第18回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権が6月1日から開催
NPO法人日本ブラインドサッカー協会が主催するブラインドサッカー日本一を決める「第18回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権」が6月1日、2日(予選ラウンド1)、8日、9日(予選ラウンド2)、7月7日(FAINALラウンド)に開催される。参加チームは昨年より1チーム増えて全22チーム。
予選ラウンド1 6月1日(土)2日(日)東京都港区南小学校グラウンド
Aグループ
◆たまハッサーズ( 東京都 東京都 八王子市など) 八王子市など)
日本代表 黒田智成、田中章仁、 日向賢、 GK 佐藤大介 所属 。ブラインドサッカーの可能性を追求し続ける創造力がチームの特色。東日本リーグ2018優勝。クラブチーム選手権2019優勝。前回大会準優勝。
◆F.C.長野RAINBOW(長野県坂城町) 2009年設立。仲間づくりや交流の場として、また、人との絆・夢や希望の架け橋となることを願い、チーム名を決めた。坂城町を拠点に、県内での普及活動にも取り組む。
◆琉球Agachi(沖縄県) 2017年設立。2017年より始まった「アクサ地域リーダープログラム sith ブラサカ」第一期参加チーム。本年度日本選手権に初出場。
◆A-pfeile広島BFC(広島県広島市) 2015年設立。チーム名は8本の弥(選手+監督+ガイド+α)を表すドイツ語「Acht pfeile」を言い換えた造語で、広島県ゆかりの武将毛利元就の3本の矢に由来する。日本選手権には3度目の挑戦。
◆buen cambio yokohama(神奈川県横浜市) 2010年設立。チーム名はスペイン語で「よい変化」の意味。設立の翌年初出場した第11回日本選手権で準優勝。キッズ練習会など普及活動も行う。女子日本代表の加賀美和子が所属。
Bグルーブ
◆free bird mejirodai(東京都文京区) 2016年9月設立。チーム名はピッチ内を自由に翔る鳥を表す。筑波大学付属視覚特別支援学校に所属する学生を中心に構成されたチーム。若さを全面に出したアグレッシブなサッカーが特徴。日本代表強化指定選手の丹羽海斗、園部優月らが所属。
◆Mix Sense名古屋(愛知県名古屋市) 2014年設立。チーム名は、six sense(第六感)とmix(混じり合い)を掛け合わせたもの。チームが多くの人と出会い、繋がり、感性の混じり合いの場となることを願い名付けた。
◆岡山DEVIL BUSTERS(岡山県岡山市) 2015年設立。チーム名は、桃太郎の鬼退治から。関西でのJBFA公認コーチ講習会において集まったメンバーが中心となり活動し、5年の歳月を経て設立に至る。ユニフォームは桃太郎にちなんだ桃色。
◆LEO STYLE北九州(福岡県北九州市) 2017年設立。チーム名は勇敢(LEO)な姿(STYLE)を意味して、臆することなく立ち向かってプレーすることを目指す。特別支援学校と総合型地域スポーツクラブがタッグを組みチーム設立に至る。
◆ラッキーストライカーズ福岡(福岡県福岡市) 2004年設立。設立当初からJリーグアビスパ福岡の支援を受け、同チームコーチ陣らも一緒に練習し、サッカーの競技性を探求している。男子代表GK髙橋太郎、日本女子代表の橋口史織が所属。
予選ラウンド2 6月7日(土)8日(日)福島県福島市十六沼公園サッカー場
Cグルーブ
◆新潟フェニックスファイアーズ(新潟県新潟市) 2002年のサッカーワールドカップ日韓大会をきっかけに翌年結成した、日本のブラインドサッカー創成期からあるチームの一つ。県内の小中学校に出前授業を通じてブラサカの魅力を伝えている。
