KAZEHIME?!

TRANSFORMATIONシリーズ、TIME PACKING PROJECT、AIR…

KAZEHIME?!

TRANSFORMATIONシリーズ、TIME PACKING PROJECT、AIR STAGE WORKS など、作品づくりを通じて考えたことを 書いています。もちろん、大事にしてきたAIR流からだほぐしやワークショップ、ラボやセッションなどについても。

最近の記事

触っているのか 触られているのか

AIR流からだほぐしショートバージョン  意識呼吸の次は、足の裏のマッサージです。 マッサージする部位として、裏をとにかく大事にしたい。 表を支えているのは、裏なのです。 足裏の接触だけで、私たちは立ち、歩いているという驚異! 自分の足を触りながら、触る感じのみならず、触られている足裏の感じへ、スイッチをしながら、自身の感覚するバランス(能動と受動)を知る。 どちらかしか感じられない人は、もう一方の感覚を使うようにしてみる。 どちらかが強く感じてしまう人は、もう一方の

    • とめないで

      息づかいによって、無理なく動きの質を変えることができる。 振りを伝えるときに、オノマトペ(動きのニュアンスを表す)を 発するようにしていて、気づいた。 力動的軌跡を含む容(かたち)を作るには、 息づかいへの意識は、とても大事。 呼吸の微妙な調整で、ムーブメントの軌跡は変化し、可動域もひろがる。 ゆっくりと動きながら、吐く息を音にしていく。

      • すってはく

        無意識で、いつもは行っている呼吸ですが( ^ω^)・・・ ゆっくりと丁寧に、鼻から吸って、口から吐く。 吐くときには、歯の間から「ス~」と音をたてる。 AIR流からだほぐしの最中、ずうっと続ける全身運動を、 意識呼吸と名付けました。 息を吸うときにおなかをフワッとふくらめ、 吐くときには、おなかの内側を縮めるようにする。 寝転がってやってみると、とてもわかりやすい。 意識呼吸で、いらないものを出し、必要なものを吸収する。 新陳代謝が促進されて、お風呂入った後のような

        • ひびきの空き地

          構成・音楽編集・パフォーマンス:風姫 第12回京都国際インパクトアートフェスティバル(1991年9月25~29日) 京都市京セラ美術館    主催:京都国際芸術センター 映画館裏の空き地は、子供のころのお気に入りの遊び場でした。 そこに行くと、上映中の映画の音(音楽や声)が聞こえてきます。 時のたつのも忘れて、ひろがるイメージの世界を楽しみました。 この作品は、場との交感から生まれた物語や幻景を表現しようとはじめた TRANSFORMATIONシリーズの3作目です。

        触っているのか 触られているのか

          ゆっくりと ていねいに

          一緒にからだほぐしをしてみると、人によって、動きのスピードや、 タッチの仕方が、こんなにも違うんだと気づく。 「ゆっくり」や「ていねい」が、その人なりを映す。 ゆっくりを数値化して、動きを伝えるやり方もあるけれど・・・ AIR流では、個人差を大切に扱う。 その人にとってのゆっくりは、いつもより、明らかにゆっくりなのだから。 が、その上で、あまりに早い「ゆっくり」や、まだまだ雑な「ていねい」を からだほぐしや表現を通じて、時間をかけて変化させていく。 自分自身に対しても

          ゆっくりと ていねいに

          いっぽんいっぽん

          寝不足が続いて、お疲れモード。 こういう時にこそ、からだほぐしをやってみる。 ゆっくりとした意識呼吸を続けながら、左足の指をまわしはじめると 頭の中で何かがピキピキっと、つながるような気がした。 実際、音もしたような・・・ 血流がよくなり、気がめぐる。 見えない何かが、機能を調整しはじめる。 こことあそこは、つながっているんだなあ~。 なるほどな~と感じ入ったり、 ハッと驚いたり、

          いっぽんいっぽん

          ゆびから

           表現の時間のはじまりに、ゆっくりと、からだをほぐす。 意識呼吸を続けながら、親指から小指まで、ゆっくり時間をかけて、 ひっぱりながら回していく。 片方の手で、指の根元をしっかり押さえ、もう一方の手で足指の腹を しっかりつまんで動かす。 どこかを使いすぎて、もしくは使わなすぎて、固まっている身体にとって、 カラダの先端である指は、とっても大事な部分なんだと思う。 ていねいに触ることによって、からだの隅々まで血が巡り、 滞りが解けていく。 足の指と手の指が出会うとき、至福

          五本指ソックス「Q」

          足元は、とっても大事だ、と、思うのです。 未来に続く旅の友 たびはみちづれよはなさけ 刺繍された「Q」と一緒に、出発したいと思っています。

          五本指ソックス「Q」