いま日本で広がる合法大麻とは

まずはこのような楽しいイベントに誘っていただいた、ロジャーさんをはじめCBD部のみなさまに、厚くお礼申し上げます。何を公開しようかと悩みましたが、末広がりの良き日をいただいたことをご縁に、日本に広がってきている「合法大麻」という言葉をテーマにお話をしたいと思います。

「合法大麻」は時期によって意味が違う

おそらく最近の日本で一番最初に合法大麻というキーワードが出たのは、脱法ハーブの頃でした。当時は試薬レベルのドラッグをお茶などに吹き付け、お香として販売されていました。しかしこちらはそのうちハーブの形すら離れ、もっと危険なドラッグを模倣し始めました。強い効果を持つドラッグが街の様々なところで手に入る状況となり、のちに危険ドラッグと名前を改められます。この頃の合法大麻というネーミングは形や使用法のイメージからつけられたもので、実際には大麻と直接的に関係のないものでした。

次に合法大麻と呼ばれたものはCBDです。難治性てんかんでその存在が一躍有名になり、日本でも医療として、サプリとして少しずつ使われるようになっていきました。現在の日本では様々なカンナビノイドが流通していますが、それらは全てCBDから始まっています。CBDを前述の危険ドラッグや脱法ハーブと区別できずに、合法大麻や脱法大麻という言葉を侮蔑的な意味で使う方も多く見られました。

そして今、新しい合法大麻として呼ばれるものが、いわゆる「体感系」という大麻を模倣した製品です。これには様々な製品がありますが、基本的には向精神作用を持ち、一定量でリラックス感や酩酊感があります。ですがこの成分には様々な種類があり、その効果にも違いがあります。

体感系と呼ばれるもの

この体感系と呼ばれる成分には大きく3つあり、合成カンナビノイド、半合成カンナビノイド、体感の強い植物性カンナビノイドがあります。合成・半合成カンナビノイドは大麻が持つ成分の、THCを模倣したものですが、模倣の仕方に違いがあります。

合成カンナビノイドはTHCの作用(効き方)を模倣したもので、本物よりも強く働くものが多いです。これはCB1・CB2という受容体に働きかけ、強いリラックス感があります。効き方を真似ているだけで、THCとは基本的に違う構造をしています。カンナビノイド、と名前がついていますがこれは働きかける受容体によってつけられた名前で、植物性カンナビノイドとは関係ありません。

一方で半合成カンナビノイドはTHCの構造を模倣したもので、効果の強さはまちまちですが、本物より体感が強いものもあります。昨年に規制されたHHCなどはこちらに分類されます。こちらは植物性カンナビノイドに近い構造をしています。

これに最近、THCHやHHCPという自然界に存在する体感の強いレアカンナビノイドが登場してきています。これらは2020年頃に発見された新しいカンナビノイドで、いま急激に人気を伸ばしています。

体感系の賛否

例えば規制されたHHCは半合成カンナビノイドに分類されますが、体感はTHCよりも強く、現在ヨーロッパで本物の大麻より流行していると言われます。これらの成分はまだ研究が十分でなく、どういった副作用が出るかも不明なため、賛否両論あります。

特にその議論が盛んだったのが3月に規制が入ったTHC-O、HHC-Oという成分です。それぞれTHC、HHCという陶酔作用がある成分をアセチル化したものです。これらはある温度域で気化した際に、ケトンが発生すると言われています。ケトン自体は体に良いものとされていますが、喫煙で摂取する場合は別です。ケトンは様々な成分と結びつきやすく、ものによってはとても強い毒になる可能性もあります。

以前にアメリカでVAPEが流行った際に、ビタミンEアセテートを含むと吸いやすくなる、と含有するメーカーが多くありました。しかしこのビタミンEアセテートを喫煙した場合、大きな害があることがのちにわかりました。アメリカはこのビタミンEアセテートの喫煙で、肺気腫など様々な病を引き起こし、多くの死者を出す結果となりました。

THC-OやHHC-Oを気化した際の毒性はほとんどない、と言う方もいますが、何かしらの外部要因と結びついて毒性が強く出る可能性も考えられたため、THC-O・HHC-O類が規制されたことは、未然に防いだ被害もあると思います。しかし一方で、エディブルなど他の摂取方法など、成分がもつ他の可能性も、閉ざされてしまったとも言えます。事実、ケトンはダイエットの分野でも注目されており、喫煙でなく食用など他の用法であれば、ネガティブな要素をポジティブに変化させることが可能だったかもしれません。

体感効果は悪い物なのか?

