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『「提案」や「お願い」など』

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読んでくださる方に対しての「提案」や「お願い」。さらには、このnoteに関しての記事をまとめています。
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「介護者支援」について、お願いしたいこと。

 突然なので、驚かせてしまうようなことだと思いますが、お願いしたいことがあります。  私は、臨床心理士/公認心理師の越智誠(おちまこと)と申します。 目的 このnoteの目的の一つは、家族介護者の心理的支援の必要性を、できるだけ広く伝えるということですが、それは、同時に、市区町村に「介護者相談」の窓口の設置を、政策レベルで考えてほしい、ということにもつながっています。 (地域包括支援センターでは「介護相談」は行われていますし、それは介護者支援につながる部分も、もちろんあ

「介護うつ」という言葉を、改めて考える。

 いろいろなことには、流行があるようで、ある時期に盛んに言われても、急にあまり触れられなくなることも少なくありません。  介護うつ。  この言葉も一時期、かなり話題になり、そして、それは、とにかく避けるべきもの、としてしか語られていなかったように思います。  本当は、「介護うつ」という診断名はなく、病院に行って診断を受けたとしても「うつ」と告げられ、そのための薬を処方されるはずです。  ただ、今は、以前ほど多く「介護うつ」が語られなくなりました。  もし、家族介護者

【御礼】 今週は、「おめでとうございます!」を見ることができました。

 今週は、「おめでとうございます!」を見ることができました。  皆さんが記事を読んでくださった上に、「スキ」をしていただいたおかげです。  ありがとうございました。  今回は、最近よく聞かれるようになった「ビジネスケアラー」という言葉への違和感や疑問について、改めて考えてみました。介護者支援を考えていく上で、大事なことだとも思います。  もし、未読で、興味を持っていただいた方がいらっしゃったら、読んでもらえたら、うれしいです。  よろしくお願いいたします。     

「ビジネスケアラー」という言葉に、違和感をおぼえる理由を考える。

 最初に「ビジネスケアラー」という言葉を聞いたときは、すぐに意味がわかりませんでした。  家族介護者に対して、「ビジネス」として「ケア」をおこなう人?プロの介護者のことかとも思いました。 ビジネスケアラー でも、そういう意味ではなく、仕事をしながら介護をおこなう人のことを指すようですが、どうして、こうした不自然な英語まで使ってまで、「介護離職ゼロ」以来、再び、こうした方々の存在が注目されることになったのでしょうか。  それは、経済産業省からの発案のようでした。  正直

「名もなき介護」に名前をつける理由。

 問題は、そこに名前がつかないと、問題だと意識されません。 「名もなき家事」 だから、「名もなき家事」ということが話題になったときは、もちろん他人事でないにしても、「名前はついていないけれど負担になっている家事」があることが明らかになっただけでも、意味があると思いました。  この調査の中で、こうした項目がありますが、このことが、「名もなき家事」を実際にすることの負担だけではなく、どれだけその行為をしたとしても、そこに「名前がない」だけで、家事だと思われていない、とすれば、

【御礼】 先週は、「おめでとうございます!」を見ることができました。

 先週は、「おめでとうございます!」を見ることができました。  皆さんが記事を読んでくださった上に、「スキ」をしていただいたおかげです。  ありがとうございました。  もし、未読で、興味を持っていただいた方がいらっしゃったら、読んでもらえたら、うれしいです。  よろしくお願いいたします。                                    臨床心理士/公認心理師                            越智 誠 #介護相談      

心理職として、この10年やってきたこと。これからも続けること。

 臨床心理士になり、公認心理師の資格も取得したのは、家族介護者の心理的な支援をしたいと考えたからでした。自分自身が仕事もやめ、30代後半から介護に専念する時間の中で、家族介護者にこそ個別で心理的サポートが必要だと身にしみてわかったからです。  資格取得のため、介護を続けながら40代後半で臨床心理学の大学院に通い始めた頃、意外だったのは、介護者支援に関しては、ほとんど関心が持たれていないことでした。  考えたら、介護が継続する限り、いつまで続くか分からない時間の中で少しでも

