ぴえんなESの書き方
就職活動ではエントリーシートや面接で、自己紹介を何十回も繰り返してきました。
現在、採用数が減ったり内定取り消しが行われて「就職氷河期の再来か?」とまで言われるご時世になっています。
そんな中、ぼくのエントリーシートは、自分で言うのもなんですがバカウケでした。エントリーシートのみならず、面接も、毎回笑いを取っていました。
ちなみに、ぼくのエントリーシートは↓な感じでした。
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【学生時代頑張ったこと】
小中学校の頃までは人見知りで他人と会話することが苦手だったけれど、クラスで一番可愛い女の子に「全然目をみて話してくれないよね!」と言われたことをきっかけにコミュニケーションの大切さを知りました。そこから心理学を学びはじめて、仕草や感情表現から相手の考えていることを読み取り、話を引き出すコミュニケーションを実践。その結果、ユニークな思考やアイディアに興味を持ちはじめ、自分から積極的に会話をするようになったのです。その後は、留学や路上ライブ、ヒッチハイク日本縦断をzozoスーツでするにまで成長することができました。
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で、このエントリーシートを見た面接官はすでに興味津々になってるんですよ。
面接官「なるほど……。君、人見知りだったんだね」
ぼく 「はい」
面接官「ちなみに、どうして心理学で人見知りを治そうと思ったの?」
ぼく 「相手の心を読むことができたら無敵になれると思っていたからです。当時は心理学をそういう学問だと信じていました。やると決めてからは行動心理学、恋愛心理学、マインドリーディングとかの本を読み漁り、片っ端から実践していきました。友だちを実験台にして心を読むトレーニングをしたのはいい思い出です」
面接官「それはすごいね(笑)。それで、具体的にはどんなことを実践したの?」
ぼく 「はい。たとえば恋愛心理学の本に『相手と同じ動きをすると親近感が湧いてモテる』ということが書いてありましたので好きな人の動きをマネしました」
面接官「それは、授業中とかに?」
ぼく 「はい。席が隣になったときはずっと相手を見ていました」
面接官「(笑)」
ぼく 「で、二週間ほどマネし続けたんですけど」
面接官「どうなったの?」
ぼく 「ちょっと気持ち悪がられましたね」
面接官「それは、実行する前に気付かなかったのかな?」
ぼく 「ええ。一応、頭にはよぎったんですよね。『気がつかれたら気味悪がられるんじゃないかなー』って。でも、僕が読んだ他の本に『考えるな感じろ』って書いてあったんですよ。」
面接官「そこも本の内容を実践していたわけだ」
ぼく 「はい」
面接官「そのあと、zozoスーツ…でヒッチハイク?できるまでに成長したんだ」
ぼく 「会話の能力を養うために本を読んで実践して、読んで、実践して……気付いたら、黒白の全身タイツをまとっていたという感じです」
面接官「君、面白いね」
ぼく 「ありがとうございます」
こんな感じの面接がもう毎回手応えがバツグンで、面接が終わるたびに
「わーい」
と思ってワクワクしながら結果を待っていたんですけど、
ほぼ全ての企業、最終面接まで進む or 一次面接で落ちるでした。
今だにはっきりした理由が分からないのですけど、ただ一つ確実なのは、
落ちた面接官は全て女性が担当していた
ということです。
というわけで、「就活で学んだことを教えて欲しい」という質問をしてくれた方には、
笑いを取れ
そして、
恋愛は学ぶもんじゃねぇ
と答えるようにしています。皆さんは努力する方向を間違わないようにしてください。応援しています。
100%ラーメンに変化します。