下町そぞろめぐり2023 #7 KAWA KITCHEN
「お客様に気軽にサステナブルな食のひとときを堪能してもらいたい」
KAWA KITCHENは、隅田川沿いの素敵な景色を楽しみながら、お米とお茶をベースとして多様な食文化に対応したメニューを提供しているお洒落なカフェレストランです。
【2023年2月誕生のカフェレストラン】
KAWA KITCHENは、「S.(エスドット)」の商品提供など、サステナビリティに関連するさまざま事業を展開している株式会社スライバルが運営しています。
お店の名前は、隅田川沿いのきれいな立地である「川」(KAWA)のほか、カルフォルニアの頭文字「カ」(KA)と日本の「和」(WA)を融合させた「加和」から取っており、様々な文化を融合させたい思いから生まれています。人と地球にやさしい商品や食を通じて、サステナブルを気軽に体感できる場を提供したい、そんな思いから2023年2月、東京の蔵前に誕生しました。
【多様な食文化に対応したメニュー】
そんな素敵なお店で頂くメニューは、定番の「ファラフェルボールのブッダボウル」をはじめ、オープンサンドイッチ、スープ、ヴィーガンスウィーツ, お飲み物など。グルテンフリー、ベジタリアン、ヴィーガン、フレキシタリアン、ハラルなど、多様な食文化に対応メニューがとても豊富です。
お店一番人気の定番メニューは、「ファラフェルボールのブッダボウル」です。雑穀米の上に、伝承豆とひよこ豆で作ったファラフェルボール、アボカド、なすと厚揚げのターメリックマリネ、海苔、紫キャベツのマリネ、赤かぶ漬け、菊芋チップス、焼きケール、きゅうり、人参、ミントなど、豊富な具材をたっぷりお楽しみいただけます。五穀米の代わりに、グリーンリーフを使用したファラフェルボールのサラダも用意しています。
スウィーツでは、生どら焼きが人気です。
米粉を使ったグルテンフリーの生どら焼きは、豆乳クリームを使っている、乳製品不使用のヴィーガンデザートです。プレーン、フルーツ、コーヒー&アーモンドなど数種類から選べ、見た目もかわいらしいです。
【お洒落な建物】
お店の雰囲気もとてもお洒落。一階は流木など木のぬくもりを基調とした落ち着いた雰囲気で、商品をゆっくりご覧になれます。
二階は光が差し込む開放的な空間です。窓からはスカイツリーや隅田川など蔵前の景色をゆっくり楽しめます。実はここにも、サステナブルなエッセンスが。 天井の照明をよく見ると、実はペットボトルの蓋を使っているのです。廃材を活用して、お洒落な空間にする、
そんな取り組みがKAWA KITCHENで体感できます。
【話題の新商品】
「キャラメルナッツタルト」がスウィーツメニューに並びました。
ザクザクした食感のタルト生地に、香ばしいキャラメルナッツを散りばめて焼き上げています。オーガニックのオートミールや厳選された植物性の原料を使用していて、グルテンフリー、ヴィーガンの方も楽しめるデザートです。
ドリンクに合うデザートメニューの考案をしているときに、社長の知り合いが運営している焼き菓子店のクッキーを食べる機会がありました。味はもちろんですが、お店の想い、こだわった食材を使っており、KAWA KITCHENのコンセプトと重なる部分を感じたのが新作のキッカケです。タルト生地の製作の一部(粉と液を合わせる工程等)を就労継続支援施設に発注し、間接的にですが障碍者の労働機会提供を実現しております。
【様々なSDGsな取り組み】
サステナブルな取り組みはその他にも。簡易包装を心掛け、使い捨てプラスチック、包装の削減に取り組んでいます。ゴミを少しでも削減したいことから、料理用の使い捨て用手袋をアップサイクル(=不用品や廃物を再利用して,付加価値の高い商品を作り出すこと。)が可能な企業を見つけて対応実施。
需要に合わせて生産量を調整したり、日持ちしにくいバナナなどの果物を冷凍にして、おいしいスムージーにするなど、日ごろからも食品ロスを出さない工夫をしています。
国内生産の材料をできる限り使用しておりますが、今後も、環境にやさしい材料をどんどん取り入れていきたい。日本の伝統とモダンなカルチャーが融合する街「蔵前」でKAWA KITCHENは、人と環境にやさしい食を楽しんでもらいながらサステナブルな体験と場を提供し続けていきます。
KAWA KITCHEN カワキッチン【公式】 (owst.jp)
KAWA KITCHEN(@kawakitchen.jp) • Instagram写真と動画
【KAWA KITCHENのSDGs宣言書】
さまざまな活動の中から経済、社会、環境の3側面からの取り組みをKAWA KITCHEN のSDGs宣言書として表明いただき、SDGs経営支援チームTOKYOの中小企業診断士が内容を確認しました。
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