過去の日記より

ふと、数年前の日記を開く。ちょうど今から6年前の今日、2014年4月21日火曜日。「映画三昧、《やさしい女》《東京行進曲》《東京の女》を観に行く」と、一言の記録。

正直内容は覚えていないが《やさしい女》は描写が丁寧で淡々としていた気がする、部屋にその時のフライヤーが飾ってあるがやはり内容は曖昧だ。アパートからスローモーションのようにひらひらと紙が落ちてゆくのシーン、それだけはぼんやりと覚えている。残りのふたつは活弁の二本立て、いまもあのイベントはやっているのだろうか?

あの頃の日記はひたすらと映画のタイトルだけが羅列されている、自身の映画時代。たまにあの感覚とあの眼を取り戻したくなる。

そう、ちょうど一か月前に映画好きな女性に会ってだいぶ話し込んだ。久しぶりの映画についての話、しばらく口に出していない言葉達がどぼどぼと溢れてきた。家にいる時間が多いこの時期、色々と漁ってみようか。


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