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「ゴールドビジョン」を読んで

こちらがその書籍です。

プロコーチである久野さんという方が、認知科学に基づいたコーチングメソッドを書かれた本です。

正直に感想を言うと、「より経営者のようなエグゼクティブな人たちに向けた本」だったかもな、と言う印象でした。
ですが、ゴールドヴィジョンと言う考え方は、確かにコーチングをしていく上では、必要不可欠になりそうな考え方だとも感じています。

著者曰く、そもそも大企業にはゴールドヴィジョンが漏れなく存在すると言います。
下記は、トヨタ自動車の「グローバルヴィジョン」と言うものです。

笑顔のために。期待を超えて。

人々を安全・安心に運び、心までも動かす。
そして、世界中の生活を、社会を、豊かにしていく。
それが、未来のモビリティ社会をリードする、私たちの想いです。
一人ひとりが高い品質を造りこむこと。
常に時代の一歩先のイノベーションを追い求めること。
地球環境に寄り添う意識を持ち続けること。
その先に、期待を常に超え、お客様そして地域の笑顔と幸せにつながるトヨタがあると信じています。
「今よりもっとよい方法がある」その改善の精神とともに、トヨタを支えてくださる皆様の声に真摯に耳を傾け、常に自らを改革しながら、高い目標を実現していきます。

https://global.toyota/jp/company/vision-and-philosophy/global-vision/より


驚いたことは、ディズニーを作ったウォルト・ディズニーは、荒れ果てた荒野で、たった一人、シンデレラ城を作ることを夢みたそうです。
しかも、リアルな絵で描けた、とも言われているとのこと。

一見すると、誰も信じてくれなさそうな、そんな「壮大なヴィジョン」があるからこそ、それの実現のため、人は走り続けることができる、そんなメッセージを感じ取りました。

ただ、自分に当てはめてみたときに、ある問題も感じました。

それは、「ヴィジョンが持てない」ということ。

やりたいことや、こうだったらいいのにな…
と言うことは割と見つかるのに、「ゴールドヴィジョン」と言われると、何だか仕事で大成功を収めないといけない
とか
人からすごいと言われることを成し遂げないといけない

などなど、何だか身構えてしまい、「自分は一体どこに向かえば良いんだろう?」と途方に暮れてしまいました。

著者曰く、「ゴールドヴィジョンは一人一人違っていて、同じではない」「自分のゴールドヴィジョンは、自分自身で見つけなければならない」と書かれていました。

どうやら自分は、「誰かがいつか、自分が心から共感できるものを与えてくれる」「生きていれば、そうしたものは勝手に見つかる」
そう考えていた節があることに気づきました。

実は、コーチングを用いて、「人生に悩む人の手助けをしていきたい」と言うヴィジョンは何となく描いているものの、一向に現実味を帯びてこないため、私自身がコーチングを予約して、実際に体験してみることにしています。

今は、そのために日々自分の「ゴールドヴィジョン」を模索しています。

もし、自分で心から納得できる「ゴールドヴィジョン」が見つかった時には、noteで発表したいです!

「読者の皆さんのゴールドヴィジョンは何ですか?」

それでは、また👋

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