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【女性限定】「恋人になってほしい。でも結婚したくない。」距離について

こんにちは、風の旅人です。恋愛アドバイザーをしています。

あなたは意中の男性から告白され、付き合うことになりました。しかし付き合ってからも女性の悩みは尽きないものです。付き合うまでに至る彼のテンション、付き合い当初のテンション、多くの場合それが徐々に下がってくるからです。それはいったい何故なのでしょう。そして元のようにテンションを高めるにはどうすればいいのでしょう。

また結婚の問題も浮上してきます。彼は一体私と結婚する気はあるのだろうか。そしてそれはいつなのだろう。付き合っても悩みはつきません。今回はこの「恋人になってほしい。でも結婚したくない。」の距離について解説します。

先日次のようなツイートをしました。

一体、どうしたら彼のテンションを高い状態に保てるのでしょうか?

そのことを視野に入れつつ「恋人になってほしい。でも結婚したくない。」の距離についての男女の感じる違いを中心に解説しましょう。
(5つの距離、「恋人になってほしい。でも結婚したくない。」距離はぐっどうぃる博士の発案です)

付き合ったはいいが・・・待ち受ける問題その1  テンション問題

晴れて自分の好きな男性から告白されたとき、あなたの心は天にも昇る思いでしょう。ついに彼の恋人になれたのだから当然です。付き合い当初、彼のテンションも高くあなたも彼の愛情を強く感じるに違いありません。しかし数か月過ぎ、あなたはふと気づきます。最近メールやlineの返事が遅いし、そもそも相手から連絡来ないし、会う回数も減ってる。もしかして私に醒めた?突然あなたは不安に駆られます。

何故、男性は交際後、テンションが低くなるのか

男性も女性と同様、自分のタイプであり強く自分だけを見てほしいと思う時、恋人になってほしいと思います。その女性を手に入れるためには人によってはありとあらゆる手段を使います。そこまでいかなくても通常の男性であれば、テンション高く目的を達成するためにアプローチし続けるでしょう。男性は自分のアプローチに対する女性の反応に一喜一憂しながら、ついにその目的を達成したときには最高の喜びを感じます。それが告白し受け入れられた時です。

交際が始まってもこの余韻は続きます。男性は好きな女性喜ばせようと、幸せを感じさせようと努力します。しかしやがて目的を達成したという喜びは時間とともに消えてしまいます。そして恋人としてのあなたの存在は当たり前のようになり、あなたを喜ばせようとする努力は忘れ去られます。

もうお判りでしょうが、交際後男性のテンションが低くなるのは次の二つの理由によります。

理由1.恋人になってほしい、という目的を達成したから
理由2.恋人をしての存在が当たり前になったから

理由1は「目的の報酬」が無くなったから、理由2は「プロセスの報酬」が無くなったから、と言い換えることができます。

スポーツに例えて説明しましょう。例えば、高校野球のチームが甲子園優勝を目指していたとします。当然「甲子園優勝」という報酬を得るために、日々辛い練習をすることでしょう。この日々の努力は「甲子園優勝」という「目的の報酬」がもたらした考えられます。一方、辛い練習の中で自分のスキルが上がったり、仲間との結束が生まれることに対する喜びを感じることも考えられます。これが「プロセスの報酬」です。「プロセスの報酬」は目的がなくなった後でも続く可能性があります。例えば、この例でいうと自分のスキルを上げることは、「甲子園優勝」という目的が消えた後でも法数を与えてくれるでしょう。

テンションを下げない方法

このことから交際が長くなってもテンションを下げないための方法が見えてきます。それは次のような方法になります。

方法1.新たな(小さな)目標を作る
方法2.彼の普段の行動に報酬を与える

方法1は単純です。目標の報酬がな無くなりそれによってテンションが下がったのなら、また何か目標を与えてやればいい、という考えです。恋人になる、という目標は一応クリアできた上に何の別の目標が存在するのか、と思われるかもしれませんが、実はあるのです。それは、あなたの心に関係します。もし告白が男性からのものだとすれば、ある意味これは男性から付き合うことをお願いしていることになります。それに対し女性が応じたということになりますが、この時点では完全に心から相手の男性を好きで恋人になることを了承したわけではありません。少なくとも男性はそうは思いません。常に、いつ付き合いが解消される、いいかえれば女性から別れを告げられるかもしれない、そういう状況が理想です。男性はそれに対し、一歩一歩女性が自分を好きになっていく小さな目標に達成感を覚えます。

このことから別の大切なことが見えてきます。告白は男性からさせるのが王道です。男性からの告白での付き合いだからこそ、男性は女性の心を完全に自分のものとするために、新たな目標を作りだすからです。女性からの告白では、その時点で女性の心を掴むという目標まで達成されてしまいます。女性からの告白はたとえ上手くいっても、その後の交際ではだいぶ不利になると考えてください。

方法2ですが、これは交際するなかで彼があなたにしてあげたことに対し、小さくてもいいから報酬を与えることです。その報酬は笑顔であり、感謝です。彼はあなたと付き合うために、いろいろとまめに連絡したり、デートに時間を費やしたりしたとします。その報酬としてあなたの笑顔、感謝があり、そのことで男性はテンションが上がり続けます。それを付き合ってからでも続けましょう。恋愛下手の女性にありがちなのですが、付き合ったとたん男性のすることが当たり前に感じ、それを態度に表すのは厳禁です。「付き合っているから毎日連絡するのは当たり前」とか「週一で会わないと付き合ってるっていえない」などです。受ける側が当たり前に感じる、提供する側は義務に感じられます。義務感を伴った行動に報酬は感じられません。たとえ、期待するほどのものでなくとも、男性がすることには笑顔で答え、感謝を示すことです。その報酬によって彼はさらにあなたのためにリソースを割くでしょう。

