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欧米のユーモアと香取慎吾

映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」と「逆転のトライアングル」を見ました。

どっちも面白かったんですけど、ギャグシーン的なところで今ひとつ刺さらなかったところ(滑ってたとかつまらなかったとかではない)があって、それがなんか「欧米人このノリ好っきやな〜」みたいな普遍的な印象を受けたのでメモとして記録しておきます。

欧米人はゲロとかディルドとか好きすぎ。

ゲロウンコでびしゃびしゃになったりアダルトグッズをブンブン振り回してるだけで \ドッ(爆笑)/ みたいな感じ、洋画あるある。

要は下ネタ系なんですが、洋画のユーモアで多いのはなんか汚らしさが強くて心から笑えない感じがあります。自分は若干引いてしまう。

最近見たやつで笑えた映画ってなんだろうと考えてみたら、ブルースブラザースはめちゃくちゃ面白かった。映画自体は大昔のやつなんですがエグい下ネタとかほとんどなくてユーモアがすごく自分好み。

キラーカブトガニも面白かったです。こっちは観客がツッコみ入れる感じのボケ通しタイプ。ゲロとかも出てくるけどそこまで絵面は汚くない。

個人的に最も印象に残ってるのは「犬も食わねどチャーリーは笑う」の香取慎吾の演技です。

終盤、香取慎吾が働くホームセンターで接客中に号泣しだすシーンがあるんですけど、文脈的には決して笑わせるようなくだりでもないしなんなら感動的なところのはずなのに何故かめちゃくちゃ面白い。
結婚式のスピーチ中にヒジを舐めようとイゴイゴするシーンも笑えたんですけど、ホームセンター号泣シーンの爆発力は半端ない。大真面目に100%狂気でやり通す笑いでカボヅカ君を思い出しました。

「チャーリー」の面白さは文章で説明しても伝わらりづらいと思うので是非DVDとか出してください木下グループの人。お願いします!

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