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「やる気」は生まれるのではなく、作り出すもの

やらなきゃいけないことがあるのにやる気が起きない

勉強や仕事など、さまざまなことについて、「やる気が起きない」というのは多々あることだと思います。

私の場合、自分の気分や感情でやる気が起きないというのはよくあることです。それに加えて、家では子供がはしゃぎ回っているのが日常のため、子供の相手をしたり、または子供の方から遊んで欲しいとせがまれたりして、モチベーションが吹っ飛んでしまうことも多々あります。

しかし、だからといってやるべき事がなくなるわけでもなく、片付けるべき仕事や勉強は手をつけない限り当然残ったままです。

そういう状況の時にどうしたらいいかと学んだのは、

 「気分は生まれるものではなく、習慣として作り出すものである」

 ということでした。


多くの場合において、「今は気持ちが乗っている」とか、逆に「今はやる気が起きない」とか、モチベーションというのは状況に応じて向こうからやってくるものと思うことがあるでしょう。

しかしだからといってやる気が湧いてくるのを待っていては、いたずらに時間を浪費してしまうかもしれません。

そんな時に、自分からやる気を起こすことができたら良いと思います。

成り行きに任せて気持ちの上がり下がりが生じて、それに振り回されてストレスを感じるより、「気分」を自分で自在に操れたらかなり生きやすくなるのではないでしょうか。

そうするために、私が学んだことは以下の3つでした。


どんな状態だったらワクワクするかを想像する

「もっとこうだったら良いのに」

「なんで〜〜なんだろう」

 などなど、毎日生活していて不満に思うことは多々あると思います。

では逆に、どんな状態だったら理想なのか? 不満に思っていることを真逆に考えることをヒントにして、想像してみると良いと思います。

「時間がない」→「毎日会社が休みだったら」

「お金がない」→「たくさん給料をもらえたら」

 等々、いろいろあると思います。

日々の頑張りがどこに向いているかわからない時ほど、ただ目の前のやるべきことに追われて気分が落ちてしまいがちです。

だからこそ理想の状態をイメージして、目標を明確に定める事だが意地です。

そうする事で、目の前の仕事や勉強は本当に必要なことか否かがわかります。理想の状態に近づくための事なら大変であってもやりたくなるのではないでしょうか。


意識して用いる言葉をポジティブにする

理想を決めたら、次はそれに向かって行動しながら、発する言葉をポジティブにします。

極力「〜〜したい」ではなく「〜〜するぞ」と断言するのが大事です。

ネガティブな言葉からはネガティブな感情しか生まれません。

日頃から「どうせ私なんて〜〜」と言っている人が活力にみなぎっているということはないでしょう。

また、何かをやりながら「今やっているこの作業は(理想の状態の)〜〜に繋がっているんだ」「楽しい事なんだ」と思ったり言葉にしたりすることも大事です。

初めは違和感があるかもしれませんが、人間の脳は単純で、強引に思ったり言葉に発して聞いていれば、そのうち本当に面白いと感じるそうです。

そうした意識した言動でモチベーションを上げる事が重要です。


時には振り切って自堕落になってみる

最後は、上に挙げたこととは真逆になりますが、時には息を抜いてグータラな時間を過ごしてリセットすることも必要だと思います。

私は先日、どうにもたまらなくなって、家から歩いて5分のところにあるビジネスホテルに1泊してリフレッシュしました。

もちろん、ある日突然そうしたわけではなく、グータラできるように仕事や子育てをスケジューリングしました。

つまり「〜〜をやれば思いっきりグータラできる!」という理想を描いて仕事をしたわけです。

私は1人になることが好きなので、ホテルの部屋で1人で籠ってやりたいことを徹底的にやってリフレッシュできました。

そうした時間が全員に必要というわけではありませんが、どこかで体と気持ちを思いっきり休めてリフレッシュし、またリスタートすることで活力になる事があると思います。


もし貴方が毎日の生活で「楽しみを感じられない」「とにかくやる気が起きない」といった単調な日々を過ごしていて、それをなんとかしたいと思うならば、まずは理想をイメージすることから始めてみるのはどうでしょうか?



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