【夫の霊感がなくなった瞬間の話】
「本当にあった不思議なお話」シリーズ。
今回は「夫の霊感がなくなった瞬間の話」の記録をします。
夫は幼い頃から、霊感が強い人でした。
10歳の頃に「自分が視えているモノが他の人には視えてないんだ」ということに気づいたそうです。
夫は視えるだけで、除霊ができる能力があるわけではありませんでした。
ちゃんとした修行をした人や、高い霊能力がある人は別だと思いますが、「霊感が強い」というのは「日常的にホラー番組ばかり観てる状態」なのかなと思います。
夫は特に、雨の日や、お盆の前後にチャンネルが合いやすく、気持ちがネガティブに傾いている時にも視る頻度が増えていました。
道路の真ん中に首や手が転がっていたり(もちろん幽霊の)。
車の後部座席に、誰か(っていっても幽霊だけど)に突然に乗り込んでこられたり。
見えているものが、幽霊なのか本当の人間なのか、見分けがつかないことが多く、運転するにも恐怖を感じていたほどでした。
他にもいろいろ難儀なことが多くて。
稲川淳二の怪談話など聞かずとも、夫の実体験を聞くだけで身が凍ります。
事例を挙げると長くなるので割愛します💧
霊障があまりにも辛過ぎて、健康にも悪影響が及んだため、過去において、第三の目を封印してもらったりもしましたが、長く効果が続きませんでした。
それがですね。
4年前にその霊感が突然に無くなったのです!!
それは、2020年6月のこと。
「僕、最近、全く、視えんようになったんじゃけど」
と、夫が突然に言いました。
「え?!幽霊のこと?!」
「そう。本当に全く、視えんようになった。多分、あの時じゃと思う。この前、サツマイモの苗を植え付けた時にね。背中からヒュッと何かが、抜けたんが分かったんよ。あれ以来、視えんようになった。急に周りの景色が明るくなったんよ。見える世界が変わったっていうか」
この夫の告白の数日前。
確かに夫は、サツマイモの苗を植えていました。
わたしは、その時の写真をX(元Twitter)に投稿をしていました。
ブラボー!!!
大きなギフトが降りてきた✨
畑の神さまが奇跡を起こしてくれました。
わたしは、本当に心の底から嬉しかったです。
夫が霊障に悩み、辛い思いをしていたのを側で見ていましたから。
それから4年間。夫が霊を視ることはありません。
本人も「本当に楽になった」と喜んでいます。
それまでは、目の下にクマができてガリガリに痩せていましたが、今はふっくらと健康的になりました。
霊感がゼロになったことを、夫婦で喜んでいますが。
夫の霊感に感謝することもありました。
わたしの父や、母代わりだった祖母が亡くなった時。
「先に逝かれるということは、どんなに会いたいと願っても、今生では会えないということなんだ」
と、悲しみに打ちひしがれていました。
そんな時、夫が
「今、そこにお父ちゃんがおったよ」
「おばぁちゃんが、笑いながらこっち見てたよ」
と、教えてくれることがありました。
わたしが想えば、父や祖母は会いに来てくれていたのです。
そうした時は、幽霊ではあっても、怖いなんてちっとも思わず。むしろ嬉しくて、有り難く感じました(教えてもらっても、わたしは視えるわけではありませんが)。
父や祖母が、わたしに会いに来てくれる時の周波数は、愛の周波数だったのだろうなと思います。
そんなことがあって、わたし達にとって畑は、最強のパワースポットである、と認識しました。
畑はこれからも、わたし達に思わぬギフトを与え続けてくれるのだろうと思います。
畑とのご縁に心から感謝しています。
* … * … * … * …*
風の谷ReLien
https://www.kazenotani-relien.com/
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