カンナビノイドには様々な種類があり、体感がないものも多くあります。これらは摂取方法によっても効果の出方が変わります。しかしこの一部のカンナビノイドの「体感がある」ということから、「気持ちよくなるために使うなんて」という方がいます。そもそも体感があるのは悪いことなのでしょうか。

医療大麻が合法となっている国を例に、体感の是非を考えてみましょう。もっとも体感が強い摂取方法は、一般的にはおそらく腸溶性カプセルですが、こちらは同時に医療としての効果も高く、人気な摂取方法です。退役軍人のPTSD治療などに使われています。少なくとも医療としての考え方は、体感があるなしでなく、医療として必要な結果で判断されます。仮に体感のあるドラッグは禁止すべきだというならば、真っ先に規制されるべきは医療でもない、アルコールではないでしょうか。

海外における医療大麻

社会では、パートナーと喧嘩した、友人関係で嫌なことがあったなど、パーソナルな悩みは自分の内で解消することを求められます。こういった際に気分転換にお酒を飲んだり、スポーツをするなど、その選択は個人によって千差万別です。しかしそういった感情のコントロールが難しいことは、みなさんにも経験があると思います。

医療大麻が合法な国では、こういった際に使用する気分転換の大麻も、医療として認められています。アンガーマネジメントのためのセルフケア、などと言えるかもしれません。気分転換に飲むお酒に近いものがあると思います。

海外の医療大麻は日常的なストレス緩和はもちろん、うつなどの精神の病気に対して、処方薬よりも大きな効果を発揮するケースが多くあります。一般的には抽出したオイルを舌下で吸収しますが、成人であれば喫煙という手段を選ぶ方もいらっしゃいます。喫煙はいわゆるマリファナと同じものですが、この場合は喫煙も「医療」、セルフケアとして、世界では認める国も増えてきました。

現在の日本における精神系の処方薬

ここで現在の日本における、医療処方の向精神薬を考えてみます。うつ病などで処方される薬の中には、体感的な気持ちよさを感じるものも多くあります。しかしそれらには、体へのダメージが大きいものもあります。

例えば私の祖母は老後うつと診断され、規定の倍以上の向精神薬が処方されていたそうで、かなり早くから認知症が始まりました。30代の友人が飲む処方薬は禁断症状がとても酷く、断薬時にはひどい頭痛で立ち上がれず視界に砂嵐が映るほど、激しい禁断症状に悩まされています。

もちろん全ての処方薬がこのような影響を出すわけではありませんが、医療大麻の利用では、このような影響はまず考えられません。むしろ認知症やアルツハイマーの予防や治療にも医療大麻は使われます。医療大麻は、うつなど精神の病に悩む世界中の人たちを、劇的といっていいほどに救っています。

医療大麻と精神の病

そもそも、大麻=カナビスは世界でも歴史的に「薬」としての歴史を長く持ちます。これは痲薬ではなく、医薬品として使われてきたものです。例えば紀元2世紀頃に神農本草経という書物が編纂されましたが、その中でも麻蕡(読み:まふん 現在でいう花穂)には癲狂(てんきょう・ものぐるい)に効果があるとされており、長期に服用すると正常化すると言われています。漢方において大麻は精神の病に対して効果があることが、1800年以上前から認識されています。

他国の医療大麻政策は、細かい規制の違いはあれど、大麻を薬として解禁し、誤用としてのマリファナによる享楽的な行為は黙認しています。ですが、医療大麻は他の薬物に比べ安価で手に入り、かつ、使用を続ければ正常化すると言われています。大麻を痲薬のように使用しても、その害がないというよりも、結果的に痲薬の類を必要としなくなる方も多いのです。大麻を利用した自傷行為のつもりが、結果として治療行為になっているのです。

