BYUの語学学校に通っても英語は伸びない?【Part2】
みなさんお久しぶりです!
前回「BYUの語学学校に来ても英語は伸びない?」という記事を書きましたが今回はその続きです。(一部被ってる部分もあります)
私がなぜこのような記事を書くのかと言うと
私と同じような経験をみなさんにしてほしくないからです。
これを読まれているという事は、
既にBYUの語学学校に通われている学生さんか
今日本にいるけど語学学校に興味があって
これから入学するかもしれない方々だと思います。
そんな方々に向けて
私が以前にBYUの語学学校に通っていた当時の体験談や私の周りの日本人の方々のエピソードを参考にしながらみなさんに有益な情報、意見をシェアできれば幸いです。
※以後「語学学校=ELC」と略します。
本題
まず、今回のタイトルにもある
「BYUの語学学校に通っても英語は伸びない?」
という質問に関してお答えすると
BYUの語学学校に通っても英語は伸びません。
少し言い過ぎたかもしれないので、訂正させて頂くとBYUの語学学校に通えば日常会話レベルの英語力は伸びます。
しかし、ELCに通う学生さんの主な目的は「BYU、又は他の海外大学に進学したいから」もしくは「英語力をアップさせて日本でのキャリアップに繋げたいから」という方々が多いと思います。日常会話レベルの英語力だったらわざわざ膨大なお金と時間を使ってアメリカに留学に来なくても日本でオンライン英会話や英会話スクールに通った方がよっぽどコスパが良いと思います。
それか、留学と言っても目的は人それぞれなので
批判するつもりはありませんが「思い出短期留学」のような関じでカリフォルニアやニューヨークなどもう少し都会の華やかな地域に留学した方が遊ぶところもたくさんあって楽しいし、日常英会話力は伸びると思います。
また、「BYUは学費が安い」と思われてる方が多いですがそれは大学の学費を比較した場合の話です。確かにBYU(ELCではなく大学の方)の学費はめちゃくちゃ安いです。
しかし、BYUのELCの学費は1セメスター約35万であり、大体どこのELCもそのくらいの学費です。
BYUのELCに入学される方はただの思いで留学ではなく、「大学進学の為」「転職の為」など、
かなり覚悟を持って本気で英語を勉強しにくる日本人の方々が多いと思います
なので、私は別に人にえらそうにアドバイスできる立場ではありませんが以前にBYU(語学学校)に通っていた経験や周りの日本人の友達のお話を元にこれからELCに入学される方に向けて3つのアドバイスをまとめました。
みなさんが時間とお金を無駄にせず、
より良い留学生活を送って頂けたら幸いです。
では、BYUのELCに通う日本人の方が
最速で早く英語力を伸ばす為に、私からできる3つのアドバイスは以下になります。一つずつ解説していきたいと思います
①放課後や昼休みを上手く使う。
②週末を上手く使う。
③自分の英語力を過信しない。
①放課後や昼休みを上手く使う。
まず、①の「放課後や昼休みを上手く使う」に関しては前回の記事でも触れましたが、再度簡単に説明させて頂くとELCは月曜~木曜までの4日間、毎日朝8:30~14:30まで授業があります。
なので、14:30以降は完全に自由時間となるので、この時間の使い方が英語力アップの為にすごく重要です。
もちろんせっかく留学に来ているので遊びも大事ですが大学進学に向けてTOEFLを受験する予定がある方、もしくは日本に帰ってTOEICを受験する予定がある方はこの自由時間を大事にして下さい。
私がELCに通っていた当時、英語力が伸びるのが早かった日本人に共通していたのは「ELCの授業以外の時間も勉強していた」事です。14:30に授業が終わって大学の図書館やELCの自習室で自主的に勉強していた日本人はやはり英語力の伸びが早く、TOEFLのスコアもみるみる上がってました。
また、ELCは14:30に授業が終わると書きましたがお昼休みが1時間半程度あります。この時間の使い方もとても重要です。
日本人の友達とダラダラ喋っている人よりも、日本人以外のクラスメイトと積極的にコミュニケーションをとっている人やコンピュータールームで時間を上手く使ってその日の課題を終わらせている人は、同じ期間留学に来ていても英語力の伸びが全然違いました。
②週末を上手く使う。
ELCは月曜日~木曜日までの4日間しか授業が無いので、毎週3連休があります。
※たまに金曜日に小テストがある場合があります。
なので、この膨大な時間をどう使うかで英語力の伸びが全然変わってきます。「週末も図書館に引きこもって英語の勉強しろ!」とは言いませんが、1日2~3時間だけでも自主的に勉強時間を
作るようにしてください。
「木曜日まで授業に出て、週末は全く英語に触れない」みたいな生活だといくら留学に来ていても
英語はほとんど伸びません。
また、月~木は学校の授業や課題に集中し、
週末はガッツリTOEFLの勉強に時間を使うのも良いと思います。私の日本人の友達にもそのような方がおり、すぐにTOEFLの必要スコアを取得してBYU(大学)に進学されていました。
