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『 ひと(り)ごと 』

*午後の作文


遠い昔。

小学校の教室での作文の時間。
「なんでもいいから書きなさい」と言われて
原稿用紙に向かった時間・・・って、あったっけ?(笑)

当方も、わりと長い時間生きてきたこともあって
同年代の旅立たれる方のあまりの多さに・・・
心痛めるお年頃になりました。


さて、冒頭の《作文》ですが
子供の頃の世界はあまりにも大きすぎて
未知そのものが無限大の宇宙をイメージするレベルでした。
ですから作文も《宇宙への旅立ち》感がありました。

長く生きてきたことで未知のレベルがどの程度小さくなった
かというと・・・代わり映えしない気もしますが。(笑)

気紛れに作文しようとしたら・・・
やはり今、世の中が急激に変化しつつある【 A I 】に
意識が向いてしまいます。

大丈夫?! ・・・と思ってしまいます。

自分は多少なりとも《絵》の分野に関わっていたので
そんな目線で見てしまいますが・・・

画像生成AIは絵心に疎い方々にでも普通にプロレベルの絵や写真が
制作できるようになりましたし、商用化はまだとしても、黎明期の
先を思うと未来は恐ろしいばかりです。(笑)

精密画を凌駕する画像を一瞬で描く【 A I 】さんに精密画を得意と
していたプロのイラストレーターさんは対抗できるのでしょうか?
高い画料を支払う必要もなく、プロンプトに長けたスタッフさんで
目的が果たせるとしたら発注は続くのでしょうか?

プロ顔負けの絵を描いてしまう【 A I 】使いの得意な子供の横で
絵の好きな子は負けずと絵を描き続ける勇気が持てるのでしょうか?

【ChatGPT】から始まった文章の世界や知識分野、更には音楽分野に
おいても様々なソフトが繰り出されて、今やブームにさえなっています。

文才が皆無でも小説が書けて作詞ができて音楽に無知な人でも
様々な分野の作曲が出来て肉体を持たない歌手に歌ってもらえます。
そのうち要望のまま・・・あらゆる歌手も思いのままになるでしょう。

クリエーターの方々の未来は大丈夫でしょうか?
職人たちの歴史ある技術や、積み上げた伝統の技は守られる?

AIはすでに社会の様々な分野で事務処理関係にまで浸透し始めてますし
機械関係ではあらゆる分野ですでに普通に機能しています。

急速に加速する【 A I 】さんに支配される未来しか見えませんが・・・

生身の人間たち・・・大丈夫でしょうか?!


(このテーマには反論が多いほど嬉しい気がします。笑)


子供の頃には未知に思えた自然や作文の世界が、今では
A I 目線で見る未知の世界にワクワクしている人の多いこと。
【時短】だけではない楽しさも大切にしたいものです。

昭和の頃には生きていた「清濁併せ呑む」日本人の持っていた感性も
外来の民主主義に呑み込まれつつ、見かけ上の正義にマニュアル化される
勢いがすごい【令和】の時代となりましたが・・・


【 令和 】
は・・・【零】と【〇】をイメージさせます。
《 zero・ゼロ 》は外来の概念ですが、
【 レイ・〇 】は元々、日本のものです。


《始まり》と《終わり》を同時に示している
【 レイ 】と【〇】・・・

どこか宿命的な元号にも感じるのは・・・
当方の気の所為でしょうか?(笑)


*作文ならず雑文・・・失礼しました。

【〇】



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