#お便り 浪人生へ
みなさん、こんにちは。或いはこんばんわ。
秋ですね。「〇〇の秋」とよく言われますが、みなさんはどんなことを楽しんでいますか。僕は絶賛釣りにドはまりしているところです。釣りと言いましても、イカを釣ろうと頑張っているのですが、坊主ばっかりです…。もっと難易度低いものから始めてみようかな。(笑)
さて、今日は浪人生からのお便りです。僕も浪人を経験していますが、まじで精神的におかしくなるかと思いました。今となってはいい思い出ですが、やっている当初は、これ以上の地獄はないと思っていた記憶があります。それでは、答えていきましょう。
予備校に友達がおらず辛い浪人生です。現在の話し相手は親と先生だけ……人付き合いが得意なタイプではないため、あと5ヶ月ほどこの孤独に耐えなければいけないのかと思うと辛くなります。何か少しでも気持ちを軽くする方法などはあるでしょうか?
まずは、いつも勉強お疲れ様。あなたが今頑張っていること・挑戦していることは、誰にでも出来ることではありません。世の中には、行きたい大学に受からなくても「浪人するのが嫌。」「一年間も勉強漬けなんて無理だ。」と考えている人も居れば、そもそも勉強なんてしたくないと考える人はたくさんいます。4月から周りの人達が大学生になり、目にしたくないものもたくさんあったでしょう。そんな中、頑張り続けている君を、心から尊敬します。
そして、今無いものを考えるのではなくて、あるものを考えてみてください。君には、支えてくれる両親や先生がいる。これを当たり前と思わないでね。世の中には、浪人を許してくれないご家庭や、経済的な理由で厳しいご家庭もあります。君が勉強している間は、親御さんももちろん働いています。先生たちも君が合格できるように、夜遅くまで授業準備したり、計画を練ったりしています。
みんな、あなたの事を大切に思っているから、そこまで頑張れているのです。君が合格し、新しい道に踏み出せるように頑張っているのです。あなたは孤独なんかではありません。周りの大人たちは君の挑戦を絶対に助けてくれますよ。
もしそれでも孤独に感じるようでしたら、残念な結論とはなりますが、孤独に感じる心を軽くする方法はないと答えるしかないです。僕が考えるに、君が今出来ることは「精一杯頑張ること」以外、なにもありません。もちろん結果が出て、行きたい大学に行けることがベストであると思います。例え、思うような結果にならなかったとしても、この一年間はあなたにとって、大きな財産になると思います。僕自身、浪人を経験していなければ、廃れた人生を歩んでいたと思います。みんなが遊んでいる中で、負けずに頑張り続けた経験は、人生で必ず力を貸してくれるでしょう。
ただ、心を軽くする方法はないですが、歯を食いしばる方法でオススメがありますよ。まずは、君自身が合格したときのことを考えてみてください。君はどんな大学生になっている?親御さん・先生はどんな顔をしている?勉強に限らず、どんなことにも言えますが、成功した時のイメージは常に持っておくべきかなと思います。
僕の話にはなりますが、僕は小中高の間は、父親と野球の話しかしたことがありませんでした。どんな親子やねんって感じではありますが、マジです。子どもながら、この親父は野球をやってる僕にしか興味が無いんだろうなぁくらい思っていた記憶があります。そんな父親でしたが、僕が合格したときには泣いて喜んでくれたのを覚えています。クソ親父でしたが、案外良いところもあるようです。(笑) 親を喜ばすのも、悪くないですよ。
まとめ
最近、受験勉強は日本の中でも結構シビアな試験の部類に入るんじゃないかなと思うんですよね。英検や資格の試験は、自分との勝負になりますが、大学受験は自分との勝負でもあり、知らない誰かとの勝負でもあります。とは言っても、9割くらいは自分との勝負なのには変わりないのですが、他者が依存する勝負はスポーツ以外には珍しいのではないかなと思います。
浪人生が、机の上で頑張り続けることは大前提として大切なのですが、「緊張がある中で、自分の実力を出せる」練習も大切ですよ。僕にはそれが出来なかった。ルーティンや腹式呼吸など、いつもの自分の力を出す練習も色々あると思います。勉強に関係ない部分も意外と効いてくるものですよ。
頑張って下さい。応援しています。
それでは。
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