Congratulations!
このたびは、ご結婚おめでとうございます。両家のご家族やご親族のみな様にも、心よりお喜び申しあげます。
私は、ただ今ご紹介にあずかりました、○○さんの元上司の早川と申します。はなはだ僭越ではございますが、ひとことご挨拶させていただきます。
○○さんとは、2年間同じ職場でした。
クラスの担任として、ご覧のとおり、にこやかな笑顔で、はつらつとした毎日を過ごしていたことを思い出しています。
ご承知のように、クラスにはいろんなお子さんがいます。その一人ひとりに、何とか力をつけようと、先輩教員の言葉に耳をかたむけていました。
また、後輩教員の話を聞いたり、経験から適切なアドバイスをしたりする姿を、お見受けしたこともありました。安心して、クラスを任せられる、そんな2年間でした。
教室だけではありません。
学校の職員室は、デスク一つひとつに電話がないのですが、気が付くと電話に真っ先に出るのが、○○さんでした。これは、なかなかできないことだなあと、いつも感心していました。気が利くというか、機転がきくそんな仕事ぶりでした。
さて、私ごとで恐縮なのですが、29年前の話です。
結婚した当時、妻の母は、私のことを知人に紹介するとき、「息子の○○です」と紹介してくれることがありました。
また、妻の父は、私のことを「かずちゃん」と呼び、まさに息子のように接してくれました。
結婚するということは、息子や娘が増えることなんだなあ、と気づきました。
もちろん、私も「お父さん」「お母さん」と呼びます。
一緒にご飯を食べたり、温泉出かけたりしました。話し相手になることもあります。駆けつけることもあります。
結婚するということは、親が増えることなんだなあ、と気づきました。
素敵なご縁で、息子・娘になられること、また、お父さん、お母さんが増えることに感謝して過ごしていただければいいなあ、と思います。
「おはよう」から始まるあいさつ。
「ただいま」という安堵の言葉。
「おいしかった」という一言。
「ありがとう」という感謝の気持ち。
些細なひとことですが、そんなひとことを大切に、幸せなご家庭を築いていただければと思います。
お二人の輝かしい未来をお祈りしまして、お祝いの挨拶とさせていただきます。本日は、まことにおめでとうございます。