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【ブッダ】人の幸せは自分の幸せの意味|お釈迦様の教えは深い


1.はじめに


「随喜功徳」みなさんはこんな四字熟語をご存知でしょうか?
あまり聞き慣れないかもしれませんが、仏教語であり、お釈迦様の教えでもあります。
簡単にいうと、いい出来事を一緒に喜んであげることです。
この言葉にはとても深い意味を含んでいるのです。
今回はお釈迦様の教え、随喜功徳の意味をご紹介します。

2.随喜功徳の意味


まず、随喜功徳の意味は「随喜」と「功徳」に分かれます。
「随喜」とは、「心の底から喜ぶ」「心の底から嬉しいと思う」という意味で、「功徳」とは徳を積む、善業を重ねることです。
つまり、「人の幸せを一緒に喜んであげるだけで自分が徳を積むことになる」という意味なのです。
たったそんなことで徳を積んだことになるの?
と感じたかたはいらっしゃいますか。それだけでいいのです。

3.なぜ徳を積んだことになるのか?


では、なぜ他者のラッキーな出来事を一緒に喜ぶだけで、
徳を積むことになるのでしょうか?
それは、嫉妬心が大きく関わってくるのです。
例えば、知り合いが100万円の宝くじに当選したとします。
素直に「よかったね。」「おめでとう。」と思うかたも、もちろんいらっしゃるかと思いますが、口ではよかったねといいつつも、心の中では、嫉妬や妬みといった感情が沸き起こるかたもいらっしゃるかと思います。
それが、自分の気に入らない人が宝くじに当選したと聞いたらどうでしょう。おそらくよい感情にはならないのではないでしょうか。
それだけ仏のような心を保つのは、簡単なようで難しいことなのです。
つまり、他者のラッキーな出来事を素直に喜ぶことは尊いことなのです。
随喜功徳を実践することは、嫉妬心の克服にも繋がるのです。

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4.まとめ


いかがでしたか?嫉妬や妬みは人間である限り誰でも持っているものです。その感情が膨張すると復讐心にも繋がってしまいます。
ネガティブな感情はストレスや自己嫌悪に陥り、
負のスパイラルとなってしまいます。
随喜功徳の精神で人の幸せを喜び、
穏やかな心で毎日を過ごしたいものですね。

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