元気なうちに好きなことを!やりたいと思ったその時がスタートだ!

僕の働く職場は年配の方が多い。最年長で85歳、まだまだ現役で働いておられます。

年の功というだけあって、人生における様々なアドラバイスを頂く機会がありとても有難い環境だと思っています。

そんな中、もうすぐ60歳で定年を迎えるという方からの頂いた言葉がとても感慨深かったです。

「私は看護師としてずっと精神科で働いてきて、昔はイクメンなんて言葉もなかった頃だから子供が小さい時は子育てと仕事を両立させながらほんとに大変だった。

当時を振り返ると、本当によくやったと自分でも思う。体を壊したこともあったし、今まで看護師として働けたことが奇跡のようだ。
職場の人に恵まれていたのだと思う。

去年まではこのまま体の動く限り、看護師を続けていこうって思ってたけど60歳を目前にして新しいやったことのないこともやってみたいと思うようになった。人生なんて一回きりなのだから。

そう思って反対されることは承知で、家族にいまの思いを話したら夫をはじめ子供達も辞めて好きなとこをすればいいって言ってくれた。
まさかそんなふうに言われるなんて思ってもみなかったから、背中を押してもらえたようですごく嬉しかった。

あと数ヶ月で60歳になる。新しい人生の始まり、体が動くうちに悔いのないようにやりたいことはやらないとね。

今までお世話になりました。」

そういった彼女の顔はとても晴れやかで楽しそうだった。

子育て、仕事、病気と様々なことを経験していまこうして新しい道へと踏み出そうとしている。

その姿はとても輝いて見えて、心の底から応援したくなった。

人生のなかで、遅いなんてことはない。
やりたいと思ったその時が、その人の始める時なのだ。

大先輩の言葉を聞いて、いまの自分にも出来ることがあると自問自答をする。

やっぱり人生は楽しんだもの勝ちだよね!

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