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ChatGPTよりもすごいもの見つけた!その名もPerplexity
こんにちはKazuです!
最近AIでのチャットツールが巷で話題爆発中ですね!
一大旋風を巻き起こしているのがChatGPTです。
前回ChatGPTで肩レントゲンから腱板断裂有無を判定するモデルの作成を紹介致しました。
人間と見紛うほどのクオリティで質問に対する返答を返してくれて、熟練のプログラマーを思わせるように希望のコードを書いてくれます!
ただ手根管症候群など専門的な内容に関しては若干弱そうな部分がありました。
また何のサイト、文献を参照したのかが不明瞭な点が弱い部分と感じました。
今回ご紹介するPerplexityは、その弱点を解消したものすごいものです!!
具体的なPerplexityを使いたいシチュエーション
自分たち医師が使うとしたらやはり医学用語の定義の検索になります。
前述の通りChatGPTは医学的質問に若干弱い印象でした。
また最大の懸念は出典が明記されないので間違っているのか、正しいのか判然としないことでした。
例えば外来中に肩のレントゲンを見ていて、あるパラメーター(AHIという肩の筋肉が切れているかの参考値になる代表的パラメーター)の正確な定義を忘れてしまったとします。
(測定した方がいいパラメーターはたくさんあって、日常の中でどんどん忘却していってしまいます…ふわっとは覚えていても正確な計測方法や定義などは忘れてしまうことがしばしばあります)
そんな時はPerplexityにたずねてみましょう!
Perplexityの使い方
めちゃくちゃ簡単です
Perplexityのサイトを開きます。(下図のようなサイトに飛びます)
![](https://assets.st-note.com/img/1677049807327-yzzFTWxIxn.png?width=800)
そしてAsk anythingのところに質問を打ちます。
(英語がいいと思います)
適当な英語でも正しく返してくれます
試しにAHIとは何でしょうか?と質問してみます。
すると以下のように回答してくれます!
![](https://assets.st-note.com/img/1677050042689-uP5VsnHzOJ.png?width=800)
Perplexityのすごいところ
内容が正しいのもすごいです!整形外科の自分がみても教科書をみているようです!
更にすごいのは出典に引用論文をつけてくれるところです!!
Sourceの部分に参考文献がありすさまじく優秀です!
またすごいのは質問していないのに気を効かせて正常範囲なども教えてくれます!
![](https://assets.st-note.com/img/1677050262571-eqOjWtUMYb.png?width=800)
まとめ
これは是非使い倒したいツールです!
自分の中では以下のように棲み分けができました。
一般的な質問、コード作成→ChatGPT
論文作成時や外来、手術で整形的概念、AI的概念、定義→Perplexity
そしてどちらのツールを使うにしても質問の仕方が重要
質問できる単語、概念の取得が日常でのインプットで重要
逆に正確な疾患分類の定義(例えば骨折の分類で5mmの転位で~~分類Type Aなど)は曖昧でもいいと思う
重要なのはそういった疾患の分類が存在していることを認知していること!
正確に記憶することにリソースを割くよりも、広く包括的なtermを血肉としておく→外来、臨床の場で困ればPerplexityで検索→参考文献を取得→治療方針の決定とする力がより重要
是非これらツールを使い倒して日常診療のスピードを向上させていきたい
以上がperplexityのご紹介でした!
目を通して頂きありがとうございました!
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