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プロデューサーズカンパニー

勤続年数に従って給料を上げ続けるためには会社は成長し続けなければならないので、基本的には会社を肥大化させて行くことになる。会社のサイズを維持しつつ離職者も減らさずに給料を上げるには売り上げ向上か利益率の改善しかない。

労働集約型の広告制作業界においては売り上げ向上は基本的に人手を増やすしかない。この単純に会社規模の拡大をしていくと結果としてマネジメントの煩雑化とオーバヘッドの肥大化と収益の安定化のために受注件数を増やすため単純に利益率の低い仕事も増える結果、会社全体の利益率そのものは悪くなる。

となれば利益率向上となるので外注を減らして内製を増やす方向にシフトする戦略を取る会社も多いです。なので会社規模を拡大しつつ内製率を上げていく両輪ってところが一番多いのかも。

トボガンではそこをあえて規模を広げすぎず内製を拡大せずにプロデューサー集団として割り切る道を選びました。自分たちのクリエティブというよりもプロジェクトごとにクリエイターをプロデュースする形で届けていきたい。商品や企業の背景はもちろん言語も予算も違うクライアントに対応するために。

ワンストップ、一気通貫を推す会社が増えている今だからこその逆ぶり。
『私たちだけでは何もできませんを標榜するプロデューサーズカンパニーです』

*しかし業界にはなんで麻雀用語が多いんだろう

もちろんそんなスタンスでやっているといろんなことを相談されるんだけど、相談されるがままにいろんなことを背伸びしてやってきて。その過程でコンペにはまぁよく負けるw 反省はするけど、基本スタンス変えないから勝率は上がらない。でも、まぁいいや(いいのか?)全部勝ってたら規模を拡大しないといけなくなるので、程よく負けることで仕事量が調節される。

この程よくというのが難しいんだが、、、

他社にあってうちにないものといえば営業部門かな。社員にも仕事をとってこいとはそんなに言わないし。基本的にきたものをきちんと打ち返してれば、規模の拡大を目指さなければなんとかやっていける。この打ち返しにトボガンらしさをどう入れるかが重要。

プロデューサーズカンパニーという形になったのも、かっこいいもの面白いものが作りたいとかっていうよりも、相談に来た人に最適解を探したいっていうのがスタートだからなのだろう。トボガンが考える最適解というの重要でそこでプロデュース力が問われる。

もちろん会社を大きくしたいとかってのもない。でも一緒にやってくれる仲間達には少しでも沢山還元してあげたい。誰かの問題を違う誰かと解決して我々も潤えば、それはそれでWinWinじゃぁ〜ん♪ みたいな、、、

長岡の花火大会に社員+@で行ってきました


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