付き合っているのだから~するのは当然だ、と感謝を示さなくなったら、それこそが彼のテンションを下げていると思ってください。

付き合ったはいいが・・・待ち受ける問題その2   結婚問題

長く付きあっているとその先に未来が気になります。結婚に関してです。また年齢、特に女性の年齢もこの問題を浮き彫りにします。女性は付き合うと同時に、いや時には男性を好きになった時点で、相手との結婚を意識します。ですが、男性はよほど自分にとって魅力ある女性でない限り、結婚を意識することはありません。通常はどんなに好きでも、少なくとも今は「恋人になってほしい。でも結婚したくない。」の距離と思っていいでしょう。
男性が結婚を意識するためには二つの条件が必要になります。それは

条件1.相手の女性を人生のパートナーとして意識する
条件2.結婚したい、と決断させるトリガー

条件1は女性として「好き」という感情以外の人間としての好き、信頼できる、尊敬できる、そういった類に対する意識です。どんなに女性として魅力的で好きであっても、人間として信用できず、尊敬の念が湧かなければ、生涯を共にしたいと思わないでしょう。
条件2に関してですが、男性が結婚したいと思うにはその裏にある種の決断が必要となります。それは社会的な立場が変わること、相手の人生を引き受ける責任を伴うこと、自由を失うこと、といった自分の人生が大きく変わること、そしてそれはメリットだけではなくデメリットが付きまとうことから生じます。その決断は男性の内面から自然発生的に出ることもありますが、多くは外的要因が引き金になります。例えば、それが仕事上で出来事であったり、家族の不幸であったり、災害であったり、様々です。いずれにしても、今あるいは近々、自分の人生の方向が変わり今の日常が変わるためにはトリガーが必要になります。

現在付き合っている男性とどうすれば結婚できるか、という問題はそれ自体が大きなものであるので、別途取り上げて詳しく解説することにしよう。


さてそれでは「恋人になってほしい。でも結婚したくない。」の距離に関係する事例を見てみよう。

実例1:女性22歳、男性24歳

一年前に入ったアルバイト先で知り合い、彼からのアプローチで2月から付き合いはじめました。

(中略)

会えなかった不安も募っていたので、デートの最後に感情的にぶつけてしまう事がありました。彼に好きじゃなくなったのか確認したところ、「好きだよ、ごめんね」と言ってくれて、そのあと車で送ってくれたり、次はどこ行こうかと言ってくれたり、所々で愛情を感じることができたので、冷めたわけではなさそうなのです。
しかし、連絡も「返すようにする」などと、来ることが前提で話をしています。実習前の積極的だった彼が居なくなってしまいました。

(中略)

デートは私発信な事がストレスな事と、彼が元々合わせる性格らしいので話し合いで土曜日に会う事にしようと決まりましたが、もし私が言わなかったら、次はいつになっていたのだろうと思いました。

(後略)

ここまでの状況になるまでに色々とあったと思いますが、この文章を見る限り、この彼女の寂しい思いばかりが目立ち、彼に対する感謝の気持ちが見られません。また「話し合いで土曜日に会う事にしようと決まりました」とあるように、会うことを義務にしています。これでは残念ながら彼にとって付き合うことは負担でしかなくなってしまいます。

たとえ連絡頻度が下がっても、会う機会が減っても、わずかな一回に対しうれしさと感謝を彼に伝えることが必要です。「彼女が喜んでくれた」この報酬が、つぎの連絡や会う約束のモチベーションにつながります。かなりの女性がこの逆を行います。彼が連絡しても「報酬」どころか、責められたり寂しいと泣かれたりと「罰」を与えられる状況を作っています。これではますますテンションは下がります。

実例2:女性26歳、男性不明

11月中旬に彼氏と遠くにお出かけをして
泊まりで行きたいと言った私にお金ないから日帰りで休みながらと言ったのにサプライズでホテル予約してくれ楽しいはずの時間だったのに。
その次の日は仕事が忙しくてお互いに連絡をとらなかったのですが、また次の日に連絡をしたら冷たい感じになってました。

(中略)

彼にLINEしたのですが
こっちこそごめんね。でも今月は自分に余裕ないかも。と言われました

(後略)

文章だけではなかなか詳細は分からず想像の範囲をでませんが、おそらくこのケース、女性の男性に対する感謝という報酬不足が原因ではないかと考えられます。最初のサプライズに対し彼は相当の時間とお金の負担をしているはずです。それは彼女を喜ばせたかったからでしょう。それに対し、彼女の反応が期待より相当低かったと想像します。彼のテンションが激落ちした原因はそこだと思われます。一番気になるのはこのことに彼女が全く気付いていいない点です。ですから、小さいことで彼をがっかりさせるようなことをたくさんしていたのではと思います。

さらに相手に期待にそえなくて、と謝らせています。こうなると彼の行動は常に義務感が伴い、ますますテンションは下がることでしょう。一度彼に感謝の意を表し、その後しばらくほっと置くのがいいでしょう。そして次回あった時には目の前で思いっきり感謝の言葉を伝えるのが関係を改善される最も良い手段と思われます。


似たような事例はたくさんあるのですが、交際がうまくいかなくなるパターンは大体似通っています。男性心理を学ぶことでそれらに臨機応変にたいしょうできるようになるでしょう。

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