カッコいい辞典「ひ」
外は雪が降っています。
「ゆ」で書こうかと思いましたが、「雪化粧」ってカッコいいですよね。
お化粧って顔をきれいに見せる技だと思うのですが、直したりしますよね。きれいを維持するために。
でも雪化粧は直すとかはない。降りなおせば直りますが、雪が解けたらすぐ自分のタイミングで直せるものではないですよね。
自然が地球におしろいをかぶせる。溶けたら元通り。同じようなかぶせ方は二度とない。
カッコいいです。
では今日の「ひ」のページをめくりましょう。
「ひ」から始まるカッコいいとは
「ヒーロー」ですね。
僕がなぜヒーローをカッコいいと思うか。
まず一般的には、敵を倒す。悪を滅ぼす。と言うのがありますが、僕はそこではなく、
正しいことを当たり前にしていい存在だから。
でしょうか。
普通の人が正しいことをすると、褒められたり、意外に思われたり、何か心に思う引っ掛かりのようなものが生じるように思います。
でもヒーローが正しいことをするのは当たり前ですし、感謝されることはあっても褒められたりはしません。
そこが非常にカッコいい。
正しいことを堂々とできる。
僕はとても恥ずかしがり屋な性格です。今でさえ落ちてるゴミを拾ってごみ箱に捨てることは普通に、積極的にできるようになりましたが、
最初はとても恥ずかしかったです。ゴミが放置されているのを見て、いやだなと思いつつも、自分が捨てたら周りからカッコつけていると思われるのが恥ずかしくてためらっていました。
カッコつけたい自分ではありますが、カッコつけていると思われるのが何より恥ずかしかったんです。
でもヒーローなら当たり前にできる。
電車でご老人に席を譲る声掛けなどもして当然。階段で重い荷物を運んでいる人に手を差し伸べるのも当然。
周りに何を思われることもなく正しいこと、親切なことができる。
とても憧れます。
ゴミ拾いをできるようになったのは、勇気を出して人前で一回してみたところ、気持ちがとてもすっきりしたし、誰も気にしていなかったのでできるようになりましたが、
まだまだ正しいことや、親切な行動をするのは恥ずかしくてためらってしまいます。
正真正銘のヒーローになりたいものです。
締め
ヒーローって敵を倒すだけじゃなくて、正しいことをする人って認識が僕には前々からあったというお話でした。
この前自転車に乗っていたら、細い道で向こうから歩いてきた人が肘をぶつけてきたので、ぶん殴ってやろうかと思いました。
ヒーローには程遠い精神年齢の子供おじさんです。
まだ悪役のほうが似合うところが悲しいです。
親友には以前、「カスガ君は純粋悪だよ」って言われました。
無いものねだりなのでしょうか。
そういえば悪って善にあこがれて歪んでいって悪の化身になりますよね。
「悪の卵、カスガカズアキ」
どうかこの卵だけは誰も温めようとしないでください。
ヒーローっていいよなあ。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
また次のページでお会いしましょう。
さようなら
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