お金を使わず、最低限で暮らすための9項目
いつも月末に家計と手元のお金を締めリセット、月初に現金をおろして使っていく・・・ということをしてるんですが、今月は思いつきで「お金を手元に置かず、ちょっと過ごしてみようかな」ということで、これを書いてる今で5日が経過しました。
いま、わたしの手元には1円もなく、クレカやデビッドカードは封鎖しているので、実質「ない」です。
厳密に言えば、ギフト券やクオカードは若干ありますが、ないことになってるので、存在的には「ない」です。
どうですか、想像してみてください。
現金もカードも使わず、日々は過ごせるのかを。
わたしの場合、普段はクレカやデビットカード はリアル店舗では使っていないので、リアルでの買い物はまず出来ないことになります。
といっても、サイトで買い物してるかと言えばそうでもないので、「お金使わないデイズ」がただただ過ぎていっています。
でもね(急にタメ語)
お金使わないっていっても、水道代や電気代はかかるんですよね。トイレは流すし、風呂も入り、洗濯もすれば水道代がかかります。
家賃は一括前払い済みなので、微妙なところですが、息しててもお金はかかるっていうのが、よくよくわかりました。
息だけしててもお金はかかる
基本はそうです。
これが体感としてわかると、「ムダ遣いせんとこ」と、さらにめちゃくちゃ感じるのが”お金使わないデイズ”で超絶思ったことです。
あと、自分が何にお金が必要になるのかというのが、かなりリアルに感じられるのも良いところです。
わたしであれば、
・米、野菜、肉
・電気
・水道
・風呂のガス
・最低限の衣類やタオル
・税金、年金、健康保険
という感じか、とイメージしました。
かかってる金額だけを見ていくと、米・野菜代、風呂のガス代と水道代が上位メンバーという感じでしょうか。
じゃあ、自分の場合「米・野菜が手に入れば、自前でお金を払って用意するのは水とガスかぁ」と考えていくと、生活の色々がよりリアルになり、”自分的ミニマム”がどんどん浮き彫りになっていきます。
米
今も、いただいたギフト券で米や日用品は買えているので、実質0円です。
「ギフト券がなくなりそう」と思ったら、また新しいギフト券が届いたりするので、ありがたいことにこの半年は米・トイレットペーパーや洗剤などの日用消耗品代は0円で過ごせています。
野菜
食料に関しては、日々買わないと手に入らないのが現状です。
人生の一時期、地方に住んでいましたが、基本「米、野菜、果物はもらうもの」でした。むしろ、めちゃくちゃ回ってくるので食べるのと調理に明け暮れ、「もういい!!!」とめげたほどです!
今住んでいる環境だと「あの頃、かなり贅沢だったな」と思い返しますが、まあ、そういうものですね。
頂き倒して思ったのは、「買った方が気を遣わないな」ということです。
相手は「あとは腐るだけだから」という農作物であっても、いただくばかりだと悪く、やっぱり何かお返しが必要となると、普通に野菜は買った方が気楽でした。
自分で作るにしても、農地や肥料、タネや苗がいるので、普通にご長寿のプロたちが作って売ってる、道の駅とかの野菜の方が安く上がるのも事実です。熟練のわざで作られた野菜は美味しいですし!
ただ、例外はあり「家の敷地内に畑がある」みたいな環境だとめちゃくちゃ良さそうです。ただ、森が隣接してると鳥獣被害で畑の治安が荒れるのでw、それらを気にしない土地なら、なお良いですね!
家に畑もついてる、というのが最高パターンだと妄想しました。
肉、調味料
わたしは肉を元からあまり食べず、たまに貧血や骨を懸念して、レバーやチーズ、ナッツを食べるくらい。それを買うのにちょっとお金が必要です。ちなみに先月の肉代は400円でした。
世では代替肉や大豆ミート、昆虫食と言われてますが、肉不要派にシフトしてればそんな懸念もなしです。
あと、忘れてましたが、調味料も必須です。野菜や米が手元にあっても、塩分は他で補わなければなりません。
自分で作るには道具や設備が必要で、塩や味噌をお手製にしようと思えば、結構頑張る必要があります。なのでこれもお金が必要。
壮大な話はさておき、わたしが使ってる調味料はオリーブオイルと塩、味噌、醤油です。なんだかんだで、オリーブオイルと塩、醤油に落ち着きます。
調味料(タレとかドレッシング、ソースなど)は密かに食費の中でも高級品なので、不要なものは買わないように、食生活自体を見直すと楽チンです✨
電気代
このままいくと、うちは1年を通して600円台をキープしてそうな勢いですが、このくらいなら「ちっこい太陽光パネルをベランダに設置するなどすれば、まかなえるのでは」と思う時が、かなりあります。
実際、他の住居でベランダに太陽光パネルをつけてる家があるので、ピンポンして伺いたいくらいです!!!!