もちろん精神の病気すべてに効果があるとはいえませんが、精神的に弱り違法な薬物を頼るかたのほとんどは、何かしらの逃避行動やある種の自傷的な行為として、使用される向きが多いように思います。ですが大麻はこういった心の傷を癒す効果が高いとされており、これは結果論ですが、それらの方が流入しやすい先に大麻があることで、社会に良い循環が、世界中の医療大麻合法国で生まれてきています。

体感系の合法大麻は医療大麻なのか

合法大麻を医療大麻と呼べるか、これは個人的な意見になりますが、その要素は持っていると言えると思います。自分のメンタルヘルスケアとして使う体感系の合法大麻は、医療大麻の性質を一部持っています。

そこで合法大麻成分の中で注目されているのが、THCHです。THCH、テトラヒドロカンナビヘキソールが発見されたのは 2020 年のことです。THC-P (テトラヒドロカンナビフォロール) を発見したイタリアの大麻研究チームによって発見されました。分析が続けられていますが、その治療用途に関する研究情報は、まだあまりありません。

THCHは自然界にも存在する強い向精神作用を持つカンナビノイドで、THCの25倍とも言われる強い作用を持っています。これは合成でも半合成でもなく、自然界に存在する向精神作用を持つレアカンナビノイドです。このため体感系の中でも、他と少し違う存在です。

さておき、THCHは副作用などまだ不明な部分が多くあります。このため用量や取り扱いには慎重になる必要があります。しかしTHCHは、CBDやその他のカンナビノイドとアントラージュ(相乗効果)が可能なのではと考えられています。その他のカンナビノイドとアントラージュするのであれば、THCの代替として医療利用できる可能性があります。

不明な副作用や個体差、用量の幅、成長期における脳への影響などもあり、子供に対しての使用は難しいと考えられますが、THCと同じくCB1受容体に働きかけCBDなどとアントラージュが可能であれば、様々な用途が考えられます。例えばTHCHとCBDを定期的に摂取する事で、ダメージが強い前述のような精神の薬の、代替として使える可能性もあります。

効果が強すぎるため医療利用は難しいと言う方もいらっしゃいます。そしてその意見もとてもよくわかります。ですが、それでもおそらく離脱症状・禁断症状に苦しむ方には有益な解決策となる可能性があります。いま日本でとても盛んになってきているTHCHの利用、その上手な利用が広まれば、カナビスの有用性が知られる事はもちろん、苦しんでいる方の解決策になる可能性もあるのです。

一般に広がりつつある体感系

実はすでに、一般のOLやサラリーマン、経営者の方まで体感系は使われ始めています。前述のTHCHでは、低濃度のVAPEをリラクゼーション目的はもちろん、芸術分野でのワークアウトプットに利用する方もいらっしゃいます。大麻を使用したことがない、お酒も煙草ものめない方が、ストレス解消を求めてエディブルを使う例も出てきています。

世界でもTHCよりTHCHの体感を好む方もいらっしゃいます。それは強い酩酊を求めると言うよりも、マイクロドーズ、少量を摂取する事で感性に刺激を与えよう、日々をより良く過ごそうという、どちらかというとウェルネスな思考に近いものも多く見られます。THCHはTHCに比べ、ハイになる感覚はありつつ、低用量であれば酩酊しにくいということが理由にあるようです。

他にはHHCPといった成分も人気です。こちらはその他のカンナビノイドとアントラージュするかはまだ不明です。ですが単体でも多量に摂取すれば酩酊感があり、自宅で音楽や映画を楽しんだり、ゆっくりとした睡眠を取るために利用する方も多いようです。こちらはTHCHよりも強い効果を持ち、その効果時間もかなり長いため、更に扱いが難しいものではあります。ですがTHCHでは得にくい、ゆったりとした感覚を好む方も多いようです。

お酒を飲めない、リラックスしたいのにその手段がないという方や、眠りが浅く仕事に集中出来ないという方など、様々な方が自分の生活をより良いものにするために、このような体感系を含むカンナビノイドを取り入れはじめています。そしてこれらの使い方は、セルフケアとして認知して良いものもあると感じます。

