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「介護books」

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家族介護者の方。プロの介護者の方。介護に興味がある方。いろいろな方や、様々な状況によって、オススメできる本が違うのですが、それぞれの方にフィットすることを願って、本を紹介していま…
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#介護者支援

「介護books」 ① 介護未経験でも、介護者の気持ちを分かりたい人へ、おすすめの2冊

 今は、介護に幸いにもあまり縁がない状態だけど、それでも介護に関心はあって、もしできたら、家族介護者がどんな気持ちなのかを知りたいし、知っておきたいと思う人に、オススメの本を2冊あげさせていただきます。 『夜と霧』 ヴィクトール・E・フランクル いきなり、介護と関係なさそうな本で申し訳ないのですが、そして、もしかしたら、すでに読んだ方も多いと思われる、いわゆる「名著」です。  ただ、この本を読んだ時、私は、介護中で個人的には気持ちとしては厳しい時期だったのですが、思った以上

「介護booksセレクト」⑲『ケアする惑星』

 いつも読んでくださっている方は、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。  初めて読んでくださっている方は、見つけていただき、ありがとうございます。  私は、臨床心理士/ 公認心理師の越智誠(おちまこと)と申します。 「介護books セレクト」 当初は、いろいろな環境や、様々な状況にいらっしゃる方々に向けて、「介護books」として、毎回、書籍を複数冊、紹介させていただいていました。  その後、自分の能力や情報力の不足を感じ、毎回、

「介護booksセレクト」⑪『医者を選べば認知症は良くなる!』  河野和彦

 いつも読んでくださっている方は、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。  初めて読んでくださっている方は、見つけていただき、ありがとうございます。  私は、臨床心理士/ 公認心理師の越智誠(おちまこと)と申します。 「介護books セレクト」  当初は、いろいろな環境や、様々な状況にいらっしゃる方々に向けて、「介護books」として、毎回、書籍を複数冊、紹介させていただいていました。  その後、自分の能力や情報力の不足を感じ、毎回

「介護booksセレクト」⑩「当事者は嘘をつく」小松原織香

 いつも読んでくださっている方は、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。  初めて読んでくださっている方は、見つけていただき、ありがとうございます。  私は、臨床心理士/ 公認心理師の越智誠(おちまこと)と申します。 「介護books セレクト」  当初は、いろいろな環境や、様々な状況にいらっしゃる方々に向けて、「介護books」として、毎回、書籍を複数冊、紹介させていただいていました。  その後、自分の能力や情報力の不足を感じ、毎回

「介護books セレクト」⑨『子どもの虐待を考える』  玉井邦夫

いつも読んでくださっている方は、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。 初めて読んでくださっている方は、見つけていただき、ありがとうございます。  私は、臨床心理士/ 公認心理師の越智誠(おちまこと)と申します。 「介護books セレクト」 当初は、いろいろな環境や、様々な状況にいらっしゃる方々に向けて、「介護books」として、毎回、書籍を複数冊、紹介させていただいていました。 その後、自分の能力や情報力

「介護books セレクト」⑧『自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント』 松本俊彦

いつも読んでくださっている方は、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。 初めて読んでくださっている方は、見つけていただき、ありがとうございます。  私は、臨床心理士/ 公認心理師の越智誠(おちまこと)と申します。 「介護books セレクト」  当初は、いろいろな環境や、様々な状況にいらっしゃる方々に向けて、「介護books」として、毎回、書籍を複数冊、紹介させていただいていました。その後、自分の能力や情報力の不足を感じ

「介護books セレクト」⑦『大人の発達障害を診るということ 診断や対応に迷う症例から考える』

 いつも読んでくださっている方は、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。  初めて読んでくださっている方は、見つけていただき、ありがとうございます。  私は、臨床心理士/ 公認心理師の越智誠(おちまこと)と申します。 「介護books」  当初は、いろいろな環境や、様々な状況にいらっしゃる方々に向けて、毎回、書籍を複数冊、紹介させていただいていました。  このシリーズは7回続けたのですが、自分の能力や情報力の不足を感じ、これ以上は紹介

