風の日の扉

俳句やってます。 花鳥諷詠よりも人間探求派🚹 ヘッダー画像は、漫画家の酒井大輔@sak…

風の日の扉

俳句やってます。 花鳥諷詠よりも人間探求派🚹 ヘッダー画像は、漫画家の酒井大輔@sakai0129さんに描いてもらいました。

最近の記事

 おそるべき君等の乳房夏来る                    西東三鬼

Twitterで毒を吐いていたら、凍結されてしまた。 アカウントは復活したものの、表面上は、また凍結されては敵わないので、おとなしくしている。 職場には依然嫌な奴らはいるし、仕事は変わらないので鬱憤は溜まる。 今日も、同じチームの新人女社員について、は?と思うことが。彼女はまだ新人なので、お客様対応で苦労している。彼女付きの社員がアラフォーの女主任。この女の秘蔵っ子でもあるから、何かとフォローが手厚い。何かと新人対策を練っている。我々の方で新人のエリアを訪問し、代わりに、

    • 故高倉健さんが、好きな人ができると、離れたところから見ていたい、と。歳を重ねるほど、だんだんと。それが分かる気がする。 年齢差体格差あるつくしんぼう 扉

      • 名月の句

        松尾芭蕉の句。 名月や池をめぐりて夜もすがら 有名な句である。解釈としては、「池の水に映る月も美しく、一晩中池の周りを歩いていた」というようなものが多い。 教科書で習った時も、あまり深く考えなかったような気がする。しかし、人生も半ばを過ぎて、この句を再解釈してみたくなった。 まず、名月だからといって、一晩中池の周りをぐるぐる歩き回るだろうか。 当時、芭蕉40代前半。昔だったら、老年。老年性鬱のような症状も出ていたのではと考える。芭蕉は、この後旅に出る。

        • 呼び名について

          Twitterの記事(https://t.co/GDGrZaYBd8?amp=1)で読んだ。 この記事から、人の「呼び名」について考えた。 職場で、下の名で呼ぶ人がいる。俳句の世界では、下の名で呼び合うのは珍しくないので、下の名で呼ばれることに抵抗はない。職場で、下の名で呼ばれた時も抵抗はなかった。ところが、特定の人と下の名で呼び合うのは、良くないと最近感じて、意識的に止めた。 理由は、二つあった。一つは、その人と「特別な関係」という雰囲気を醸し出すこと。それによって、

         おそるべき君等の乳房夏来る                    西東三鬼

          俳句の「取り合わせ」

          俳句には、「取り合わせ」という手法がある。 俳句をやっていれば、よく聞く言葉であるが、説明せよと言われれば、ちょっと説明できない。なぜなら、自分自身がその俳句の真意を理屈で説明できない状態のままで読み手に提出しているから。読み手はその解釈に困ったり、楽しんだりしている。そういう意味では、「取り合わせ」は、読み手主導である。 「人を好きになること」と俳句の取り合わせについて考えた。人を好きになる時、「その人のここが好き」と言える場合と、「なんとなく好き」という場合がある。こ

          俳句の「取り合わせ」