最近の記事

英国では電力消費削減に取り組んでいる

英国では需要家とともに電力消費削減に取り組んでいる 日本でも節電プログラムを含め取り組みが始まっている 自分も何か協力できないだろうか?

    • スパーク・スプレッドとは?

      スパークスプレッドという用語が電力業界で使用されることが多いが、スパークスプレッドとはどのような意味なのでしょうか? スパーク・スプレッドの考え方については以下の記事が参考になる。

      • 31. 残余需要

        需要電力(太陽光発電の自家消費分を除いたもの)から、太陽光発電の出力(自家消費分を除く)及び風力発電の出力を控除した需要のこと。

        • 3. 調整力の運用

          調整力の運用需給調整市場に関わる仕事をしていますが、最初は用語が難しいと感じていました。ですので、初心者の方でもわかりやすような記事を追加していこうかと思います。

        英国では電力消費削減に取り組んでいる

          2. 調整力の調達

          調整力の調達とは?調整力とは供給力とは違うので注意が必要です。 今後、調整力の調達というキーボードに関連する記事について追加していこうかと思います。

          2. 調整力の調達

          1. ΔkWとは?

          ΔkWとは?需給調整市場は2021年度から開場していますが、開場前の需給調整市場検討小委員会などでΔkWについて議論がなされ、現在このような定義になっています。 今後は、ΔkWに関連する記事を追加していこうかと考えています。

          1. ΔkWとは?

          OpenADR VTN サーバの構築

          OpenADR VTN サーバの構築といっても学習用で自分のMacにEPRIから提供されているソフトウェアを使うというものです。 具体的な構築方法は にある補足資料を読みながら行いました。以下はその備忘録です。 事前準備とOpenADR VTN サーバの構築とでまとめてあります。 事前準備は、Viurtal box環境にUbuntuをインストールする備忘録 OpenADR VTN サーバの構築は、書籍紹介ページに添付されている 補足資料を読みながら作業した備忘録です。 こ

          OpenADR VTN サーバの構築

          周波数制御とは?

          周波数制御とはどのようなことなのか?改めて整理しておきます。 この原理を理解しておくことは需給調整市場、容量市場などへ参入予定の事業者にはとって実は大切なことなのです。 資料は「資料5-2 送配電部門の調整力確保の仕組みについて」を参考にしています。 周波数制御は一送が24時間365日休まず行っている業務です。中給といわれるところで周波数制御を行っています。 具体的な周波数制御は下図に記載のとおりです。 なお、小売電気事業者はインバランスを発生させますが、その対応は

          周波数制御とは?

          FIP電源をアグリする事業者に朗報?

          昨年の制度設計検討作業部会でFIP電源をアグリゲーターが束ねたFIP電源に属する「非化石価値」をアグリゲーターが取り扱うことができるとなった。 ですので、この「非化石価値」を非化石価値オークション市場へ入札(売却)や非化石価値認定を受けるためにアグリゲーター自身が電力量認定申請を行うことができる方向で整理された。 こうなると小売電気事業者にならずとも再エネを活用した事業にも取り組むことができそうですね。とは言ってもアグリゲーターになるには相応の体制が必要です。

          FIP電源をアグリする事業者に朗報?

          需給調整市場で収益をあげるには?~需給調整市場とは?~

          2021年度(2021年4月1日)から需給調整市場が開場した。各事業者はこの市場でどのような戦略で収益をあげていけばよいのでしょうか? そもそも需給調整市場とは何でしょうか?詳細はocctoやMETIなどに資料が多くあるので、ここでは送配電網協議会のウェブサイトから引用しておきます。 需給調整市場の概要一般送配電事業者が電力供給区域の周波数制御・需給バランス調整を行うために必要となる調整力について、多くの電源等への参加機会の公平性確保、調達コストの透明性・適切性の確保の観

          需給調整市場で収益をあげるには?~需給調整市場とは?~

          非FIT太陽光発電の調達スキーム

          再生可能エネルギー(以降”再エネ”)普及のための国の支援はFITに頼ることが多かった。最近はRE100需要家などから”非FIT”の再エネを調達ニーズが増えている。今回は、この”非FIT”を需要家が調達するスキームについて整理する。 小売電気事業者から問い合わせが多い”小売電気事業者”を介した場合のスキームに限定して整理する。 ”非FIT”の調達スキームが増えていくかのか? この”非FIT”は国の政策上は”FITに依存しない”、”自立した発電事業”の方向に沿っているが、小

          非FIT太陽光発電の調達スキーム

          FIP制度とアグリゲーター

          ”FIP制度”により”再エネ発電事業者”は、”インバランスリスク”を負うことになる。つまり、”再エネ発電事業者”は、自ら”計画値同時同量制度”のもと”精度の高い発電予測”をしなければならない。実務上この業務を自ら行うこと難しい。 一方、アグリゲーターに”再エネ発電予測技術”、”発電計画”、”JEPX価格予測”を行ってもらうことにより”再エネ発電事業者”は、”FIP制度”においてもインバランスリスクを最小化し”再エネ発電所”の建設に集中することができる。 つまり”アグリゲー

          FIP制度とアグリゲーター

          市場価格高騰の影響

          半年前の「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会第24回」を確認したので思うところを書きたいと思います。 この回では何が議論されたのでしょうか? 簡単には、”今回の市場価格高騰は想定外であった”、”小売電気事業者が契約している「特定卸供給」における買取金額が大きくなってしまった” 理由は買取金額(単価)が市場価格連動であったからである。 一方、買取事業者である送配電事業者は、FIT価格で買い取った電気を市場に販売するため、市場価格高騰により余剰(儲

          市場価格高騰の影響

          小売電気事業者向け勉強会?

          6月末に”小売電気事業者向け勉強会”が開催されました。勉強会の正式名称は”2021年度夏季及び冬季の電力需給見通しを踏まえた小売電気事業者・地域新電力向け勉強会”となっています。 小売電力事業は”リスク管理”が重要と教わってきた自分にとっては意外な内容でした。でも、この機会に”小売電力事業”はそんなに簡単でないと認識されると良いと思いました。 とは言っても”認識”だけでうまくいくわかけでもありませんが...

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          自己紹介

          3.11の後、再生可能エネルギーで世の中をよくしたいという思いで、エネルギーベンチャー企業に参画、電力業界でのキャリアをスタートしました。以来、非常に様々な仕事を行ってきました。苦労したのは、この業界に関する情報が不足していたことです。ですので、これからこの業界で仕事をされる方、すでに仕事はしているが新しい領域の仕事をすることになった方向けに微力ながら、私の”知見”、”知識”を書いていきたいと思います。 簡単なキャリアは、自社用新電力システム開発(電力切替、需給管理、太陽光

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