モラルのない流通は危険

一方で、体感系の強い効果をコントロールすることは難しいにも関わらず、高濃度な製品や、価格から成分の品質に疑いを持ってしまうような製品も見かけます。どこから仕入れているか、品質も不透明な原料ではないか、邪推してしまう様な製品があることは否めません。

消費者として興味をもって購入を考えるのであれば、COA(成分分析表)やMSDS(安全データシート)をしっかりと確認することを勧めます。きちんとしたCBDメーカー・販売店であれば、その内容や正しさを説明できます。喫煙はわずかな毒が大きなダメージを引き起こす恐れがありますし、食用(エディブル)は体感が出るまで時間が掛かる上に効果が強いため、それぞれ扱いが難しいものです。きちんと使用上の注意を説明できない販売店での購入は、お勧めできません。しかし、CBDなどのカンナビノイドをきちんと扱えるお店やメーカーを見つけて、体感系に限らずうまく自分の生活に応用できれば、QOLは向上するでしょう。

また、メーカーや販売店においては、原料の取り扱いに関して慎重になるべきだと感じています。少なくとも原料を卸すのであれば、その取り扱いへの注意や、最終製品についてのアドバイス、販売においても注意喚起が必要だと感じます。儲かりそうだから、強い体感を得させたいから高濃度で、こういった話はよく聞きますが、コストもリスクも見合ったものではありません。モラルのない卸や不明な原料を用いた製品の販売は、儲かるどころか、場合によっては訴訟リスクも高くなります。

儲かりそうだからという理由で、体感系の商売を始めようという方は無謀です。正しく原料を輸入するには大変手間が掛かりますし、国内で輸入事業者から購入しようと思っても、その品質をどのように確かめるかなど、必要な知見はかなり多くありますし、規制リスクもあります。安いからといって入手先が不明な個人取引はとても危険です。そもそも正しい原料か分からない、カビ問題、農薬や重金属の残留も考えられます。このような成分を摂取してしまった場合、大きな健康被害が出る可能性があります。

様々な課題はありますが、濃度を適切に調整すれば、CBDやCBNの効果を補助したり、用量を少なくする可能性もまたあります。基本的に体感系は扱わないメーカーも、THCHなど自然由来のものは低濃度に限り扱うケースも出てきました。

実は今、私たちはとても良いモデルの最中にいるようにも思います。体感系を題材に、THCの医療利用が可能になった世界を、一部想像できるのではと感じています。それは医療はもちろん、規制に関しても同様です。

諸刃のつるぎの体感系

濃度をきちんと考え調整すれば、体感系の成分は上記の様なQOLを上げるものになりえます。一方で、その強い効果には注意も必要です。そしてこれを扱えるのは、きちんとCBDやその他のカンナビノイドを扱ってきた、CBDメーカーや販売店だと感じます。

うまく体感を引き出せず無暗に高濃度になっている製品をたまに見かけますが、このような製品が、大麻もTHCHも使用したことがない一般消費者に渡れば、事故になる可能性もあります。もし体感系のお店が危険ドラッグの様に乱立することになれば、THCHを始めとした体感系成分の日本での寿命を縮めてしまいます。

カンナビノイド類は輸入も扱いも難しい上に規制リスクもあるため、メーカーを除き、国内の問屋から卸で購入するのが一般的です。こういった正規流通を行う事業者が、輸入の際に使用したCOAやMSDSなど、必要情報の公開を行っています。正しいバッチナンバーで、正しい分析情報が小売店やネットショップで最終消費者に掲示される仕組みなど、あれば安全になるインフラは多く想像できます。そしてこれらの中には、もし医療大麻が合法になったら、必要になってくるインフラもあるでしょう。

これらを整えることが出来れば、体感系で安直に業界に参入してくる危険な新規事業者を防いだり、小売店やメーカーの責任所在を明確にしたり、お店やメーカーのブランディングに寄与することなどが考えられます。

