒に吹かせてもらうという、かなりの幸運の場をいただきました。その時の妹尾美穂さんの鍵盤ハーモニカの音は私が知っている鍵盤ハーモニカの音とは全く違い、雷に打たれたように感動し鳥肌がたったのでした。一瞬で妹尾美穂さんの鍵盤ハーモニカの表現力に魅了されました。

その後しばらくしてやはり妹尾美穂さんに習いたくて(本当はソラノオトに入りたくて)InstagramのDMからメッセージを送らせてもらったら「大人のアンサンブル 大人サロンが今日あるので見学に来ませんか」とお返事いただき行かせていただきました。

そこからはどんどん鍵盤ハーモニカの魅力にはまり、妹尾美穂さんのように
吹けるようになりたい!とレッスンもお願いしました。

そして昨年、妹尾美穂さんが代表を務める「一般社団法人鍵盤ハーモニカ教育LABO」の「鍵盤ハーモニカアンバサダー」取得、続いて「鍵盤ハーモニカグランドアンバサダー」を取得。iMaoto®メソッド講師認定いただきました。

32鍵盤、37鍵盤の限られた音域から表現できる鍵盤ハーモニカの音の世界は無限大です。ほかの吹奏楽器とは違い誰でも手軽に手にして吹くことができる鍵盤ハーモニカ。だけど奥が深い鍵盤ハーモニカ。

ピアノが弾けるから鍵盤ハーモニカが吹けるとは限りません。
見た目は似ていますがこの二つは全く別の楽器です。

同じように鍵盤を押さえて演奏しますが、ピアノは弦をハンマーで打って音出し鍵盤ハーモニカは吹き込んだ息でリードを震わせて音を出します。

「息」という字は「自分の心」と書きます。自分の息で出す音はさながら自分の心の様です。自分の息で奏でられる音を自分の耳で聴き、そしてまた奏でる。音の循環、心の循環されることで心の浄化が行われ心の調和になります。

この鍵盤ハーモニカとの出会いは私の音楽を広げ夢と希望を持たせてくれました。そして妹尾美穂さんとの出会いは私にとって生きる道を見つけてくれたとてもとても大きなこと。

鍵盤ハーモニカ、大好き!!

私の夢。。。
子供たちの鍵盤ハーモニカオーケストラを作ることです。

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