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88歳母。髪を切らせてくれた。今後恒例になるのかな。

母88歳。今年の夏には89歳をむかえます。
一人暮らし。
身の回りのことはたいていなんでも自分でやります。
会社員として仕事もしています。
現役女子社員。(というと恥ずかしがるけれど)
この歳でも働かせてくれる会社に感謝ですが
毎日出社し経理の仕事をしています。
いつ辞めても良い状況なのに好んで働いてます。

母に何かを提案すると、決まって
「歳がいったら考えるわ。」と返ってくる。
いや、じゅうぶん歳いってるよと言いたいところ
グッと飲み込み「そうだね」と返す。
そんな母が「美容院行きたいけど最近思うような形にならへんのよ」と遠回しにカットの希望を私に訴えているように聞こえたので
「私が切ろうか?」と言ってみると
「そうしてくれる?」と即答。
母は素直にこうして欲しいと言わないところがあるのでこっちで察するように心がけている。

出張散髪
そんなわけで美容師でも何でもない私が散髪用のハサミとクシ持参で母宅を訪問。散髪用のケープなんて気の利いたものはなくゴミ袋を首から巻き、セロテープで止める。足元には新聞紙。サクサクと切り進めて行く中でもスタイルの希望を一応聞きながら、希望に沿えているのかどうかわからないままカットを終え、えり足はシェーバーで剃り上げ完了。

母の感想
「まあまあやね。スッキリしたわ。」
絶賛はされなかったものの素人が切った割にはまずまずだったのかも。
今後恒例になる予感がします。

ご褒美
そして帰りにはちみつを手渡され、ちょうど欲しいと思っていたものをさりげなく渡してくれるのも「さすが」と母に感じるところです。


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