◆兵庫サムライスターズ(兵庫県神戸市) 2007年4月設立。神戸を拠点にフィールドの中でも外でもチームの和を大事にしている。西日本リーグ2018年優勝。女子日本代表の竹内真子が所属。
◆Vivanzareつくば(茨城県つくば市) 2007年設立。Avanzareつくばとは兄弟チーム。チーム名は英語でViva(バンザイ!の意)とAvanzareを組み合わせた造語。
◆Derroto Saber茨城(茨城県水戸市、土浦市) 2016年7月設立。茨城県内全域で誰でもサッカーを楽しめる環境を作ることを目指す。チーム名はスペイン語で、負けを知り、勝ち方を得るの意。
Dグルーブ
◆コルジャ仙台ブラインドサッカークラブ(宮城県仙台市) 2012年設立。コルジャはポルトガル語で「ふくろう」の意。ふくろうは暗闇の中でも、聴覚など様々な感覚を研ぎ澄ませ自由に飛びまわることから。北日本リーグ2018年優勝。男子日本代表強化指定選手のGK佐々木智昭、女子日本代表の鈴木理香が所属。
◆Avanzareつくば(茨城県つくば市) 2005年設立。視覚に障がいがある学生が学ぶ筑波技術大学保健科学部の在学生、卒業生が主なメンバー。チーム名はイタリア語で「前進する」の意。男子日本代表の川村怜(主将)、佐々木ロベルト泉、男子日本代表強化指定選手のモハメド・オマル・アブディン、女子日本代表の工藤綾乃が所属。最多となる日本選手権優勝9回。クラブチーム選手権2019準優勝。前回大会優勝チーム。
◆松戸・乃木坂ユナイテッド(東京都港区、千葉県松戸市) 2011年設立。チーム名は、毎週水曜日の夜に乃木坂にある公園で練習を行う「乃木坂ナイツ」と千葉県松戸市で活動する「松戸ウォーリアーズ」との連合から。日本代表の寺西一、佐々木康裕が所属。
◆大阪ダイバンズ(大阪府大阪市) チーム結成当時ベトナム人選手が在籍しており、ベトナム語で「鷲」を表すダイバンをチーム名として採用。0歳児から60歳以上まで幅広い年齢層が在籍する。
Eグルーブ
◆山梨キッカーズ(山梨県山梨市) 2005年設立。山梨県立盲学校の生徒にスポーツを通じたコミュニケーションを学んでもらうことを目指し、地域に根差した活動を続けている。毎年地域リーグの1節を地元で運営。視覚障碍者が少ない中、晴眼者が中心をなり活動中。中日本リーグ2018年優勝。
◆埼玉T.Wings(埼玉県さいたま市、所沢市) 2003年設立。拠点は所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンター。2007年に現在の埼玉T.Wingsへ名称を変更。県内の盲学校で指導するなど普及にほ熱心。前回大会三位。男子日本代表の加藤健人、女子日本代表の菊島宙、大作眞智子が所属。
◆GLAUBEN FREUND TOKYO(東京都渋谷区など) 2015年4月設立。東東京地域を中心とした地域でブラインドサッカーを普及させることを目指す。チーム名はドイツ語で「仲間を信じる」の意。和気あいあいがモットー。
◆ナマーラ北海道(北海道札幌市) 2014年設立。元Jリーグ、コンサドーレ札幌の芳賀博信氏が代表を務めるNPO法人セカンドサポートが運営。北海道唯一のブラインドサッカーチームとして道内各地で普及活動を行う。チーム名は北海道弁で「すごい」などを意味する「なまら」から。
予選ラウンドでは初日にグルーブごとの予選リーグ。2日目に決勝トーナメントと準決勝が実施される。準決勝勝者が7月7日に行われるFAINALラウンドの決勝戦に出場。準決勝敗者は3位決定戦に進む。予選リーグは入場料無料。
FAINALラウンドは7月7日(日)に東京都調布市のアミノバイタルフィールドで行われる。
写真は前回大会にて撮影。各チームの紹介は日本ブラインドサッカー協会のプレスリリースより引用。
前回大会の様子
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