『数学ダージリン』②　#毎週ショートショートnote

＊バルコニーの上と下で

「あぁ、ダージリン！　
どうして貴方はダージリン？！」

彼女の切なく訴えかける言葉が熱く響いた。

「･･･貴女とは 好みが合わないと思う。」

「だったら セイロン ならどぉ？
ディンブラでも ウバでも キャンディでも ギャルでもいい！
ルフナだって ヌワラエリヤだって いいのよ？」

「いや、せっかくだが私は ダージリンがいいんだ。
これ以上は求めないでほしい。」

「ニルギリや ドアーズなら･･･大丈夫でしょ？」

「いや、ドアーズ だろうが シッキム だろうが ジャワだって
ダメだ。私は数学者の誇りとしてダージリンを選んだのだから。」

「あぁ、、なんてこと？！　貴方が他を選んでくれないと
アールグレイ家の私とは一緒になれないのよ？！」

「すまない。　アールグレイ･･･
哀しいが、私たちの関係もこれまでとしよう。
わかって欲しい。」

永遠とも思える一瞬の間･･･
殺意が込められた彼女の瞳が私を射る！！

「いいわ。パパに言いつけてダージリン家と戦争よ！！
貴方を許さない･･･！！」

【開戦？】

（410字）

＊なんかよくわからない･･･二人のやり取りでしたが
どうか戦争だけは回避してください！！（笑）

＊このお話はフィクションであり、あらゆる人物、名称、出来事等とは
一切の関係がありません。

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＊こちらに参加させていただいてます。
今回のお題は　『数学ダージリン』
裏お題が・・・『枢軸マーガリン』でした。

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↑＊この作品、有料設定だったのですが、あまりにも読者の数が少なく、、
今回、note三周年を祝して無料設定に切り換えました。よろしかったら
見ていただけると幸せです。
長編なのでボリュームには自信があります☆（笑）