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根の上のあかぽん(あすなろヴィレッジ、根の上自然学校より)

4月16日のTuuliは、根の上高原の自然学校からの中継でした。標高1000メートルで桜が満開になりつつある湖の辺りで、山の達人あかぽんと子供たちが楽しく遊んでいる様子を見てたら、本当に行きたくてたまらなくなりました。

あかぽんは、あかまんまロッジを営む赤尾さんご夫妻のご長男で、生まれも育ちも山の中で、麓の学校まで自転車やらスキー!やらで通ってたと伺いました。かなり遠いので時には車での送り迎えもあったそうですが、その時にお父様が、右にあるあの木はなんだ?と自然界の質問をして答えられない時はそこで車から降りて歩かないといけなかったそうで。赤尾さんたちの子育て話は面白すぎるのでまたの機会に。

そんなふうに逞しく育てられたあかぽんは、何があっても対応できる知恵を身につけた頼りになる方で、地ならしやプロムナードの整備から全て行なってきた手作り自宅が7年かかって?やっと去年完成したばかりです。サップの部品がなくなって困っていた時に、ささっとその場にあるもので応急処置をしてくれた時にはすごく尊敬しました。

あかぽんはいつも臨機応変、何があっても動じない。子供達のやりたいことに沿って、緩やかにどこにでも何にでもいけるのですが、同時にしっかりと自然界のルールも厳しく教えられます。人間界のルールもです。湖畔散策をしていたら、ボートに乗りたい!と言って男の子たちがわ〜っと湖畔に降りて乗り込もうとしました。乗るためにはなにやら色々な作業が必要なようでしたが、それらを全部自分たちでやってから出ないと乗れないのでした。手助けはしません。男の子たちは喜んで、あれかなこれかな?と。部品を湖の底に沈めてしまった子もいましたが、あ〜。流石に取ってこい!とは言いませんでしたが。笑。

女の子が、「白鳥さんボート、いいな〜」と言った時に、あかぽんは「じゃあ乗る?」とは言いませんでした。「乗りたいのなら、乗りたいときちんとはっきり言えよ。」と、意思表示しないとそのまま何もしないのです。これには本当に素敵だなあ〜と思いました。あかぽんの根の上自然学校は、お子様をお客さまにして遊ばせる自然学校ではないのです。生きていくために本当に大切なことを、自由にやらせながらしっかり抑えているのです。ああ、こうやってあかぽんは育ってきたんだな〜と思いました。

毎月何かやっているみたいです。Tuuliのオンラインから、今度は実際に行ってみたいですね!

「あすなろヴィレッジ」のご紹介

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あすなろヴィレッジのホームページはこちら!
https://neno-way.jimdofree.com/
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岐阜県にある小学生のための自然体験キャンプ、未就学児のための森体験など、遊ぶ・学ぶ・作るを通して自然を体験しよう!

今後も様々なイベントが企画されていますので、ご興味のある方は要チェックです!

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