ソロキャンプとパイプタバコ
先日ソロキャンプに行き、大自然の中思う存分パイプをふかしてきた。
元々キャンプや登山や一人旅等、バックパック一つ背負ってふらっとどこかへ行くことが好きだ。
コロナや今年子供も産まれた事からそういった事から離れていたが、奥さんと子供が田舎に帰っており、暫く1人の時間があった為、よーし、と久しぶりにソロキャンプに行ってきた。
こんなnote名でやってる事から分かる人にはわかると思うが、僕は村上春樹が好きだ。
特にエッセイは抜群で、旅に関して書かれているものなどは何回読んでも新しい発見や「うんうん、そうだよなぁ」と追体験を得れる。
そしてバックパックを背負って1人で旅に出る時、毎回この文章を思い出す。
"プエルト・バヤルタの空港に下りたって、リュックを肩にかけたときには、正直に言って「うん、これだよ、この感じなんだ」と思った。そこにはたしかに自由の感覚があった。
見渡すかぎり、ここには僕を知っている人は誰もいない。僕が知っている人も誰もいない。僕の持っているものはみんなリュックの中に収まっているし、僕が自分の所有物と呼べるのは、ただそれだけだ。"
(村上春樹『辺境・近境』)
今回も、テントや食料を詰めたバックパックを背負って、久しぶりに「うん、これだよ、この感じなんだ」と思いながらソロキャンプへでかけた。
ふかす。
川沿いのキャンプ場。電車を乗り継ぎ到着。
川の音を聴きながら、日が明るいうちはひたすらパイプをふかし、読書。
本は上記の本の写真編。是非一緒に読んで欲しい。
「マツタケ 不確定な時代を生きる術」(アナ・チン / 赤嶺淳)を読み進める。
屋外で吸うパイプ程美味しいものは無い。
テント。
久しぶりにテントを広げるとポールのゴムが伸びきってしまっており、設営に戸惑った。
夜は焚き火でふかし、思考に耽る。
ここのキャンプ場は直火オッケー。
よもふけるがひたすらふかす。
朝もプカプカ。
ひたすらプカプカとふかして、だいぶリフレッシュできた。
そんな休みの日。
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