見出し画像

西荻窪への旅

都市伝説系YouTuberとして有名なNaokimanshowさんとBASHARの対談本を読んでます。
BASHARはご存知の方も多いかと思いますが、地球より3000年進んだ文明を持つエササニ星の方です。つまり宇宙人です。
こう書くと胡散臭く感じられる方もいるかと思いますが、不思議とBASHARの言葉は説得力があって、自然と自分の中に入ってきます。あくまで僕にとってはです。

BASHARの代名詞と言えば、ワクワクすること、自分の情熱のままに行動せよ、です。
今回の対談本でも、変わらずその発言をしているのですが、情熱と言っても大袈裟に捉えず、日常の些細なことで、自分が何をしたいのか自分に問いかけて、ワクワクすることを選択しなさい、と言っていました。

このワクワクの捉え方には、いろんな考え方があるようですが、僕個人の考えで言えば、ざっくりと、あくまで周りに大きな迷惑をかけない範囲でワクワクすること、と考えてます。

で今日、とくに予定もないですし、家で寝っ転がって酒はがり飲むのも健全ではありませんので、大したことではないのですが、ふと思い付きを実行してみることにしました。

ほんと大したことじゃないのですが、それは『西荻窪まで歩いて行ってみる』
です。

と申しますのも、我が家の周りは都内屈指の僻地でして、オサレな個人商店が並ぶ商店街に憧れがあります。雑誌なんかでも隠れた名店が良く紹介されてます。

はて、我が家からどんなもんじゃとグーグルマップで調べると、徒歩で約1時間。歩ける距離じゃないですか、よし一つ行ってみるかと、朝方出発しました。

今のご時世、それっと簡単に旅行にも行けなくなってしまいました。でも、見知らぬ土地を歩いて旅するのは、本質的には異国も近所も変わりません。
我が家を出発すると、空港に向かう時のように、ワクワクしている自分がいます。

鞄の中には財布、iPhone、水、サングラス、ハンカチがあります。iPhoneで音楽も聴けるし、その気になればビール片手に歩っても、ふと気になった店に入ったっていいのです。

誤算、というか半分覚悟していましたが、正午に近づくにつれ日差しが厳しくなりますが、駅を一つ越えては見知らぬ商店街、公園、住宅にワクワクしながら進みます。

今日歩いた杉並区の住宅街は高い建物がなく、遠くまで真っ直ぐな道が続く開放的な道が多かったので、とても気分良く散歩できました。
散歩中、興味をそそられる面構えがいくつかあったのですが、その一つをご紹介。

オリエント珈琲さんというのでしょうか?
土間チックな佇まいにスピーカーの群れ。
チラリと覗いてみると、とても良い音質でクラシック音楽が流れておりまして、店主と思しき老人が椅子に座ってじっと佇んでおりました。
好きな音楽と拘りの珈琲豆の香りに包まれる老後、中々良いじゃないですか。

西荻窪に到着すると、おお〜と思う素敵な個人商が沢山ありました。残念ながらどこも、今回の騒動の影響でご商売は少し苦戦してそうです。
目的地に到着するも、暑さと疲労とこれからまた1時間かけて帰るのかと少しゲンナリ。
味わい深い店が多そうなので、また今度ゆっくり来てみましょう。
行きはよいよい、帰りはなんとやらで、ああここ通ったなあ、足痛えなぁ、何でこんなことしてんだろ?とマラソンしてるみたいな気持ちになりながら、近所のスーパーに到着。無事にビールを買って一人お疲れ様会。
何の教訓もない記事ですが、思い付きを実行してみると、結構楽しいもんですね。ほんと些細なことですけど。
ということで、BASHARのワクワクに従うを少しだけ実行した日曜日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?