見出し画像

栂池の絶景

7年前に高校の同級生3名と一緒に白馬岳に登山し、小蓮華山・白馬乗鞍岳を経て栂池自然園に下山しました。
ここでは同級生3名が待っていてくれ、下りのロープウェイからの景色に感動したことを思い出します。
それ以来、いつか栂池自然園の高層湿原と冠雪した白馬岳を撮影したいと願っていましたが、今年栂池山荘の予約を取ることができ、ついに夢が実現することに。

当初、栂池山荘を予約した日の朝から移動し、午後に入園して撮影する予定でしたが、天気予報が芳しくなく、前日の夜から移動して朝一番に入園することにしました。
これが思わぬ幸運を呼ぶことに。
朝6時前に栂池高原に到着すると、冠雪した白馬三山が見えました。

ひょっとすると、と急いでカメラを持って日の出を待つと、モルゲンロートに赤く染まる白馬三山を撮影することができました!
期待していなかっただけに、驚きと嬉しさで興奮してシャッターを押していました。

南西の方向には五竜岳・鹿島槍ヶ岳も見ることができました。

五竜岳
鹿島槍ヶ岳

栂池ロープウェイからの絶景です。かって登った山に雪が積もった風景を見るのは嬉しいものです。

栂池自然園を散策し、晩秋の高層湿原や池塘のある風景を見ながら散策しました。

池塘に写りこむ白馬岳

展望台からの大雪渓です。山頂が雲に隠れていますが、中央右が白馬岳、雪渓の左が杓子岳です。

午後から本降りの雨に。
昨夜からの運転で疲れていたので、早めにチェックインし、お風呂をいただいてサッパリ。
深夜から雪の天気予報だったので、日の出前の雪の自然園を撮影できるかな?と早めに休みました。

翌朝、真っ暗な空から白いものが降っています。
東雲(しののめ)のころ、宿を出て撮影に入りました。
熊ベルは忘れずに。

幻想的な風景が現れました。

東の空が明るくなってきました。
何もない風景、その色に闇に何かが写っているかのようです。

陽が昇り、雪景色がハッキリと見えてきました。
昨日とは一変した景色です。

これこそ私が撮りたかった景色です。
雪に霞む白馬岳、憧れの景色です!

宿泊できた栂池山荘の営業は明日までという今日。
今秋4度目の降雪だったそうですが、巡り合えた幸運に感謝です。

この感激に浸りたかったのですが、次の撮影予定があり、後ろ髪を引かれながら下山しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?