【御礼】 今週は、「おめでとうございます!」を見ることができました。

 今週は、「おめでとうございます!」を見ることができました。  皆さんが記事を読んでくださった上に、「スキ」をしていただいたおかげです。  ありがとうございました。  もし、未読で、興味を持っていただいた方がいらっしゃったら、読んでもらえたら、うれしいです。  よろしくお願いいたします。                                           臨床心理士/公認心理師                                     

【御礼】 今週は「おめでとうございます!」を、見ることができました。

 いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。  初めて見つけていただいた方も、ありがとうございます。   もし、よろしければ、今回の記事からでも、読んでもらえたら、うれしく思います。  今週は、「おめでとうございます!」を見ることができました。  皆さんが、読んでくださった上に、スキをつけていただいたおかげです。  ありがとうございました。     今回は、『家族介護者にこそ、心理的支援が必要な理由』につい

「家族介護者にこそ、個別で心理的な支援が必要」と考えるようになった経過と、その理由(後編)。

 いつも、読んでくださっている方は、ありがとうございます。  おかげさまで、こうして書き続けることができています。 (前編を読んでくださった方は、「調査と分析」から読んでいただければ、重複を避けられるかと思います)。  初めて見つけていただいた方も、ありがとうございます。  臨床心理士/公認心理師の越智誠(おちまこと)と申します。  現在、家族介護者への個別で心理的な支援として「介護者相談」をおこなわせてもらっています。今年(2024年)で、周囲の方々のご尽力のおかげで

「家族介護者にこそ、個別で心理的な支援が必要」と考えるようになった経過と、その理由(前編)。

 いつも、読んでくださっている方は、ありがとうございます。おかげさまで、こうして書き続けることができています。  初めて見つけてもらった方も、ありがとうございます。  臨床心理士/公認心理師の越智誠(おちまこと)と申します。  現在、家族介護者への個別で心理的な支援として「介護者相談」をおこなわせてもらっています。今年(2024年)で、周囲の方々のご尽力のおかげで11年目を迎えました。  実際に関わらせていただくと、潜在的な需要も含めて、その必要性を強く感じているのです

【御礼】 今週は「おめでとうございます!」を、見ることができました。

 いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。  初めて見つけていただいた方も、ありがとうございます。   もし、よろしければ、今回の記事からでも、読んでもらえたら、うれしく思います。  今週は、「おめでとうございます!」を見ることができました。  皆さんが、読んでくださった上に、スキをつけていただいたおかげです。  ありがとうございました。  今回の記事は、『認知症予防』に加えて、最近特に見聞するようになっ

『認知症予防』と『軽度認知障害』について、改めて考えて欲しい理由

「認知症予防」という言葉が言われるようになって、かなりの年月が経ちました。  今だに、この言葉を聞くと、割り切れない思いになるのですが、このところ、「軽度認知障害」という診断名もよく耳にするようになり、さらにもやもやした思いになります。  改めて、この「認知症予防」と「軽度認知障害」のことについて、考えてほしいと思ったのは、この言葉自体、というよりは、この言葉をめぐる様々なことに関して、まだ検討する余地があると思ったせいでした。 認知症の診察 認知症の診察、という医療者

「ありがとうございました」(2024.6)------このnoteを読んでくださる方への御礼です。

 いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。  初めて見つけていただいた方も、ありがとうございます。   もし、よろしければ、今回の記事からでも、読んでもらえたら、うれしく思います。  今週は、「おめでとうございます!」を見ることができました。  皆さんが、読んでくださったおかげです。  ありがとうございました。  この『「40歳を越えて、大学院に行く」ということ』のシリーズは、臨床心理士の資格を取得する