「介護books セレクト」⑥『大人のトラウマを診るということ』 青木省三・村上伸治・鷲田健二

 いつも読んでくださっている方は、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。  初めて読んでくださっている方は、見つけていただき、ありがとうございます。  私は、臨床心理士/ 公認心理師の越智誠(おちまこと)と申します。 「介護books」  以前は、いろいろな環境や、様々な状況にいらっしゃる方々に向けて、書籍を毎回、複数冊、紹介させていただいていました。  このシリーズは7回続けたのですが、自分の能力や情報力の不足を感じ、これ以上は紹介

「介護booksセレクト」④『医療の外れで』 「支援の現場における当事者性」

 いつも読んでくださっている方は、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。  初めて読んでくださっている方は、見つけていただき、ありがとうございます。  私は、臨床心理士/ 公認心理師の越智誠(おちまこと)と申します。 「介護books」  当初は、いろいろな環境や、様々な状況にいらっしゃる方々に向けて、書籍を毎回、複数冊、紹介させていただいていました。  自分の能力や情報の不足を感じ、これ以上は紹介できないのではないか、と思い、いった

「介護books セレクト」①『ボクはやっと認知症のことがわかった』 長谷川和夫 猪熊律子

 これまで「介護books」(リンクあり)として、いろいろな環境や、様々な状況にいらっしゃる方々に向けて、書籍を毎回、複数冊、紹介させてもらってきました。  前回で、自分の能力や情報の不足を感じ、これ以上は紹介できないのではないか、と思い、いったんは「介護books」を終了します、とお伝えしたのですが、それでも、紹介したいと思える本を読んだりすることもあり、今後は、一冊でも紹介したい本がある時は、お伝えしようと思いました。  いったんは終了します、とお伝えしておきながら、

「介護booksセレクト」③『誤作動する脳』 樋口直美

 いつも読んでくださっている方はご存知だと思うのですが、これまで「介護books」(リンクあり)として、いろいろな環境や、様々な状況にいらっしゃる方々に向けて、書籍を毎回、複数冊、紹介させてもらってきました。  自分の能力や情報の不足を感じ、これ以上は紹介できないのではないか、と思い、いったんは「介護books」を終了します、とお伝えしたのですが、それでも、紹介したいと思える本を読んだりすることもあり、今後は、一冊でも紹介したい本がある時は、お伝えしようと思い、復活する(リ

「介護books セレクト」②『きらいな母を看取れますか?関係が悪い母娘の最終章』 寺田和代

 これまで「介護books」(リンクあり)として、いろいろな環境や、様々な状況にいらっしゃる方々に向けて、書籍を毎回、複数冊、紹介させてもらってきました。  自分の能力や情報の不足を感じ、これ以上は紹介できないのではないか、と思い、いったんは「介護books」を終了します、とお伝えしたのですが、それでも、紹介したいと思える本を読んだりすることもあり、今後は、一冊でも紹介したい本がある時は、お伝えしようと思い、前回(リンクあり)から復活することにしました。  いったんは終了し

介護books⑦「認知症」当事者のことを、より深く理解するための6冊

前回、『介護books⑥「介護」を、もっと広く深く考えたい方に、手に取って欲しい6冊』(リンクあり)で、この「介護books」シリーズは、いったん終了します、とお伝えしたのですが、その後、ご紹介したい本を見つけたり、再発見したりしましたので、再開いたします。今後は、不定期になるかと思いますが、また時々、このシリーズを続けていくと思います。 いったんは終わるとお伝えしたのに、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。 改めまして、臨床心理士/公認心理師

介護books⑥ 「介護」を、もっと広く深く考えたい方に、手に取って欲しい6冊

 臨床心理士/公認心理師の越智誠と申します。  元・家族介護者でもありますが、介護を始めてから、「家族介護者の心理的な支援」の必要性を強く感じ、臨床心理士を目指し、今は、家族介護者に対して「介護相談」の仕事もしています。 (私自身の経歴の詳細は「介護離職して、介護をしながら、臨床心理士になった理由」を読んでいただければ、幸いです)。  今回は、家族介護者の当事者の方だけでなく、専門家の方でも、「介護というものを、もう少し広く、できたら深く考えたい」と思われる方に、私にそん