「ゴールドビジョン」を読んで
こちらがその書籍です。
プロコーチである久野さんという方が、認知科学に基づいたコーチングメソッドを書かれた本です。
正直に感想を言うと、「より経営者のようなエグゼクティブな人たちに向けた本」だったかもな、と言う印象でした。
ですが、ゴールドヴィジョンと言う考え方は、確かにコーチングをしていく上では、必要不可欠になりそうな考え方だとも感じています。
著者曰く、そもそも大企業にはゴールドヴィジョンが漏れなく存在すると言います。
下記は、トヨタ自動車の「グローバルヴィジョン」と言うものです。
驚いたことは、ディズニーを作ったウォルト・ディズニーは、荒れ果てた荒野で、たった一人、シンデレラ城を作ることを夢みたそうです。
しかも、リアルな絵で描けた、とも言われているとのこと。
一見すると、誰も信じてくれなさそうな、そんな「壮大なヴィジョン」があるからこそ、それの実現のため、人は走り続けることができる、そんなメッセージを感じ取りました。
ただ、自分に当てはめてみたときに、ある問題も感じました。
それは、「ヴィジョンが持てない」ということ。
やりたいことや、こうだったらいいのにな…
と言うことは割と見つかるのに、「ゴールドヴィジョン」と言われると、何だか仕事で大成功を収めないといけない
とか
人からすごいと言われることを成し遂げないといけない
などなど、何だか身構えてしまい、「自分は一体どこに向かえば良いんだろう?」と途方に暮れてしまいました。
著者曰く、「ゴールドヴィジョンは一人一人違っていて、同じではない」「自分のゴールドヴィジョンは、自分自身で見つけなければならない」と書かれていました。
どうやら自分は、「誰かがいつか、自分が心から共感できるものを与えてくれる」「生きていれば、そうしたものは勝手に見つかる」
そう考えていた節があることに気づきました。
実は、コーチングを用いて、「人生に悩む人の手助けをしていきたい」と言うヴィジョンは何となく描いているものの、一向に現実味を帯びてこないため、私自身がコーチングを予約して、実際に体験してみることにしています。
今は、そのために日々自分の「ゴールドヴィジョン」を模索しています。
もし、自分で心から納得できる「ゴールドヴィジョン」が見つかった時には、noteで発表したいです!
「読者の皆さんのゴールドヴィジョンは何ですか?」
それでは、また👋
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