「鬼滅の刃」と「えんとつ町のプペル」について思うこと(その1)
昨日のことですが、最近色々話題の「鬼滅の刃」と「えんとつ町のプペル」を1日のうちに両方鑑賞してきました。
そこで、2作を連続で観たことで思ったこと、考えたことを、今日から何回かに分けて書いてみようと思います。
まず結論として、どちらの作品もとても良かったです。
感動もして、泣きもして、メッセージ性もあり、またエンターテイメントとしても面白かったです。
しかし、両者の間には決定的に違う面白さと、込められたメッセージと、またターゲットとする観客(または世間)があるなと思いました。
映画の構成や内容について批評家のように書くつもりはないので、細かな見せ方、視覚効果、ストーリー構成や登場キャラクターの設定等々については深く追求しません。
あくまで僕が今の立場・考え方から感じたことを書いてみますので、「そうじゃないよ! わかってないな!」的な反論はご容赦願います......
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昨日はプペル→鬼滅の順番で見ました。
両方観終わってから僕が感じたのは
・泣いたのは「鬼滅の刃」
・感動したのは「えんとつ町のプペル」
でした。
鬼滅は長編アニメーション映画としてとても迫力があり、また感動的(というか涙腺に訴える)シーンがあり、何も考えずに観ていて目頭が熱くなります。
対してプペルは、物語の舞台である「えんとつ町」の作り込みがすごく、舞台(町)への没入感が凄まじいです。
西野亮廣氏が、「2回目は映画館の最前列で見て、視線を左右に振りながらまるで町にいるような体験をしてほしい」と言っていたのもわかります。
また、そうした"のめり込める作りの"映画でありつつ、西野氏がテーマとしている「夢を語ればたたかれるこの世界を終わらせに来た」というメッセージが随所に込められています。
そのため、僕にはプペルの方が映画が伝えようとしているメッセージがダイレクトに伝わってきて、感動したんだと思います。
では、鬼滅の面白さは何か? プペルの良さは何か?
2つの映画に込められたメッセージは何か?
作り方と見せ方の違いから来る両者のエンターテイメント性は?
そんなことを書いてみようと思うのですが、1回の記事でまとめるととても長くなってしまうので、いったん今日はここで区切ります。
明日から何回かに分けて、上記に挙げた内容で記事を書いてみようと思いますので、よろしくお願いします。
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