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『ブランド人になれ!』を読んで


こんにちは、かず(@kazu_1247)です。

先日、発売された『ブランド人になれ!』(田端信太郎著)を読んで、気になったこと、考えたことなどを随時アウトプットしていきます。

今回は、この二つです。

・とにかく量をこなせ。量が質を生む。
・会社なんて幻想だ!

それぞれ、以下で簡単に触れていきます。

とにかく量をこなせ。量が質を生む。

他人が喜んで銭を払ってくれるようなレベルにまで、仕事の本質を高めるためには、圧倒的な量をやりきる時期が絶対に必要である。量は質に転化するからである。
「質を追求するな。量をこなせ。」
新人のうちはこの言葉に尽きる。
無駄に長く下積みをダラダラとする必要はない。2年でいい。
ビートルズも、MBAのビジネススクールも、弁護士のロースクールも、医師国家試験の合格後の臨床実習も2年間である。
ブートキャンプに入ったつもりで、ホースから水を飲むように、ガムシャラに量をこなし基礎を作れ。
「これだったらギリギリできそうだ」というレベルではない。
「こんな量は不可能だ」というレベルの仕事を、必死でやり切る。
完全に追い込まれた時、人は火事場のクソ力を発揮する。そして、モデルチェンジし進化する。
「ビジネス書でノウハウを学んで、最初から生産性を高めよう」と思っても、意識だけが高い勘違い男になるのが関の山である。
「圧倒的な量をこなす。」これしか、ブランド人の階段を登り続けるための体力はつかない。

僕はつくづく思います。

優雅に見える成功者は、どこかの時期で、必ず、圧倒的な量をこなしているのだということを。

そして、表面は華麗に見えても、裏では地道な努力をしているのだと思います。

でも、僕たちは、彼らのほとんど表面しか見ることができません。

彼らが、多くの聴衆の前で涼しげな顔で話している様子を見ます。

彼らが、世界の舞台で、超満員のスタジアムでゴールを奪い、観客を熱狂させているシーンを見ます。

その、ほんの数秒の、でも人生で最大の瞬間のために、彼らは日々、準備をしてきたのでしょう。

でも、僕たちは、彼らの最高の瞬間を見るだけであり、そこに至るストーリーを知る人は多くありません。

だから、彼らのことを「天才」と呼んだり、「才能」があると決めつけて自分達には不可能だと思い込みます。

でも、彼らは、自分が好きなことに、人よりも没頭して、圧倒的に量をこなしたからだと思うんです。

勘違いしてはいけないのは、努力は、無理に頑張るとか、苦しいとかではないということです。

「仕事だから」という感覚でもありません。

自分の好きなこと、熱中するものに対して、ハマりまくって、気付いたら圧倒的な量をこなしていた、という感覚なのではないでしょうか。

まずは、自分の好きなこと、自分の人生で何を成し遂げたいのかを見つけるために、徹底的に自分と向き合う。

そして、それにハマる。圧倒的に量をこなす時期を作る。

自分の人生なので、自分の好きなことをして、自分の好きな人と、好きな場所で過ごして、好きなものを食べて、好きなものを見て、僕はそんな人生を送りたいと思っています。

(僕は、文章を書いているとエモくなりがちです。)

会社なんて幻想だ!

会社は社員のために存在し、社員のためにインフラをふんだんに準備してくれる。
発想を変えれば、サラリーマンには、自分のために組織を利用できる特権があるのだ。
君が出版社の編集者だったとしよう。
君が本を作った後、営業部のスタッフは足を棒にして書店を回ってくれる。宣伝部のスタッフは、広告宣伝の手を打ってくれる。
もし、フリーランスなら、これらの仕事をたった一人でやらなければいけない。
そう考えると、会社とはすごい財産の集合体なのだ。
組織の力、集団の力を上手く利用し、会社をアンプのように使うおかげで、君のギターソロは何千人、何万人に届くようになる。
「会社はただの共同幻想だ」「会社はオレのために存在する便利なインフラだ」
このように発想を転換すれば、会社員としての生き方はガラリと一変する。

たしかに、会社はリソースの宝庫だと思います。

物的・人的なリソースがあり、自分がやりたいことの手助けとなるだけでなく、研修ではインプットの機会も与えてくれます。

会社で働くこと自体が目的だったり、給料をもらうことが目的でない限り、会社はオイシイことだらけのような気がします。(もちろん、会社によりますが。)

だから、会社をどんどん使ってよいと思います。
言い換えると、会社に縛られる必要はないと思います。

田端さんの言う「飲み屋で愚痴を言うサラリーマン」は、会社に縛られている人たちだと思います。

他人や環境のせいにする人は、自分の人生を生きていないのです。

さらに、自分では変えることができませんと認めてシャットダウンしてしまっているのです。

何かしっくりこないことがあれば、自分が変えていけばいいのです。人を変えるより、自分が変わる方が楽です。会社を辞めるなりすればいいのです。

この、「会社は幻想である」ってことは、頭に入れておきたいです。

成し遂げたいことの手段として、この会社で、この仕事をしているということを常に意識しながら、一つの会社の中で視野が狭くならにようにしていきます。

適度に会社外でインプットを行い、それを会社のリソースを使って試したり、そんなこともできると思います。

「会社」で働いている特権を理解して、どんどん使っていきたいと思いました。

今回はこれで以上です。

また後日、他に考えたことなどをアウトプットしていきます。


Written by かず



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