『親切な暗殺』③ #毎週ショートショートnote
*風のささやき
キミが辛い思いをしている時に
何もしてあげられなくてゴメンね!
キミが理不尽に閉じ込められて
やっとひとりになったから・・・
キミの居る地下室の上の住居に住む・・・
悪魔のような住人達には
《笑顔》のプレゼントだって渡さずに
家ごと無くしてあげる!!
だからもう少し待ってね。
嵐が治まった静寂の朝に きっと
キミの幸せが待つ扉が開くから☆
泣くことさえ忘れていたキミに
きっといつか
幸せの涙の溢れる日が
来るからね・・・!!
ボクが誰かなんて
気にすることはないよ?
今はただ
嵐の過ぎるのを待とうね。
オヤスミ・・・・・・☆
【未】
(245字)
*このお話はフィクションであり、実在の人物、風、出来事等とは
一切の関係がありません。
*こちらに参加させていただいてます。
今回のお題は 『親切な暗殺』
裏お題が・・・『新説なピン札』でした。
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