新しめの戸建てピーポーは太陽光パネルを屋根に乗っけてるところが多そうですが、賃貸だと設備面では全然追いつかずで、「自然発電機能付き賃貸住宅」とかがあれば、良いなぁと思ったりします。
にしても、「このくらいの電気代なら、自分で発電すればまかなえるのでは」とナチュラルに思う日が来るとは思いませんでした。
電気=買うもの ですもんね。
以前、仕事で取材したおうちで「廃車と天ぷら油を活用した発電システム」をご自分で作って使ってる方のお話を伺ったことがありますが、電気を作るにもスキルがいるのです。
スキルがないなら、設備か、電気を買うしかない。
そのうち、電気=作るもの になって、一般の民たちにも自家発電が容易にできる日も来て欲しいなぁと思います。
水道
だいたい、どんな暮らしをしていても水道代はかかります。ごくごくたまに「井戸水を引いていて、水道代0円」のような暮らしもあるようですが、それは資源に恵まれているのであり、賃貸や街では無縁の世界です。
上水道もだけど、下水道の設備にお金を払って生活できている。これも事実です。
湯水のように、という比喩がありますが、使う頻度や必要度を思うと、水道代は現状だと、わたしの感覚だと安すぎる気がします。使う量という意味でなく、基本の設定金額が安すぎる。
自然発電へシフトしてくにつれ電気代が値上がりしていけば、水道も値上がりしていくであろうことは見えるのですが、「水道を自前で用意する」は非現実的です。
トイレを公共施設にしにいく
風呂はジムか銭湯
などという、恩恵を享受できるライフスタイルが超限定的なのも微妙。
水問題、いつか来るなぁと思って、色々妄想します。ちなみに、うちの水道代は3400円ほどで、至って一般的です。
ガス
暖房のないうちは、体を暖めるのには湯船に浸かるのが早いです。
寒ければだいたい毎日湯をためてたので、一番寒い時期はガス代2400円くらいでした。夏になると激減するので、1000円未満になるんじゃないでしょうか。
わたしは滝汗の持ち主なので、夏はほぼ水みたいな物を浴びており、ガス代は季節により大きく変動します・・・・。
しかし!ガスも自前では無理です。
いま、うちではガスは風呂オンリーでの利用ですが、冬場は水温が低いので高くなり、夏場は安くなるのが例年の動き。
ほぼコントロール不可と言っても良いでしょう。水を温めないで入れる術があれば、それが良いですが・・・・。
ガス、水道が自前というのは難しいので、ここは国のインフラに頼った方が良いですね。お金が必要。
衣類やタオル
いま、わたしが身につけてる服はリユースで手に入れたものです。ユニクロのシャツが500円で売られていたので、買ってきました。
春になり「コートでも着るか」と思い、同様に990円で売られていたエディションのコートも買ってきました。新品なら数万しそうです。
990円なら、ワンシーズン着れれば上出来で、秋もいけるでしょう。コスト面でも、エコ面でも上々だと思って購入しました。
衣類には必要という面と、季節の楽しみという面もあるので、時々の楽しみ代としてリユース製品を活用するのが自分的にはちょうど良いです。
また、着なくなったら元に戻すべく買い取ってもらうだけです・・・・。
ちなみに、衣類は洗濯する時のことをベースに考えて買うようにすると、万事低コストで収まります。
みんなスタイリングのことを思い描きがちですが、実は洗濯の方が負荷が高いので、「洗濯の際、いかにラクに乾くか」などを考えた方が負担が減ります。
ちなみに、買ったコートはドライも出来ない特別素材の物でした。世の中、洗濯できない服なんてあるんですね・・・・まあ、衣類はこんな感じです。
あと、実はタオルがないと暮らしは回りません。
タオルがないと風呂に入れずなのです。手拭いでもフキンでも形態はなんでも良いですが、何かしら水分を拭うものが必要。
いま、わたしが使っているのはダイソーのフェイスタオル2枚で、「このタオル、寿命長いな」と思って振り返ると、ほぼ1年くらい使ってることが判明しました(!)。
ただ、タオルも買わなくても過ごせそうなものの一つです。
あるところにはめちゃくちゃ余っており、バザーの出品や知人に尋ねてみたりすると、「●●肥料店」と書かれたタオルなどは、ほぼ無料の価格で手に入りそうです。