③自分の英語力を過信しない。
3つ目は、自分の英語力を過信しない事です。
BYUの語学学校はどちらかと言うと「楽しく英語力を学ぼう!」というスタンスで授業が行われるので、授業内容は日本の中学・高校英語を取り扱ったりもします。
上のレベルのクラスに入ればもう少しTOEFL受験を意識した授業内容になりますが、入学したほとんどの日本人学生さんは最初に「授業が思ったよりも簡単」と感じると思います。
それにより、「自分結構英語できるかも?」「TOEFL勉強しなくても点数取れるんじゃね?」と自分の英語力を過信してしまう学生さんもいます。
しかし、セメスターが終わって実際にTOEFLを受けたら悲惨なスコアを取ってしまった…みたいな学生さんも少なくないです。
なので、これからELCの入学される学生さんには
ELCに入学したらまずTOEFLを1回受けてみることを強くおすすめします。
私も初めてTOEFLを受験したのはELCを卒業して
日本に帰った後なので、これをすれば良かったなと少し後悔してます。
しかし、TOEFLは受験するのに25000円程掛かります。かなり高いです。なので、本試験ではなく過去問を受けてみてください。
ELCのコンピュータールームにある全てのパソコンにはTOEFLの過去問が6回分インストールされており、無料で何回でも受験することが可能です。
なので、ELCに入学したらまず過去問を1回分受けてみてください。TOEFLがどんなテストなのか、どれくらい問題が難しいのか、実際に肌で感じてみて自分の英語力の現状を知ることが重要です。
私の周りの日本人の友達の中にも、高校の英語は得意だったけどTOEFLを受けてみたら40点台だった人、日常会話は得意だからSpeakingはある程度取れたけどReadingとWritingで10点ずつしか取れなかった人など、私を含めTOEFLで苦い思いをしている日本人学生が多いです。
それだけTOEFLは難しく、かなり特殊な英語のテストです。なので、TOEFL受験を見据えてELCに入学する方はまず過去問を受けてみて敵を知り、ご自身の英語力の現状を早い段階で把握してください。それをすることで、今後の留学生活をどのように過ごしたら良いのか、どこのセクション(ReadingやListeningなど)を重点的に強化していけば良いのかが分かります。
最後に
いかがでしたか?
この3つを意識して留学生活を送るだけで同じ期間留学をしていても英語力の伸びは全然違います。
私がELCにいた当時は40人近くの日本人が一気に入学し、アメリカの語学学校にいるのに日本語を話す時間の方が多いみたいな日もありました。
また、コロナ規制もかなり落ち着き、
現在もたくさんの日本人学生さんがELCに在籍してます。これにより、良くも悪くも「日本人同士の馴れ合いムード」みたいな雰囲気がELCには生まれてきているようです。これは別にBYUの語学学校に限った話ではなく、どこの地域にある語学学校でも自分と同じ母国語の学生が増えてくると同じような現象が起きます。
しかし、これは本当に危険です。せっかく英語を勉強する為にアメリカまで来ているので、日本人の友達とダラダラ過ごしてたら時間とお金がすごくもったいないです。ELCは大学よりも学費が安いとはいえ、1セメスター(3か月半)で約35万円します。それだったら日本にいながらオンライン英会話を受けた方がよっぽどコスパ良いと思います。英語力の伸びも対して変わらないと思います。最近はオンライン英会話の需要が拡大しており、会社にもよりますが一か月1万円掛からずレッスン受け放題のところもあります。
なので、せっかくアメリカまで留学に行くみなさんは周りの日本人に流されず、常にご自身の目標を意識し、有意義な留学生活を送って下さい。
※注意
また、私は今回の記事を通して「BYUのELCに通っても英語力は伸びない。だから行かない方が良い」と伝えたいわけではありません。
ELCの授業を受けている時以外の時間の使い方を
大事にしてほしいと思い、この記事を書きました。BYUのELCに通う学生さんの勉強意識はすごく高く英語学習のモチベーションにもなります。
また、BYU(大学)への進学の為にELCに通う日本人の方も多いと思いますが、その観点からもBYUのELCはおすすめです。理由は、他にも「BYUに進学する」という同じ目標を持った学生さんが多いからです。
それは日本人に限らず、他のアジア人、南米人など、やはりELC卒業後にBYUへの進学を希望している学生さんが多いです。同じ目標を持った仲間がすぐ近くにいるという環境は目標達成に向けてモチベーションを高めやすく、堕落しずらくなると思います。なので、BYUに進学したい方の”準備”としてBYUのELCにまず通うという選択はとても良いと思います。
今日も記事を読んで頂きありがとうございました。また明日の記事もお楽しみください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?