強い効果やネガティブな要素を理由に、CBD事業者の方でも体感系を否定的に見る方もいらっしゃいます。しかし、体感を理由にその成分の可能性を断じてしまうのは、いささか早計に思います。これを題材に私たちが想像できる未来は、もっと広い可能性があります。THCよりも強い効果の各種成分を扱えるのであれば、THCを扱う際にもその知見を活かすことが出来る部分もあるでしょう。断じてしまえば終わりですが、フラットに向き合えば私たちの未来に有益な知見を残せる可能性がある題材、それが体感系の合法大麻かもしれません。

最後に

これらは体感系を全面的に推奨するものではありません。むしろその強い効果には慎重になるべき、というのが一番伝えたい事です。しかし、この難しい環境の中で様々な事業者が体感系カンナビノイドの製品に挑戦しており、それにはもちろんリスクもつきまとっています。体感系におもわぬ副作用や害が発見され、事業にダメージを与えるリスクも当然あります。

しかしリスクを受けても挑戦する中で得られた知見が、その後の製品に良い影響を与える事業者も現れるでしょう。これらを考えると日本の医療大麻は、この合法大麻からすでに始まりつつあるのかもしれません。

日本人は経験していないことや知らないことに対して、強い恐怖感を持ちやすい傾向があるように思います。しかし、この体感系を題材に、大麻の体感はそれほど問題になるものではない、むしろ医療として使っていた歴史の方が長いこの薬を、理解するきっかけになるのではと思います。

大麻を使用したことが無い方にも、体感系の利用から、おぼろげに大麻の正体が伝わってきています。これはいわゆる従来の大麻ユーザーでなく、自身の健康管理から体感系を応用する、新しい消費者の存在です。自身が悩む症状などから体感系を求めディスペンサリーを訪れ、その他の体感のないカンナビノイドで解決するケースも出るでしょう。体感系はその是非はともかく、カンナビノイド市場全体を大きくしています。体感系を扱う・扱わないに関わらず、来店客にはそのユーザーが多くなってくるでしょう。どのカンナビノイド事業者もその事実を冷静にふまえ、この後を考える必要があるという段階に来ています。

HHCの規制、THC-O・HHC-Oの規制を超え生き残った事業者は、医療大麻が解禁となった国のメーカーよりも、レアカンナビノイドの利用で上回るメーカーになる可能性もあります。THCHやHHCPなどの体感系VAPEに関しては、アメリカなど一部の合法な州や国で販売されています。つまり同じ土俵で、海外で勝負できるメーカーが生まれる可能性もあるのです。もちろんどの国で販売するにしても、成分の危険性や害、副作用が無いか、現地の規制など、考えるべきことはとてもたくさんあります。

しかしこの合法大麻と多面的に向き合うことで、日本の医療手段や薬物規制、医療費や経済、そして大麻という私たちの文化に大切な言葉、さまざまな課題が見えてきます。そして同時に、日本のカンナビノイド業界が前進を続けていること、その市場が拡大していることを感じることができます。

このアドベントカレンダーで一連に出てくる情報は、日本はもちろん世界でのカンナビノイドの広がりを知る上で、とても良い資料となります。上記の情報は、ほんの一端に過ぎません。カンナビノイドはすでに世界で広く使われており、今回の一連の企画を眺めるだけでもその様々な実情を知ることができます。

他の記事でも気になった会社や製品があれば、ぜひアクセスしてみてください。それはあなたの今後の人生を、より良いものに変えてくれる可能性があります。世界に広がっている大麻の医療利用とその可能性、そして日本の現状は、視点によって評価は様々です。しかし、大麻は世界で薬としての立場を取り戻してきており、日本でもその恩恵が少しずつ受けられるようになってきました。

特に日本は、私たちの文化としても大切な大麻という植物を、誤解している方がとても多いです。学校教育では出てくることがない、医療としての大麻は、むしろ世界では常識になりつつあります。この一連の記事や動画コンテンツは、あなたと世界のギャップを埋めるのに十分なものです。

もしこの記事が、少しでもあなたのギャップを埋めたり、興味を引いたならば、ぜひ先入観を置いて大麻という植物に触れてみてください。そこから見える世界は、きっと今までより鮮明に、高い解像度で世界を感じられます。そこから始まる知的な冒険は、きっとあなたの人生をより良くしてくれるものとなるでしょう。

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