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恋慕わしく想ふところ。ー上の巻ー

1)
作品を発表する、ということは
ある程度(イヤ、かなりの程度で)
書き手のイメージを読み手の方に与える…ということなんだろう。

ここでみはるが“旅エッセイ”をUPしたら

あぁ、みはるって年中旅をしているアクティブな奴なんだな―。

って思われるに違いない。

でも、実はそんなことはない。

圧倒的に出無精で、許されるならずーっとお家に居たい。

旅は非日常なので、疲れ方が半端じゃない。

荷作りがド下手くそだったり、いつもと違うシチュエーションが緊張しぃのみはるにあらゆる意味で、直撃パンチを喰らわしたり。

だから、じーっとしていたい。

していたい…んだけど。

唯一、例外の場所があり。

念願叶って2年振りに行ってきた!!

2)
みはるの交通移動手段として、飛行機が選ばれることは、人生50年の中でほぼ無かった。

しかし、先月の北九州への旅でちょっとだけ自信が付いた。

よっしゃ!
飛行機で行ったろー!

なんのことはない。
ホテル代込み込みでリーズナブルだっただけだ。(Byじゃらん)

今回はLccではなく、天下の赤い鶴丸マーク、JALである。

CAさん、めっちゃキレイだった。
敢えてレトロな感じに仕上げている“制服”。
醸し出される優雅な雰囲気と気品の溢れる仕草にいちいち感動する。

座席もゆったり。(エコノミーです)
シートに置かれているイヤホンをジャキっ!とイヤホンジャックに挿せば、童話も演歌も落語も聞き放題!

みはるはJALと仲良しこよしの“嵐”がお喋りしている、空だけの特別なラジオを聴いて楽しんだ。

フライト時間は僅か1時間ちょっと。

離陸と着陸の方がよっぽど時間が掛かる。肝心のフライトなんて瞬く間、だ。

飛行機、楽勝~♪(図に乗るな)

3)
伊丹空港に着く。
先ずは、姫路を目指す。

関西はまるで解らないので、インフォメーションカウンターのお姉ちゃんにご指導を仰ぐ。

「すみませーん。姫路に行くバスは何時ですか?」

「○○時です」

あっ。調べてきたバスよりも、早い時間のバスは無いんだね。

すると、答えてくれたお姉ちゃんの隣に座っていた別のお姉ちゃんが

「姫路でしたら、ここから三ノ宮まで出るバスに乗って頂くと早いですよ。三ノ宮から姫路へは電車で行けます。」

「その電車は乗り方、難しいですか?(語彙力。^^;)」

「いえ。新快速に乗って頂くだけです。」

バスの発車まであと5分足らず。

急げー!

慌ててバスに乗り込んで、しみじみと思う。
最初に姫路へのバスの時間を教えてくれたお姉ちゃんは、名札の横に“若葉マーク”。

次のお姉ちゃんは、ベテランさん。

いいんだよ。いいんだよ。
ご親切にありがとう、ね。

若葉マークお姉ちゃん、これでまた一つ、姫路への案内方法を覚えたね。

雑多にひとが行き交う空港。

インフォメーションカウンターの存在は心強い。

これから年末年始。
空港利用者は右肩上がりだ。

若葉マークお姉ちゃんも
ベテランお姉ちゃんも

頑張ってね。\(^o^)/

4)
三ノ宮までバスで行く。
そんな高度なテクニックを教わったので、思わず時間にゆとりが出来た。

折角だから、三ノ宮を散策しようか?
それとも姫路で遊ぼうか?

るんるんるん。

すると、常に冷静に現実を見極める同行人が、そんなに余裕は無い!とみはるに言い放った。

ぶぅぶぅぶぅ。

文句のひとつやふたつ。
いや、みっつ位は言いたくなったが、肝心の目的地に着けなかったら困る。

しゅーんとなっていると、ちょびっとだけなら姫路に寄っても良い!とお許しが出た。

みはる、行きたいお店があるー。O(≧∇≦)O

姫路と言えば、天下に名を轟かす白鷺のお城。
そう、姫路城がみはるを待っている。

とは言え、天守閣を目指して登る時間はなし。根性もなし。(コラッ)

目的の地はお城じゃない。(益々、コラッ)

お城の麓のカフェなのだ。

そこでは

忍者パフェ

なるものが食べられる。

るるぶ兵庫に載っている、なんともインスタ映えする代物なのだ。

インスタ映えすること(もの)を
“映(ば)える”と言うのだと、最近、知った。

ついでのように書いておくと、インスタは今いち使いこなせず、ほぼ放置なので、折角撮った写メが映(ば)えない。

なので、noteで映えてもらおう。

じゃん!

判りますかねー?

手裏剣の形や刀の形をしたチョコクッキー。

え?判りづらい?

それでは、もういっちょ。

じゃん!

黒ごまのアイスクリームや白玉の間に堂々と突き刺さる傍若無人な感じ。

これが食べたかったのよー!

姫路城には3回も足を運んでいるのに、これまでついぞご縁が無かった。

やっとこさ、念願が叶う。

お店に入ってメニューを見るなり

「コレ、コレ。コレが食べたかったのー!」

と、思わず声を張ると、お店のひとが楽しそうな笑い声を立てた。

お昼には随分遅い時間になっちゃったけど、パフェの前にはお食事もした。

姫路おでん。

生姜醤油で炊かれたおでん。

勿論、姫路名物。

味が染み染みのお大根。
大好きな玉子も入っている。

でも、そこは関西。

色味ほど味は濃くない。
あっさりめな優しい味わい。

時計とにらめっこをしながら、急いで口に運ばなきゃならなかったのが残念。

次に来た時は、もっとゆっくり味わいたい!

お店の名前は“時代カフェ”
来年リニューアルオープンだそうです。

「また、いらして下さいねー!」

とチラシを渡されたので、是非とも行きたい。

同行人も、コレまた姫路名物“焼き穴子“を食し、大変に美味しかったそうなので。

荒井理事長!
来年、姫路まで行きませんか?(無茶ぶりっ)

胃袋を満タンにして大満足のみはるは
お城に背を向けていたので
クルっとターンをして、そびえ立つ白鷺城にご挨拶。

「ありがとう!姫路城!大丈夫。ちゃんと見た!」

甚だ失礼なご挨拶。(丿 ̄ο ̄)丿

傍若無人はパフェではなくて、このみはる。

僅か1時間ちょいの寄り道であった。

ー続くー

みはる

~2019´12´16(月)

本日の写メ→伊丹空港にてパチリ。あっ、みはる、SMAPファンですが、何か?

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