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なぜ学校運営協議会を設置するか


つづき

6年間PTAに関わってきて、当初はPTAの存在意義も学校のこと、先生のこともよく分からなかった。
子どもたちの幸せのために活動するんだって言うけど、ただ何かしらのお手伝いをする程度に思ってたな。

どんな組織にいてもそうだけど、その立場によって見える景色は違うし、入ってくる情報の質や量も違う。
平役員から総務委員長になり副会長になり、経験値が増えてくると感じることや考え方も大きく変わってくる。

そんな中で僕が思ったのは、PTAは単純に学校の手伝いや行事をやるだけの組織じゃダメだろうってこと。

僕たち保護者=地域住民は、子どもたちの社会教育に大きく関われる可能性がある。

先生方は日々の授業やその他の仕事で忙殺されている。文科省からは毎年のように仕事を増やされ、ここ何十年かで減った仕事は座高検査とギョウ虫検査だけ…なんて話も聞くくらい。

今の子供たちの 65%は、大学卒業時に、今は存在していない職業に就く。今後 10~20 年で、雇用者の約 47%の仕事が自動化されるという予測がある。

そんな社会で、今後ますます多様化する社会で生き抜くための俯瞰力を身につけ、急激に変化する世の中に対応できる人間になれるように、子どもたちにより多くの学びの場を作ってあげたい。

PTCA(Parent・Teacher・Community)教育の活動が全国に広まりつつある中、僕たちの地域も学校運営協議会を通して地域ぐるみで地域学校協働活動を行うことで、子どもたちにより多くの学びの場、その機会が増えると考えている。

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