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淡路島にて。 9/23~24

ゲストハウスで出会ったおじちゃんライダー(バイク)。夜一緒にお酒を飲んだ。おじちゃんは今人生のどん底らしい。だからせめて朝散歩をするときは絶対下を見ないようにしてるんだって。その人は私の父ほどの年齢の方だった。色々話を聞いた…

朝、出発の時「会えて良かった!!ありがとう!またどこかでっ!」と握手をしてくれた。私が先に出発してしばらく自転車をこいでいると、後ろからおじちゃんが手を振りながら追い越して行った。なんだかとても嬉しかった。

「おじちゃんのお名前は? 」「本当にまたどこかで会えるのだろうか?」

私はおじちゃんが見えなくなるまでずーっと手を振っていた。

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写真には写らない美しさがあった。ウミホタル。
波が光っている。波が砂浜に寄せる度にキラキラと砂が青白くが光る。本当に星空のようだ。目が暗闇に慣れてくるとさらに見えてくる。
「見せてあげたい!」と思ってスマホで写真を撮ろうとした。真っ暗な画面しか撮れない。「こりゃだめだ。」とスマホをしまう。
画面が明るすぎたのか、リセットを食らってしまい、また目が慣れるまでしばらくウミホタルはみえなかった…

見せたい人がいる。でも見せることが出来ない。
伝えたいものがある。でも伝えることが出来ない。

「見せたい景色がたくさんあったよ!一緒に行こうよ!」

それでいいじゃない。簡単に伝わらなくても。

そんなものをたくさん持っておきたい。